1週間を振り返る(東京都心周辺)
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜に
こちらでやってます。
最近、急な雨にやられてます
火曜(7日)は、ほんとゴメンなさい!
北関東・埼玉・千葉まで、にわか雨の可能性を言ったのに、なんで東京も入れなかったんだ。月曜日の俺のバカ。
急に現れる雨雲が上空の風に流されて、茨城や千葉など東側へ広がっていくと見ていたが、まさかの東京や神奈川の真上で、雨雲が急に発生してしまった。予想外に風が集まってきて、上昇気流が生まれやすかったようだ。
「最近、増田さんがウチの家族の中でよく話が出てくるんですよー」と言われ、喜んだのもつかの間。
「予報になかった雨が降ったときにね」
…ですよね。
家族内の会話でサンドバックになってないか、心配になるこの頃。結果的に、2週つづけて急な雨にやられてしまった。
突然の雨が降るようになってきたのも、成績が微妙になってきたのも、春が近づいてきた証拠。そんなことで春を感じたくないんですが。
次はちゃんと当てますので、ゆるして。
今年の3月は春が近づいたようでまだ遠いです
「3月はライオンのようにやってきて羊のように去る」と言われる。3月ははじめ天気が荒れやすく、終わりにはおだやかになっていくということだが、もとはイギリスのことわざ。
日本では、「3月は冬のようにやってきて春のように去る」だ。負けじと格言っぽく言ってみたが、そもそも、それ当たり前か。
ただ、今年はその当たり前の春に、なかなかならない。
先週は気温が上がらず、どちらかかと言うと冬っぽい日が多かった。日本海側では、しっかり雪の降ったところも。
寒気がダラダラと流れ込んで、なかなか春に付け入るスキを与えない。今週もまだまだ冬っぽい日があるぞ。
【今週のみこみ】今週もまだ寒いです。関東で雪も?
今週も、冬っぽい空気が流れ込みつづける。特に週の前半は気温が低く、火曜(14日)夜~水曜(15日)の朝は、そこにもういちだん強い寒気が上空に流れ込んでくる。
その影響で、雪雲や雨雲が部分的に発生しやすくなってしまう。関東でも、雪や雨の降る可能性あり。
問題は降る量。
たいして降らなければ、もちろん何事もなかったように終わるし、降る量が多いと、上空の冷たい空気を引きずりおろしてくるので、雪の確率が上がる。
それほど多くは降らない予測だが、東の海の強い降水エリアが少しズレて陸地にかかってくると、イヤな感じに…。
今のところ、降る量は少なそうで、関東でガッツリ雪が積もるようなことはなさそうだが、ぎりぎりまで油断できないのが、関東など太平洋側の雪。
結果は来週!
今週の格言
『3月は冬としてやってきて、春として去っていく。でも、いつ春に変わるかは、毎年それぞれ。』
今回は、先日の「
お天気スナック」のさいに、ライターのみなさんからいただいた質問(前編)です。
■天気に関する言い伝えについてどう思いますか。猫が顔を洗うと雨。ツバメが低く飛ぶと雨。など。(橋田さん)
■ベトナムだとトンボが低く飛んでいたら雨が降ると言われるのですが、因果関係はありますか?(水嶋さん)
ことわざだけで予報ができるほど、天気予報はあまくなーい!ピシャ!
ことわざや言い伝えだけで天気予報ができるなら、今ごろ気象衛星も宇宙に打ちあがってないでしょうし、スパコンで計算させてもないと思うんですよね。
ただ、その土地その土地で「これは使える!」ということわざもありますから、ずっと見きわめたうえで当たるという確信が持てるなら使うのはありだと思いますよ。
猫、ツバメ、トンボだったら、残念ながら(?)スパコンのほうが当たるはずです。
■ヘクトパスカルの意味がいまだにわかりません。(土屋さん)
気圧の単位ですね。天気図では、低気圧や高気圧についています。
低気圧(台風ふくむ)は、数字が低くなるほどヤバいやつです。風が強く吹きやすく、嵐をもたらします。
周りの状況にもよりますが、ざっくり言うと、980hPaとか970hPaあたりを下回れば危険度が増して、950hPa以下で近づいてくるとかなり強敵です。
たとえるなら戦闘能力みたいものですね。
高気圧は、あまり数値はアテにならないですが、冬に1050hPa以上の戦闘能力をもつヤツは、強い寒気を日本列島に送り込む技を持っています。いわゆる冬将軍ですね。
中国とかシベリアで1050hPaを超える高気圧が現れると、日本海側は大雪の心配が出てきますよ。
詰め天気
先週の問題は、
こちらでした。正解と次の問題は、来週アップします!
追加のヒントは、「風は高気圧のまわりは時計回り、低気圧のまわりは反時計回り」です。
解答はこちらから↓
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