立ってる姿がかわいい
カワウソはよく立ちます。
ちょっと前にレッサーパンダが立つって大人気になったけど、カワウソが立つ姿も驚異的にかわいいのです。
知っていましたか。
はい、フォーリンラブ。恋は突然落ちてきます。(市川市動植物園)
どうですか。
この背筋、表情、頼りない手。パーフェクトと言っていい完璧さ。
プランターに添えた手が可愛すぎる。(サンシャイン水族館)
自分が生まれて初めて立った日のことを覚えていますか。きっと両親は忘れません。
カワウソの立ち姿は立ち上がる赤子のような良さがあります。
一生懸命さです。
背伸びしておもちゃをもらう姿がすごい。
「ん?」って感じで立つのがかわいい。(市川市動植物園)
しっぽで支えてるのがとてもいい。
お散歩中のカワウソが、ケージに入ってるカワウソに向かってキューキュー鳴いてる様子。(サンシャイン水族館)
2頭そろって立つとミーアキャットみたいですね。(上野動物園)
ミーアキャットの立ち姿もいいものです。(市川市動植物園)
しっぽを支えにして三脚みたいに立つ。
手を使ってものを食べるのが良い
カワウソはごはんを手に持って食べます。なんなんですか、もう。
魚を両手でしっかり持ってかじる。(上野動物園)
可愛いだけでなく、魚の食べ方に野生を感じます。かっこいい。
殻付きの落花生を洗いながらたべてるとこ。
皆さん知ってましたか、カワウソは手をよく使います。それはもう、感心してしまうレベルです。
地面に食べ物が落ちていたら直接口をつけて食べがちな動物業界において、1つずつ手に取って食べるのです。
すごい。
猫の餌(カリカリ)を手で持って口に入れる。地べたから直接口で食べることはしない。(市川市動植物園)
手を上手につかう。カワウソがこれほど手を使うって知ってましたか。
気まぐれカワウソモード
カワウソは気まぐれなところもかわいいのです。
飼育員のお姉さんからおもちゃを渡されて、遊ぶのかと思ったらいきなり放り投げたりします。なんですか、その自由さは。
おもちゃを受け取るカワウソ。(サンシャイン水族館)
跳ねて受け取ったりする。やべー。
そして放り投げる。
何種類かのおもちゃを渡されて、ことごとく放り投げてお姉さんが困っていました。
そんなのアリですか。アリです。カワウソなら。
カワウソと握手
カワウソと握手出来るという場所がちらほらあります。例えば市川市動植物園もその一つです。
コツメカワウソには、岩などの隙間に手を突っ込んで餌を取るという習性があるそうです。
カワウソの絵が可愛い。(市川市動植物園)
でも、握手してくれない。
カワウソ舎の中にお立ち台があって、たまにカワウソが上がってきてました。
お立ち台には手を出せるパイプが2つありました。
そこで、握手を求め手を出して待っていても全然握手してくれません。
どういうこと?
食事タイムのあとだけ手を出すのだった
午前中はいくら待っても無視されました。
でも、13時半のごはんタイムが終わって、飼育員のおじさんがこちら側に来るとパイプから手を出して握手してくれました。
ご飯を食べ終わると手を出してくれるようになった。
飼育員のおじさんは、猫のカリカリを僕らの手の上においてくれます。
その手を差し出すと、カワウソが手を出し、カリカリを取って食べる。一瞬カワウソの手に触れる。
そういうシステムだったのです。確かに習性を利用してる!
(カワウソから見ると)ごはんの後パイプに手を突っ込むとカリカリが食べられるというシステム。
30分くらいこうしてカリカリを食べ続けたのだった。
園によっては、カワウソがパイプに両手を突っ込むと飼育員さんが口にカリカリを入れる、みたいな妙なシステムになってるところもあると聞きます。
それはさすがに『パイプに手を入れる』が芸になりすぎてて変だけど、市川市動植物園は習性を生かしてる感じで好感が持てます。
活発にうごく様子がかわいい
動物園の動物って延々同じ行動を繰り返したりしがちで、たまにちょっと悲しい気持ちになりますが、カワウソはちょっと違います。
ランダムに超活発です。
水に飛び込むカワウソ。(市川市動植物園)
泡を引きながら潜る。かっこいい。
一生懸命顔を上げて泳ぐ姿に胸キュン。
すいー。
英語でカワウソは『Otter』。ラッコは『Sea otter』。
いいですか、カワウソはみんな大好きなラッコの仲間です。
分類としても、どちらも『イタチ科- カワウソ亜科』です。当然仲間であるカワウソも人気があってしかるべき可愛さなのです。
息継ぎ。
大真面目に泳ぐ。
水のパイプを通っていく。(上野動物園)
小学生に混じって見つめる妻。
上野動物園のユーラシアカワウソのケージ。アクリルの箱で檻内と繋がってる。
忙しく泳いだり、もちろん走ったりする姿がとてもかわいいのです。
あー、いそがし、いそがし!って感じ。(市川市動植物園)
時々背面エビ反りになったりする。(上野動物園)
水中でくるくる回るのを陸上でもやってるみたいな動き。
実際にくるくる回るカワウソ。(多摩動物公園)
歩くかどうかも気まぐれ
リードを付けられて散歩していたカワウソ、いきなり歩くのをやめちゃったりもします。
歩いていたかと思ったら。(サンシャイン水族館)
寝転がる。
動かなくなる。
そしてこの足である。
レッサーパンダのダレ具合も好きだが。
次のページでもカワウソの可愛さを紹介します。流しカワウソも出てきます。
流しカワウソってなんだよ。
流しカワウソ
千葉の市川市にある市川市動植物園の名物は流しカワウソだそうです。とても見たくなるネーミングですね。
行ってみると、どういう経緯で流しカワウソに至ったのかというパネルがありました。
夏っぽいイメージだが1年中やってる。市川市動植物園は入場料大人430円と激安。
雪の滑り台を作ったら遊んだので、パイプで遊べるようにしたのだそうです。
野生のカワウソが雪の上を滑る動画を見たことがありますが、生でそれを見られたということでしょうか。
千葉に大雪が降ったら是非見に行きたいものです。
手作りしたという流しカワウソシステムの全貌がこちら。
これが流しカワウソの設備。オール塩ビ管。
しばらく見てると、確かにパイプの水をかき分けて遊んでいました。
流しカワウソっていうよりは、雨どいを走るカワウソって感じだけど、かわいいから良い。
水しぶきを上げて走るカワウソがかっこいい。
カワウソは遊び好きみたいで、起きてる間はずっとあちこちで遊んでいます。
なんなんですかね、この可愛さは。
流し的には逆流しながら走る。
ざっぱーって泳ぐ。ダイナミック。
ドヤ顔。
急にやめちゃったりする。
集団でいるのが可愛い
カワウソは縄張り意識が強い動物だそうですが、仲良しの個体は寄り添っています。
この表情である。(多摩動物公園)
思わず『こっち見んな』って言いたくなる。
暖をとっているんでしょうか。
麻袋から顔を出す。この表情、ホントなんなの。
左右の使い魔を飛ばす術者みたいなカワウソ。
狼も集団行動するが、こちらはかわいいというよりは、かっこいい。
寝るときはみんなで丸まる。(サンシャイン水族館)
移動用のパイプを3頭そろって歩く。
仮設のケージだったけどエアコン完備。
去年(2016年)の11月はこういう仮設ケージでした。
色んな表情のカワウソ
カワウソは表情が豊かです。それも大きな魅力なのです。人間でもモテる人は表情が豊かです。そういう仕組みなのです。
なんか鳴いてた左のカワウソ。バカボンみたいな顔してる右のカワウソ。どっちも良い。(多摩動物公園)
麻呂っぽい眉毛(?)と緩い口元が良い。
なんでしょうかね、この表情は。
大あくび。右はまたすっとぼけた顔して。
うんちしてるとこを激写。なんて顔してやがんだ。
動画もどうぞ
カワウソはやっぱり動いてるのが可愛いので動画を用意しました。
すぐにカワウソを見に行ってほしい
どうですか、カワウソを見に行きたくなったでしょう。サンシャイン水族館、上野動物園、市川市動植物以外でも、小さな動物園にもカワウソはいます。
近所の動物園にいるか調べて、カワウソがいるなら行くべし!行くべし!