1週間を振り返る(東京都心周辺)
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜に
こちらでやってます。
大大大苦戦の一週間でした
天気予報って、こんなにむずかしかったのか…。そう思い知らされた先週の予報。いつもは簡単にできることができなくなって、スランプにおちいったスポーツ選手の気持ちがちょっとだけ分かった。
ただ、スランプというよりは、先週はとにかく相手が手ごわかった。夏の高気圧が貧弱なせいで、雨雲があちこちで発生。雨に振りまわされた。
一日しっかり降りつづいてくれれば、まだ予報はラクだが、雨雲が細かいせいで、場所がしぼりづらいうえ、降る時間も短く、時間もしぼりづらかったのが苦戦の原因。
雨よ、チマチマと降らないで、降るならもっとハッキリ降れ!と思っていたら、土曜は夜の雨がなかなか止まず、日曜も朝からの雨がなかなか止まず…。
ヘンなことは思わないほうがよかったと後悔しているうちに先週は終了。大惨敗。
顔を表にさらせないような成績でした。
【今週のみこみ】台風5号、動きがまだ読めません
夏の高気圧の不調がつづき、日本列島はスキだらけ。台風5号は、北に向かって進むコースをとりそうだ。
夏の高気圧がしっかりしていると、そのまわりの風に流されて台風の進路が定まるが、今回のように高気圧のまわりの風がハッキリしないと、台風の進みはゆっくりに。
自転車でゆっくり進むとフラフラしやすいのと同じように、台風もゆっくりだと進路がフラフラする。
今週も、台風5号はまだ本州の南海上でフラフラしそうで、行く末が定まらない。ただ、早ければ週末にも、遅ければ来週に、九州~本州のどこかには近づきそうだ。
台風5号の進路を左右する東西の高気圧。
カギをにぎるのは、弱々しく、東西に割れている夏の高気圧。
東の高気圧が強ければ、西日本へ台風を押し、西の高気圧が強ければ、東日本へ台風を押す。
台風がどちらへ向かうのか、結果は来週!
今週の格言
『台風は自らの意思が弱く、周りがしっかりしてないと進路がフラフラする』
「梅雨前線が南下して東京ではこれから1週間曇りの予想です。これって梅雨明け宣言撤回の可能性ありですか? また前線が停滞したり行ったり来たりした場合、いつごろから秋雨前線に名前を変えるのでしょうか?」
今年は7月23日頃から梅雨前線が戻ってきて、関東では曇りや雨の日が多くなっています。
これを「梅雨」あつかいとするのか、それとも「梅雨は明けたけど、夏が不順だった」とするのか。判断がむずかしいですね。
個人的には、7月5日頃からずっと晴れて暑かったので、そこを梅雨明けとして、7月終わりは「南海上の台風の影響もあり、夏が一時的に不順だった」としておくのが良い気がしています。
…と書きはじめたんですが、最新データでは、台風5号の動きがもたもたしていると、この先もグズグズ天気がつづく可能性が…。
そうなると、梅雨明け撤回の可能性もゼロではなく…。すべては台風5号がカギをにぎります。
ちなみに、秋雨前線については、特に決まりはないですが、立秋(今年は8月7日)をすぎたら秋雨前線と呼んでいる人が多いですね。
同じものなのに、立秋までは梅雨前線、立秋をすぎれば秋雨前線。
初ガツオとして北上して、戻りガツオとして南下するカツオのような前線なので、別名、カツオ前線とも言われます。
…すみません、いま勝手に考えた呼び名です。この呼び名、流行らせようかな…流行らないか。
詰め天気
先週の問題は、
こちらでした。正解と次の問題は、来週アップします!
追加のヒントは、「解答の1)~4)の選択肢のようなことって、過去に起こったことありますか?」です。
すでに解答をいただいたかたでも、答えを変更してOKですよー。
解答はこちらから↓
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