特集 2017年3月29日

南アフリカのワインって何それ、美味しいの!? 専門店に聞いた!

全然知らなかった南アフリカワインですが、コスパも高く美味しいみたいですよ!?
全然知らなかった南アフリカワインですが、コスパも高く美味しいみたいですよ!?
ボクの家の近所に「アフリカー」なるアフリカのお酒……中でも南アフリカのワインを中心に扱う専門店ができた。

なにそれ、南アフリカってワインなんか作ってるの? しかも専門店が成り立つほど種類があるの!? そんで美味しいの、それ!?

色々と気になることいっぱいなので、ド直球に聞いてきました。
1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。
犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー)

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南アフリカでワインを作っているというのは分かりましたけど、それにしても何でアフリカワインの専門店を!? 日本での知名度って思いっきり低いですよね。
そうですねー。

2011年から2年間、バックパッカーで世界中を旅していたんですけど、その中でも、南アフリカを毎日キャンプをしながら回っていた思い出が非常に強くて。
南アフリカでバックパッカーってメチャクチャ危なそうじゃないですか?
事前に、それなりにリサーチはしましたけどね。

ガイドブックを読むと「ここだけは行っちゃいけない」「この時間はダメ」っていうのがあるので。

……たとえばヨハネスブルグという都市はメチャクチャ治安が悪くて、「車に乗ってても信号で止まっちゃいけない」とか書かれているんですけど、そういうところには行かないようにしていました。

だから、そんなに危ない目にはあわなかったですよ。
その中でワインとも出会った?
ワインは好きなので、以前から何となく南アフリカでワインを作っているというのは知っていたんですけど、実際行ってみたらワイナリーも沢山あるし、すっごいワイン大国だったんですよ。
うーん、まだ南アフリカとワインのイメージがつながらない!
たぶん、そういうイメージ全然ないと思いますけど、南アフリカって実はすごい都会ですからね。
えっ……(無知)。
アフリカ大陸の東部をまわりながら南に入ったんですが、東部の方は確かにアフリカっぽいイメージの大自然という感じで、道路も土のままだったりするんですけど、南に行くと急に世界が変わって、戸惑うくらい都会なんですよ。
国内にトヨタの工場があったりするんで、普通にキレイな日本車が走ってたりするし。
南アフリカってこんな感じらしいです。……都会!
南アフリカってこんな感じらしいです。……都会!
それで、スーパーとかに行くと、バーッとすごい量のワインが置いてあるんですよ!
壁一面ワイン! 確かにスゴイ量!
壁一面ワイン! 確かにスゴイ量!
あ、生産しているだけじゃなくて、現地でもそんなに飲まれているんですね。

アフリカの人たちって、もっとワイルドなお酒を飲んでそうなイメージを持っていましたけど。
南アフリカだとワインとビールが主流です。

アフリカの東部だとそういうワイルドなお酒を飲んでいましたけどね。エチオピアの少数民族の人たちに飲ませてもらったお酒はすごかったですね、何か酸っぱくて……ビールっていってたけど、絶対にビールじゃない!
南アフリカで飲んだワインはそんなに美味しかったんですか?
そうですね。

よくいわれるのが、フランスとカリフォルニアのワインの中間くらいの味だと。フランスワインのようにエレガントでありながら、フルーツの甘みも残っている……という感じで。
まあ、ワイン詳しくないんで、その表現はあんまりよく分かりませんが。
とにかく、フランスのワインと比べても、同じ値段だったら、南アフリカ産の方がクオリティは高いんじゃないかと思いますよ。
あ、そうなんですか!
南アフリカワインを堪能する小泉さん
南アフリカワインを堪能する小泉さん
単純に人件費が安いというのもありますけどね。

だから、1000円台のリーズナブルな値段でも楽しめますし、3000円以上とかになると、海外のワイン評論家たちが取り上げているようなネームバリューのあるワインも買えるんですよ。

フランス産になると、そういうワインはやっぱり1万とか2万とかしますからね。
確かに3000円のワインが、そんなにいいワインっていう認識はないですね。
南アフリカ産だと、それくらいの値段でも、 世界大会で有名になったワインがありますから。

もちろん、値段が安いだけじゃなく、ワインを生産する上での環境保全規制が世界で一番厳しかったり、酸化防止剤の使用基準が厳格化されているのも魅力ですね。

財布にも、地球にも、身体にも優しいワインなんです。
このラベルの数字で生産地などを追跡できるそうです
このラベルの数字で生産地などを追跡できるそうです
なるほどー。

……ということで、日本に帰ってきてからワインのお店をやろうと?
いや、日本に帰ってきて、アフリカ向けに日本の中古車を販売している会社に就職したんですよね。日本の車ってアフリカですごく売れるんですよ。

でもしばらく働いているうちに、逆に向こうの素晴らしいものを日本で広めていきたいなという思いになって……。奥さんと相談したら、やっぱりワインのお店じゃないかと。
2年間、バックパッカーとかやって浮き草暮らしをしていて、やっと就職したと思ったら、また店を作りたいとか……奥さんは反対しなかったんですか?
特に反対はしなかったです(笑)。

お店を作る物件探しでは口を出しましたけど。
……というわけでオープンした「アフリカー」。日本でもこんなに南アフリカワインが手に入るんですねぇ
……というわけでオープンした「アフリカー」。日本でもこんなに南アフリカワインが手に入るんですねぇ
やっぱり日本だと、ワインといえばフランスだとかイタリアだとか…… 最近だとチリなんかが入ってきていますけど、 そこになんとか南アフリカという国も入れていきたいと思ってはじめたんですけど、開店してみて思ったのは、意外と日本にも南アフリカワインに詳しい人がいるなと……。

「あのワインない?」みたいな感じで、問い合わせが来ますからね。ワイン通の間では、認知度が高まっているようですよ。
そうなんだ!

でも、この記事を読んでいる人の大部分は南アフリカのワインについて全然知らないと思うので、有名どころとかオススメのワインをいくつか紹介してもらえますか?
グラハムベック ブリュット(¥2050)
グラハムベック ブリュット(¥2050)
これはスパークリングワインなんですけど、一番有名どころですね。

オバマ元大統領が、あるレストランで飲んで、メチャクチャ気に入ってそのレストランにあったボトルをすべて買って帰ったという話もあるくらいです。

大統領就任時にも、このワインで祝杯をあげたそうですよ。
えーっ、オバマ大統領イチオシのワインが2000円台ってスゴイですね。(価格はすべて税抜。「アフリカー」の2017年3月時点での取り扱い価格です)
イムブコワイン ヴァンジール コーヒーピノタージュ(¥1224)
イムブコワイン ヴァンジール コーヒーピノタージュ(¥1224)
ラベルにコーヒー豆が描いてありますけど、まさかコーヒーが入ってるワインなんですか!?
いやいや、コーヒーは入ってないですよ。樽熟成する時に、樽をローストするとコーヒーっぽい風味が出るんですよね。

南アフリカには、こういうコーヒー風味のワインがいくつかあるんですけど、その中で一番美味しいと思ったのがコレです。
ブラハム シュナンブラン アンウッド(¥1360)
ブラハム シュナンブラン アンウッド(¥1360)
「シュナンブラン」というのはブドウの品種の名前なんですけど、フランスのものよりも酸味がマイルドで飲みやすいです。
カノンコップ ポールサウアー(¥5600)
カノンコップ ポールサウアー(¥5600)
ちょっと価格は高いですけど、南アフリカでもっとも投資価値があるワインといわれていて、今後、価格が上がっていくと思われます。
ちなみに「アフリカー」では、店内でワインを飲むことができるバースペースのオープンも予定しているそうですよ、こちらも気になります!
ちなみに「アフリカー」では、店内でワインを飲むことができるバースペースのオープンも予定しているそうですよ、こちらも気になります!

覚えておこう、南アフリカワイン

ワイン……というか、お酒全般あまりこだわりがないので(酔っ払えればいい!)味の良し悪しは正直よく分からないんですが、とりあえず値段は全体的に安いなーと。

同じ値段のワインを買うなら、南アフリカワインを選んだ方が、お得に高級感のある味を楽しめるんじゃないかな……くらいの認識で覚えておきたいと思います。

この「アフリカー」ほどは種類が揃っていなくても、大きめのスーパーや酒屋さんなら、数種類くらいは南アフリカワインが置かれていることが多いようなので、探してみよう!

●リカーショップ アフリカー


東京都足立区谷在家2丁目3-1 セレニティ西新井
【電話番号】090-2914-4588
【営業時間】14:00~21:00
【定休日】月曜日

http://af-liquor.com/
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