1週間を振り返る(東京都心周辺)
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。
ひさびさのパーフェクトきたー!
先週は、晴れなら晴れ、雨なら雨と、分かりやすい天気の毎日。おかげで予報はバッチリ。7日間とも当たりで、かなりひさびさのパーフェクト達成!
あぶなかったのは週末。台風22号のコースがなかなかさだまらず、雨がどうなるかと思ったが、けっきょく台風が近づいてきて雨雨雨の週末に。
予報はバッチリだが、「また週末に雨かよー」という声が、四方八方からチクチク刺さる。予報が当たってもあまり感謝されない、予報士のツラい週末。
これで次の週末も雨だったら…。しかも、予報にシビアな声が飛んできやすい3連休…。予報が簡単な秋晴れを期待したいのだが、そうはいかなそうでして…。
あぶなかったのは週末。台風22号のコースがなかなかさだまらず、雨がどうなるかと思ったが、けっきょく台風が近づいてきて雨雨雨の週末に。
予報はバッチリだが、「また週末に雨かよー」という声が、四方八方からチクチク刺さる。予報が当たってもあまり感謝されない、予報士のツラい週末。
これで次の週末も雨だったら…。しかも、予報にシビアな声が飛んできやすい3連休…。予報が簡単な秋晴れを期待したいのだが、そうはいかなそうでして…。
パーフェクトがあまりにひさびさすぎて、笑顔がちょっとぎこちなく見える?写真は使いまわしですが。
【今週のみこみ】3連休に低気圧が発生すると、やっかいなことに
「台風が通りすぎたら秋晴れがつづきます」と、先週の21号のときに言ってたけど、けっきょく長くはつづかず。
台風22号が通りすぎた今度こそ、今度こそ、大きな高気圧がきて秋晴れがつづく!
と、思っていたら、3日(金曜・文化の日)あたりから、あやしい感じに。高気圧が、そのころに息切れしそうだ。
台風22号が通りすぎた今度こそ、今度こそ、大きな高気圧がきて秋晴れがつづく!
と、思っていたら、3日(金曜・文化の日)あたりから、あやしい感じに。高気圧が、そのころに息切れしそうだ。
3日(金)~4日(土)まで高気圧は力をキープできず。雲が広がりやすくて、雨の降る可能性も。
もし、本州のすぐ南に低気圧が発生すれば、雨雲は北へ拡大。3日~4日は、本州のあちこちで雨が降ることになる。
週末の雨は本気でかんべんしてほしいが…結果は低気圧しだい!
週末の雨は本気でかんべんしてほしいが…結果は低気圧しだい!
今週の格言
『台風のコースは21号より22号のほうが少し南に。台風が北へ上がれなくなると、秋は深まっていく』
『台風のコースは21号より22号のほうが少し南に。台風が北へ上がれなくなると、秋は深まっていく』
詰め天気
前回(10/16)の出題は、「この天気図のときに起こったことはどれでしょう?」でした。
選択肢はこの4つ。
1)秋なのに東京に黄砂が飛んできた
2)秋なのに大阪で雪が降った
3)冬なのに札幌で25℃を超えた
4)冬なのに山形で大雨が降った
選択肢はこの4つ。
1)秋なのに東京に黄砂が飛んできた
2)秋なのに大阪で雪が降った
3)冬なのに札幌で25℃を超えた
4)冬なのに山形で大雨が降った
2010年11月12日。気象庁天気図。
正解は「1)秋なのに東京に黄砂が飛んできた」でした。
黄砂を運んできたのは、北海道付近にある低気圧です。その西側、中国の北部では低気圧が東へ進んでいて、中国北部から低気圧が来る流れになっていることが分かります。
中国の北のほうで低気圧が発生すると、上昇気流が黄砂を巻き上げることがあります。その黄砂が、上空の西風に乗って、低気圧の移動とともに日本へやってくることがあるんですね。低気圧や寒冷前線のうしろ(西)に、黄砂が広がる形となります。
季節としては、春が突出して多いのですが、秋や冬に飛んで来ることも時々あります。夏は、黄砂が大陸で巻き上げられにくく、上空の西風も弱いため日本には飛んできません。
「低気圧は黄河流域の砂を舞い上げ,寒冷前線に向かって強い風が吹き付ける際に黄砂現象を起こしたのでしょう。(かまきりさん)」
おみごと!
「高気圧は右回転、低気圧は左回転で風向きを予想してみると、中国方面からの黄砂の可能性が高いと判断しました。(Fleurさん)」
ナイス判断です!
「東京は前線通過後、北西の風で乾いていそう。西の高気圧が持ってきた黄砂が降る可能性は大きい。(ばうむさん)」
そうなんです、西からの風がポイントなんですよね。
今週の定石はこちら。
黄砂を運んできたのは、北海道付近にある低気圧です。その西側、中国の北部では低気圧が東へ進んでいて、中国北部から低気圧が来る流れになっていることが分かります。
中国の北のほうで低気圧が発生すると、上昇気流が黄砂を巻き上げることがあります。その黄砂が、上空の西風に乗って、低気圧の移動とともに日本へやってくることがあるんですね。低気圧や寒冷前線のうしろ(西)に、黄砂が広がる形となります。
季節としては、春が突出して多いのですが、秋や冬に飛んで来ることも時々あります。夏は、黄砂が大陸で巻き上げられにくく、上空の西風も弱いため日本には飛んできません。
「低気圧は黄河流域の砂を舞い上げ,寒冷前線に向かって強い風が吹き付ける際に黄砂現象を起こしたのでしょう。(かまきりさん)」
おみごと!
「高気圧は右回転、低気圧は左回転で風向きを予想してみると、中国方面からの黄砂の可能性が高いと判断しました。(Fleurさん)」
ナイス判断です!
「東京は前線通過後、北西の風で乾いていそう。西の高気圧が持ってきた黄砂が降る可能性は大きい。(ばうむさん)」
そうなんです、西からの風がポイントなんですよね。
今週の定石はこちら。
今週の定石
『中国の北部から北海道あたりに低気圧がくると黄砂が飛ぶことがある』
『中国の北部から北海道あたりに低気圧がくると黄砂が飛ぶことがある』
今回、正解したみなさんはこちら。
かまきりさん、Don Ricardoさん、ばうむさん、雄大積雲さん、Fleurさん、ベルヌーイさん、トムさん、酔渓さん、みゅーさん、naraoさん、ずん先生の母さん、メロポンさん。
正解したみなさん、おめでとうございます!
今週の問題はこちら。
かまきりさん、Don Ricardoさん、ばうむさん、雄大積雲さん、Fleurさん、ベルヌーイさん、トムさん、酔渓さん、みゅーさん、naraoさん、ずん先生の母さん、メロポンさん。
正解したみなさん、おめでとうございます!
今週の問題はこちら。
今週の問題
この天気図のときに起こったことはどれでしょう?
ヒント
・まずはノーヒントでいってみましょう!
<答えはこの4つのどれかです>
1)11月なのに東京でふぶきになった
2)11月なのに大阪で雪が降った
3)11月なのに東京で熱帯夜になった
4)11月なのに大阪で30℃を超えた
解答はこちらから↓
2)11月なのに大阪で雪が降った
3)11月なのに東京で熱帯夜になった
4)11月なのに大阪で30℃を超えた
解答はこちらから↓
理由などとともにお願いします。
正解は再来週(11/13)に!
正解は再来週(11/13)に!
編集部より:増田さんへの質問を募集しています。投稿はこちら。