「造詣」は正しくは「ぞうけい」が正解なのだが、「ぞうし」が誤りだとわかっている今も、つい頭の中では「ぞうし」と読んでしまう。そうした、誤りだとわかっているのについそう読んでしまう言葉を、私は勝手に「それっぽい誤読」と呼ぶことにした。汎用の「ぼんよう」も、造詣の「ぞうし」も一瞬それっぽいんだもの。
ライター陣の「それっぽい誤読」
何卒(なにとぞ)
編集部藤原さんのそれっぽい誤読。
何卒(なにとぞ)と読むのはわかっているけど、頭の中で「なにそつ」と読んでしまうと聞いて「あーっ!」となった。今までそんな発想なかったけれども、これからはわかっていても「何卒」を頭の中で「なにそつ」と読んでしまいそうだ……。
何卒(なにとぞ)と読むのはわかっているけど、頭の中で「なにそつ」と読んでしまうと聞いて「あーっ!」となった。今までそんな発想なかったけれども、これからはわかっていても「何卒」を頭の中で「なにそつ」と読んでしまいそうだ……。
改竄(かいざん)
編集部林さんのそれっぽい誤読。
林さんは「多分竄の字が鼠(ねずみ)っぽいから頭の中でチュウって読んじゃうんだと思う」と言っていた。鼠の鳴き声だ。でもなんかわかる……! 改竄の「ざん」の字は難しいので、「改ざん」と書かれることが多いのだがすごい鼠っぽい漢字だったのね。
林さんは「多分竄の字が鼠(ねずみ)っぽいから頭の中でチュウって読んじゃうんだと思う」と言っていた。鼠の鳴き声だ。でもなんかわかる……! 改竄の「ざん」の字は難しいので、「改ざん」と書かれることが多いのだがすごい鼠っぽい漢字だったのね。
相殺(そうさい)
ライター北向さんのそれっぽい誤読。
相殺(そうさい)は「あいさつ」と読みたくなりがち。わ、わかる。相殺という言葉自体はお互いに打ち消し合っている殺伐感のある漢字だが、「あいさつ」と誤読したとたんに緊張感がなくなっていいと思う。
相殺(そうさい)は「あいさつ」と読みたくなりがち。わ、わかる。相殺という言葉自体はお互いに打ち消し合っている殺伐感のある漢字だが、「あいさつ」と誤読したとたんに緊張感がなくなっていいと思う。
備忘録(びぼうろく)
ライター井上さんのそれっぽい誤読。
備忘録(びぼうろく)だけどつい「ぼうびろく」と頭の中で読んでしまうと聞いて思いだしたことは、小さい頃、は「エレベーター」と言えなくて、「エベレーター」って言っていたということ。いつ頃ちゃんと言えるようになったのかって本当に覚えていない。ちなみに今は「忘備録(ぼうびろく)」という単語も、収容語数の多い辞典なら載っているんだそうだ。日本語難しい……。
備忘録(びぼうろく)だけどつい「ぼうびろく」と頭の中で読んでしまうと聞いて思いだしたことは、小さい頃、は「エレベーター」と言えなくて、「エベレーター」って言っていたということ。いつ頃ちゃんと言えるようになったのかって本当に覚えていない。ちなみに今は「忘備録(ぼうびろく)」という単語も、収容語数の多い辞典なら載っているんだそうだ。日本語難しい……。
「それっぽい誤読」送ってください
あなたのわかっているのについ読んでしまう、「それっぽい誤読」教えてください! つい読んでしまって恥ずかしくなることは誰にでもあるとわかったので、ぜひみんなで共有しましょう。
以下のフォーム、もしくはハッシュタグ #それっぽい誤読 でツイートしてください。お待ちしています!
以下のフォーム、もしくはハッシュタグ #それっぽい誤読 でツイートしてください。お待ちしています!