ダイエーのわくわくらんど
私の街はというと、ダイエーというデパートにあった、「わくわくらんど」(仮名)というゲームセンターにたまっていました。ゲームをしては喋って、喋ってはゲームをして、今思えばサウナと水風呂を繰り返しているようだった。「メダル落としのゲームを揺さぶりすぎてブザーが鳴ったから逃げた」が、「ワルあるある」として語られたと記憶しています。
…当時聞いた話をそのまま書いたけど、さすがにひどいな。「メダル落としのゲームを揺さぶりすぎてブザーが鳴ったから逃げた」って。思考が感じられない。
友人にも聞いてみたところ、驚きの回答が。
…当時聞いた話をそのまま書いたけど、さすがにひどいな。「メダル落としのゲームを揺さぶりすぎてブザーが鳴ったから逃げた」って。思考が感じられない。
友人にも聞いてみたところ、驚きの回答が。
ポートアイランドのダイエーのゲーセンです。
中学校の隣にダイエーがあったので、だいたい悪いヤツはそこで買い食いして帰ってました。
なぜ、ダイエー…。
ワルの生態学みたいになってきたぞ。
そのほか、こんなエピソードも。
ワルの生態学みたいになってきたぞ。
そのほか、こんなエピソードも。
東名高速の高架下です。塾帰りに立ち寄っていたら、シンナーを吸ってる高校生(?)に目をつけられて絡まれました。私の父が警察官なのでダッシュで呼びに行って退治してもらいました。
退治って!妖怪か。警棒を振り回しながら「コラー!お前らー!」と走ってくるお父さんが思い浮かびました。それにしても、親が警察官って最強ですよね、どんなヤンキー校に行ってもアンタッチャブルな存在になれますよ。
ワルがたまる場所、デイリーのライター陣にも聞いてみました。
ワルがたまる場所、デイリーのライター陣にも聞いてみました。
「もみじ公園」という中学校の裏手の小さな公園にヤンキーがたむろしていました。その近くには「VAN(バン)」というパン屋があってヤンキーに憧れて弟子入りした「パシリ」たちが通称「VANパン」と呼ばれるオリジナルパンを買いに行かされていました。
伊藤健史
伊藤健史
「VANパン」のパワーワード感すごい…!「アンパン」がシンナーの隠語なだけに、ワルたちが「あのVANパンがたまんねぇんだよな」とか言っていたら、治安に不安を覚える自信があります。あと、きっとないと思うけど、今の店長が「オレ、もともともみじ公園でたむろしていたヤンキーなんです」とか言い出したら個人的にはもう感動です。
このほか、「ズボンの裾をまくったり髪を染めたりジェルやムースをつけることが出来るのはヤンキーと関係者(親族など)のみで、かえって風紀の向上に貢献していた」とのこと。統率者に都合のいい階級制度じゃねぇか。
このほか、「ズボンの裾をまくったり髪を染めたりジェルやムースをつけることが出来るのはヤンキーと関係者(親族など)のみで、かえって風紀の向上に貢献していた」とのこと。統率者に都合のいい階級制度じゃねぇか。
スリーエフという神奈川のローカルコンビニというのがローカル感が出てていいかなという感じですねー!あと、めっちゃ大きい、緑がもさもさしている公園にヤンキーがたまっていて、「夜はその公園一人で通るな、引き込まれるぞ」みたいな扱いでしたね。
井口エリ
井口エリ
>引き込まれるぞ
あはは!もはや地縛霊扱い!!最長年の老婆にしゃがれ声で言われてそう。
闇夜からぬーっと無数の手が伸びて、口に煙草をくわえさせられて火を付けてくれる霊かも。霊になっちゃった。
あはは!もはや地縛霊扱い!!最長年の老婆にしゃがれ声で言われてそう。
闇夜からぬーっと無数の手が伸びて、口に煙草をくわえさせられて火を付けてくれる霊かも。霊になっちゃった。
地元のでかいバス停の駐輪場によく溜まってました。自転車を取りに行くときに睨みを効かせてくるんですけど特に実害があった覚えはなくて、カップルで通ると冷やかされたりするみたいでした。田舎の田園地帯なので交通の要所に陣取らないと人通りがなくてたむろし甲斐がなかったのかもしれないですね。
石川大樹
石川大樹
人通りのあるところにたまるという傾向がいいですね。確かにただ田んぼの脇にうんこ座りしているだけだと、本当にうんこしてるのかな?って思いそう。睨まれたら「あ、本当にしてたのか、ごめんごめん」みたいな。
睨みを利かせてくるけど実害がないというところ、人に感応して光を当ててくるけどそれ以上は何もしない街灯装置みたいで、はたらく機械感あります。
睨みを利かせてくるけど実害がないというところ、人に感応して光を当ててくるけどそれ以上は何もしない街灯装置みたいで、はたらく機械感あります。
りんりん屋。倉吉の白壁土蔵群にあった中古ゲームショップで、無料のゲーム機が置いてあった。今は観光地化されてお土産屋になっていた。
西村まさゆき
西村まさゆき
そういえば、観光地のワルってどこにたまればいいんでしょうね。修学旅行でやってくる他校とひと悶着起こすには常に困らない環境だろうけど(いや困るけど)。
地下道にたまっていました。あと池のまわりにもいました。
安藤昌教
安藤昌教
地下道に悪い中学生がたまってるから通るなと幼稚園~小学生のときに言われていました。幼心に悪い中学生ってなんだ…と思ってました。
さくらいみか
さくらいみか
橋の下とか海岸とかで不良たちがタバコ吸ってました。あと無人の神社。お店とかゲーセンとか無い町だったので行くとこないんでしょうね。
松本圭司
松本圭司
地下道とか海岸とか神社とか、どれも心霊スポットっぽい。肝試し的な心霊エピソードにはだいたいワルが絡んでいますが、ひょっとすると彼らは引かれ合っているのか。引き込まれるという表現も地縛霊に対するそれのニュアンスで合っているのかもしれない。老婆は正しかった。そうでなければ、ワルとはポケモンのような存在だ。
「ワルがたまる場所」を募集します!
という訳で、みなさんの地元の「ワルがたまる場所」を教えてください!地元の人にしか分からないような固有名詞大歓迎です。場所自体がユニークでもおもしろいものもよし、なにかエピソードがあるともう最高です。ワルだった方自身からの投稿もお待ちしております。個人的に、睨みを効かせるときに何を思っていたのかが知りたいです。