はい。以上いかがでしたでしょうか、今週の「よく生きた」。こんな形でなくてもいいけど、各自親孝行していきましょう。よろしくお願いいたします。
学生用の通信教育として名高い進研ゼミ。つまりデフォルトでは
受験勉強でのテストにおいて、このように
使われるわけである。
と、こんなビジョンをさらっと具現化してみたが、このためには独特なフキダシを現実界に生み出す必要がある。そこで今回は、みんなも体感できるように、作り方を紹介しておこう。
と、こんなビジョンをさらっと具現化してみたが、このためには独特なフキダシを現実界に生み出す必要がある。そこで今回は、みんなも体感できるように、作り方を紹介しておこう。
(1)まずはフォトショップで集中線をつくる。
(2)それをフキダシの形に囲む。
(3)そして切り取る。
(4)そこに文字を入れる。
これでほぼ完成だが、実はサラッと書いた(1)の集中線がかなり手間。詳しくはその筋の友達に聞いてほしい。そして出力したら、日常のシーンにしれっと掲げるために、目立たない支えとして、
これでほぼ完成だが、実はサラッと書いた(1)の集中線がかなり手間。詳しくはその筋の友達に聞いてほしい。そして出力したら、日常のシーンにしれっと掲げるために、目立たない支えとして、
針金的ワイヤーを利用。
で、これを裏に貼り付けて…
完成!!というダンドリである。ヘロヘロで心もとないがもういい。ではこれを、親の日々の生活の各シーンで掲げてみたら、学生のように若返る感じになるのか、実際に敢行してみたいと思う。
まずは父が、家で仕事をしているシーンである。
理系ゆえ、プラントの設計のようなハードな案件を思案している模様。ではさっそく、この状況にて、あのフレーズを掲げてみると…
おぉ!ゼミのおかげでなんとかなったようである。親世代には見事にそぐわないフレーズで、テストができた学生のようにはなった。すごい若返り効果。それにしてもゼミ、プラントの設計までできるようになるとは、理系がすぎる。ゼミおそるべしである。
続いては車の運転のシーンである。
車に乗り込み、運転席に座り、ハンドルを前にしているわけだが、高齢になると運転も大変になることもあるだろう。でもそんな際でも
ゼミなら運転もバッチリ! なわけである。が、やっぱり運転は教習所でしっかりやってほしいものである。
そして車を運転すると、適宜ガソリンを入れる必要があるが、
最近はセルフになってたりして、かなり難解。でもこんな時でもゼミのおかげで
バッチリである。ガソリン講座。ガソリンを入れながら謎の撮影をしている親子に従業員が不審がっていたことは、内緒である。
今度は何かお肉を切っている模様。
つまりは料理のシーンだが、厨房においても、さすが
料理もバッチリである。ただゼミに頼るのはいいが、何を作ってるのかは事前に自覚はしてほしい。
今度は突然、実家のお風呂だが、
ハイテクな機械風呂になっている。一見謎が多いが、
そんな機械の操作の時でも、
ゼミなら完璧。が、ボタン押すだけ、ではあった。
と、父はだいぶ学生っぽくなったが、一方、母の場合ではどうなるであろうか。敢行してみたいと思う。
と、父はだいぶ学生っぽくなったが、一方、母の場合ではどうなるであろうか。敢行してみたいと思う。
今度は母がマークシートを前にして、
なにか試験をやっている? と思ったら実はこれ、実家でありがちな生協の商品選択をしているのであった。さすが実家。最近の生協はマークシートで商品を選べるのだが、こんな時でもゼミなら
もちろんバッチリ。実際センター試験対策もバッチリだから当然であろう。まぁマークの緊迫感がセンターとは雲泥の差だが、生協に落ち度はない。
今度は母が、都心での個展のための
絵を描いている。ジャンル的には実技的な領域だが、もちろん
ゼミならバッチリ。さすが期末テスト対策にも使えるゼミである。期末テストとか久しぶりに言った。
続いて、母が庭いじりをしているようである。
実家に帰るたびに庭に緑が増え、息子としては脅威を感じているが、そんな庭いじりにおいても、ゼミならもちろん
バッチリである。ちなみに、息子が脅威を感じるほど庭いじりが本格化しているため、ホームセンターに庭いじりグッズを買いに行ったりするのだが、それを選ぶ際にも
シャベル!!
除草剤!!
土!! と、園芸のあらゆる分野においても、ゼミならバッチリなのであった。ここまでくると、もはや業界誌であろう。
…と、以上のように、すべてゼミでバッチリとなり、親が進研ゼミをやってる学生のようには見えてきた。つまり若返ったと言えるであろう。よかった。何がよかったのかはわからない。
ではついでなので、さらに家族の一員である、犬の場合では一体どうなるのか、ゼミで何とかなるのか、一応やっておこうと思う。
…と、以上のように、すべてゼミでバッチリとなり、親が進研ゼミをやってる学生のようには見えてきた。つまり若返ったと言えるであろう。よかった。何がよかったのかはわからない。
ではついでなので、さらに家族の一員である、犬の場合では一体どうなるのか、ゼミで何とかなるのか、一応やっておこうと思う。
まずは、柴犬もものごはんの時間である。
ソッコー果敢に食い出すが、
ん? ふと小休止。これは一体何を食べているのだろうと、自らいぶかしんだのかもしれないが、それも
ゼミのおかげでわかったらしい。まぁもともとよくわからないものを食べているので、別になんでもいいであろう。
つづいては、
毎日の散歩のシーンだが、ふと道端に
謎の物体(おそらく鳥のフン)が落ちていた。でも、なんでも食べたがるアホ犬もも。
もも、ちょっと待って!それは食べちゃダメ!と言おうとしたところ、
!! ゼミでやったことを思い出し、思い留められたらしい。すごいぞゼミ。ていうか屋外だと、風が強いとフキダシがペニョンとなってすごく撮りにくいので、注意してほしい。僕は誰に注意喚起しているのだろうか。
そして夜。人間たちの食事の時間だが、
TPOを選ばずアホ犬なもも、食事に惹きつけられ
行儀悪く、テーブルに乗りだす。かなりのダメ犬。このまま人間の食事を食わんとする勢いだが、そのとき
!! ゼミでやったことを思い出せて、食っちゃいかんと思い留められたらしい。犬の行儀までも指導してくれるゼミ、素晴らしいと言えるであろう。
と、いろいろ見てきたが、以上のように、そんなゼミフレーズによって、誰しもが、すっかり学生気分になり、ある意味若返ることができたのであった。みなさんも実家に帰省した際には、このように親に働きかけてみていただけたらと思います。ではまたおやすみなさい…。
部活も恋もバッチリな犬。