1週間を振り返る(東京都心周辺)
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜に
こちらでやってます。
先週は5勝2分けの成績でした
先週の予報はまずまずだったが、当てきれなかったのが水曜(17日)と木曜。
水曜は、雨の可能性を見ていたが、けっきょく降らず。ちょっと保険をかけすぎたか。
ただ、天気予報は、きわどいところをギャンブル的に当てにいくより、大ハズシをしないことが鉄則。これも予報技術のうち。
…と、えらそうに言っても、ちょいハズしたことに変わりなし。カバンに入れた折りたたみ傘がムダになった人、ごめんなさい。ぼくもその仲間です。
木曜は、午後の雨は当てたものの、そのあと急に晴れてくるところまでは読みきれず。
雨上がりに晴れて、「やった」と思っている人がほとんどのなかで、チッと舌打ちする予報士。晴れなければ当たりだったのに!
先週の水曜・木曜は、予報がちょっとむずかしめだったんですよ。大ハズシはしなかったし、ゆるして!
【今週のみこみ】暑さは週の後半には落ち着くはずですが…
週末から一気に暑くなったのは、先週の記事の予想どおり。
ただ、35℃をこの時期に超えたところがあった(群馬県の館林)のは、ちょっと驚いた。大きな高気圧におおわれて、よく晴れたので、じっくりコトコト空気が暖められて、気温が日に日に上がった。
高温のピークは越えつつあるが、このまま沈静化するか、気温が再び上がるか。カギをにぎるのは天気。
24日(水)の雲(白色)と雨(青や黄色)の予測。こんな感じになるか?
今のところ、水曜(24日)~金曜(26日)に、曇ったり雨が降ったりして、気温は落ちつく予測。
もし、その予測がハズれて晴れつづけてしまうと、またぐんぐん気温が上がって、30℃級の暑さがやってきてしまう。
どっちに転ぶか、結果は来週!
今週の格言
『天気予報は、きわどいところをギャンブル的に当てにいくより、大ハズシをしないことが鉄則』
気象予報士には、予報を出すテリトリーがあるのでしょうか。気になっています。 例えば、西日本の予報が強いとか、北海道の気象予報プロだとか。 また、国境を越えて、海外の予報も担当する日本の予報士の方はいるのでしょうか。(逆に、海外で、日本担当の方もいらっしゃるのでしょうか。)
まず海外の予報については、顧客に向けて、ピンポイントで出す場合があります。
今は、世界中の気象予測をコンピューターがはじき出してくるので、それをもとにすれば出すことができるんですね。
ただ、海外のある場所だけをずっと担当しつづけている人というのは、あまり聞かないですね。海外で日本の予報を担当している人というのも、例は多くないと思います。
国内については、気象庁から予報の許可をもらっている範囲であれば、どこでも予報ができるので、明確なテリトリーというのはないですね。
ただ、その土地に住んでいて、地形や天気の特性を熟知している人が、強いとは感じます。
それで、住んでいる土地の予報を出すことが多くなるんですよね。みんな自負をもって予報を出しているはずです。
なので、遠くの地域にいる人が、自分が予報している地域のことを、知ったように予報していたら、やっぱりちょっとイヤ…かな。
ぼくも、その土地の予報士がいる前で、その土地の予報を詳しくやるのは気が引けるし。
やっぱり、「無言のテリトリー」みたいなのはあるかもしれませんね。
詰め天気
先週の問題は、
こちらでした。正解と次の問題は、来週アップします!
追加のヒントは、「“関西で”薄い雲が出る天気図」ですよー。
解答はこちらから↓
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