1週間を振り返る(東京都心周辺)
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。
残念!箱根ブロックが効きすぎました
先週は、ほとんど当たりの一週間。
唯一、当てきれなかったのが水曜(26日)。夕方から降ってくると見ていた雨が、夜遅くまでなかなかこなかった。
雨雲は予想どおり関東へ押し寄せていたが、西側の山地の食い止め(通称、箱根ブロック)が効きすぎた。
箱根ブロックのおかげで雨に濡れずに帰宅できた人が多いなか、邪魔しやがってと舌打ちしていた気象予報士がいたことを、報告しておきます。
ちなみに、同じ水曜に、はるか南の太平洋では、今年の台風1号が発生。日本に直接の影響がなく、発生の時期もふつう。あまりにニュース性がない台風ができていたことも、合わせてここに報告しておきます。
唯一、当てきれなかったのが水曜(26日)。夕方から降ってくると見ていた雨が、夜遅くまでなかなかこなかった。
雨雲は予想どおり関東へ押し寄せていたが、西側の山地の食い止め(通称、箱根ブロック)が効きすぎた。
箱根ブロックのおかげで雨に濡れずに帰宅できた人が多いなか、邪魔しやがってと舌打ちしていた気象予報士がいたことを、報告しておきます。
ちなみに、同じ水曜に、はるか南の太平洋では、今年の台風1号が発生。日本に直接の影響がなく、発生の時期もふつう。あまりにニュース性がない台風ができていたことも、合わせてここに報告しておきます。
笑顔ですが、パーフェクトを逃したので裏でちょっと泣いてます。
【今週のみこみ】 GW終盤は低気圧の動きに注目です
GW、気象予報士に休みはない。でも、晴れがつづけば、予報がラクになって、気分的にはお休みになる。お出かけ予定のある人と同じく、個人的には晴れろ~晴れろ~と念じている。
その念が通じたのか、2日(火)~4日(木)は大きな高気圧に覆われて、晴れるところが多くなる。動きがゆっくりなので、晴天が長持ちするタイプの高気圧だ。
その念が通じたのか、2日(火)~4日(木)は大きな高気圧に覆われて、晴れるところが多くなる。動きがゆっくりなので、晴天が長持ちするタイプの高気圧だ。
3日は大きな高気圧に覆われて、全国的に晴れ!
ただ、5日(金)~6日(土)は高気圧が去って、次にやってくるのは低気圧。九州など西日本では5日から雨が降り出す。
6日には低気圧は北へ進み、北海道では雨。
もし、低気圧がもう少し南を通るようであれば、東北や関東でも雨に。低気圧が北へ北へ進むようなら、東北や関東での崩れはほとんどなくなる。
6日には低気圧は北へ進み、北海道では雨。
もし、低気圧がもう少し南を通るようであれば、東北や関東でも雨に。低気圧が北へ北へ進むようなら、東北や関東での崩れはほとんどなくなる。
低気圧が北へ北へ進むかどうかで、6日の天気が決まる。
気象予報士に、気分だけでも休みをくれるのか、カギをにぎる低気圧。
結果は来週!
結果は来週!
今週の格言
『箱根ブロックの見きわめが関東の予報精度に直結する』
『箱根ブロックの見きわめが関東の予報精度に直結する』
詰め天気
前回(4/17)の出題は、「この日は西日本で朝と昼間の気温差が大きく、朝が0℃未満の冬日、昼間が25℃以上の夏日となった地点がありました。このときの天気図はどれでしょう?」でした。
1)
2)
3)
4)
正解は「4)の天気図」でした。
この日は、広島県の大朝と島根県の瑞穂という観測地点で、朝に氷点下0.5℃まで下がったあと、昼間は25℃台まで気温が上がりました。ともに中国地方の内陸で、朝と昼の気温差が大きくなりやすい場所です。
朝に冷えるとなると、基本的には北風です。しかも、風が弱まるタイミングのほうが、冷たい空気がどんどん地面にたまって、冷えやすくなります。
北風が吹いたあと、風が弱まるのは、西から高気圧が移動してくるような天気図です。 今回だと4)になります。
また、朝と昼の気温差が大きくなるのは、よく晴れる日。つまり、低気圧や前線が近くにない天気図です。
これらの条件を持つのは、4)となります。
今回は、5月8日(2013年)の天気図でしたが、5月だと晴れれば25℃くらいまで上がることは十分にありますよね。
「3か4で迷ったのですが、朝が冷え込み寒暖差が大きくなるということは晴れたということだと思うので、より晴れそうな4番だと思います。(トムさん)」
その通りです!
「朝の気温が0℃以下になったということから、晴れて放射冷却が発生したと考えます。そのためには、西日本が移動性高気圧の直下になる天気図4。(メロポンさん)」
ナイス解説です!みなさん参考にー。
「答は4。理由は・・・すみません勘です。(tosi-sさん)」
そういう日もあります!いい勘でした!
「去年の夏は子どもの自由研究で家族で気象通報を聞いて天気図を書きました。 30年ぶりくらいで久々すぎて色々忘れている自分にびっくり。(はむさん)」
30年ぶりのかたも、50年ぶりのかたも、ぜひぜひ楽しんでくださーい!
今週の定石はこちら。
この日は、広島県の大朝と島根県の瑞穂という観測地点で、朝に氷点下0.5℃まで下がったあと、昼間は25℃台まで気温が上がりました。ともに中国地方の内陸で、朝と昼の気温差が大きくなりやすい場所です。
朝に冷えるとなると、基本的には北風です。しかも、風が弱まるタイミングのほうが、冷たい空気がどんどん地面にたまって、冷えやすくなります。
北風が吹いたあと、風が弱まるのは、西から高気圧が移動してくるような天気図です。 今回だと4)になります。
また、朝と昼の気温差が大きくなるのは、よく晴れる日。つまり、低気圧や前線が近くにない天気図です。
これらの条件を持つのは、4)となります。
今回は、5月8日(2013年)の天気図でしたが、5月だと晴れれば25℃くらいまで上がることは十分にありますよね。
「3か4で迷ったのですが、朝が冷え込み寒暖差が大きくなるということは晴れたということだと思うので、より晴れそうな4番だと思います。(トムさん)」
その通りです!
「朝の気温が0℃以下になったということから、晴れて放射冷却が発生したと考えます。そのためには、西日本が移動性高気圧の直下になる天気図4。(メロポンさん)」
ナイス解説です!みなさん参考にー。
「答は4。理由は・・・すみません勘です。(tosi-sさん)」
そういう日もあります!いい勘でした!
「去年の夏は子どもの自由研究で家族で気象通報を聞いて天気図を書きました。 30年ぶりくらいで久々すぎて色々忘れている自分にびっくり。(はむさん)」
30年ぶりのかたも、50年ぶりのかたも、ぜひぜひ楽しんでくださーい!
今週の定石はこちら。
今週の定石
『春~初夏、移動性高気圧の中心付近~東側は寒暖差大』
『春~初夏、移動性高気圧の中心付近~東側は寒暖差大』
今回、正解した皆さんはこちら。
はいまっとさん、にしかわ09さん、ベルヌーイさん、かまきりさん、ポールさん、tosi-sさん、naraoさん、シヤーライン。さん、トムさん、雄大積雲さん、はむさん、メロポンさん、西宮ブルボン☆さん、あいあいさん。
おめでとうございます!
今週の問題はこちら。
今回はGW企画で、ちょっとイレギュラー。天気図は無しです。
はいまっとさん、にしかわ09さん、ベルヌーイさん、かまきりさん、ポールさん、tosi-sさん、naraoさん、シヤーライン。さん、トムさん、雄大積雲さん、はむさん、メロポンさん、西宮ブルボン☆さん、あいあいさん。
おめでとうございます!
今週の問題はこちら。
今回はGW企画で、ちょっとイレギュラー。天気図は無しです。
今週の問題
雨が一滴も降ってないのに、アメダスで「雨が降った」と観測されたことがありました。
そのワケは?
そのワケは?
アメダス雨量計
(ヒント)
・まずはナシでいってみましょう。
<答えはこの4つのどれかです>
1)強風が吹いたから
2)地震があったから
3)初夏に霜が降りたから
4)流星がすごかったから
解答はこちらから↓
2)地震があったから
3)初夏に霜が降りたから
4)流星がすごかったから
解答はこちらから↓
理由などとともにお願いします。
正解は再来週(5/15)に!
正解は再来週(5/15)に!
編集部より:増田さんへの質問を募集しています。投稿はこちら。