みかん売りが路上ジャック!
みかんの木がいっぱい売られている!
みかん…というか柑橘類だ!
ドナドナのようにみかんの木は西へ東へ
なにせ知らない習慣を見に行くので、みかんの木がどこで売られているのかわからなくて、そもそも売られているのか飾られているのかどういう扱いかもわからなくてぶらり路線バスに乗ってみた。そしたらすぐに見つかった。
地元の人がいうには、この旧正月前の時期だけ、みかんの木が路上をジャックし売られるのだそうだ。なんでもみかんっぽい柑橘類の木が6種類くらい売られるのだとか。
なるほど、家に帰って新鮮なみかんを食べたくなりますよね-、と言ったら「食べられるものではないです、すっぱいので食べられません。飾るのです」「もし食べるなら塩漬けにして、冷蔵庫にいれて、ノドが痛いときに食べるのです」と地元の人。
塩漬けみかんかー
食べられるみかんも市場に登場
話によれば、中国語というよりも広東省のあたりで使われる方言「広東話」だと、柑橘類には、木へんに吉と書いた文字を使うそうで、めでたい木ということでみかんを飾るのだそうな。
みかんの飾りっぷりがすごい
家のベランダにみかんが!
門松のようにみかんを飾る!
巨大な門の両側にはそれにあった巨大みかんの木!
ホテル前にも巨大みかん。観光客は気になるわけで
店の中にもみかんの木。存在感は大きい。
電飾やポチ袋や花々でみかんの木を彩る
路上で売られているのは個人用のようで、それとは別にホテルやショッピングセンターには大きな施設では巨大なみかんの木が飾られる。
まるでクリスマスの名物ツリーのようにすごい存在感を見せる。みかんの木が。
ものすごく吉を呼び込みそう
近づくとみかん農園のようだ
人が小さくなるほどのみかんアート
花市とかいうお祭りがすごい
地元の人に聞いたら「この時期の花市はすごいから見に行きなよ」と言われた。花市が盛り上がると聞いた夜にいくと、屋台あり、手売りあり、まさにお祭りのようだった!
そうそう、みかんもすごかったよ
お祭りのような花市。入口には両脇にみかん
中国電信という通信会社の展示。 企業展示にもみかんは欠かせない
自動車会社なら車にみかんだ
トランプさんがにわとりのぬいぐるみを売り
孫悟空がライトセーバーを売ってた!フリーダムだ
勢いで買っちゃいそうなグッズあり、人の勢いあり、お祭りは万国共通でなんか楽しい!
正月にみかんを考えた
こたつにみかんは日本の正月でありがちだけど、みかんが定番なのは季節モノという理由以外にも、吉を呼び込む木だからという理由もあるのだろうか。
こたつも元々は語呂合わせでめでたいものだったとしたら面白い。
みかんを食べるときは幸せを呼び込むべく頭に「木へんに吉」と念じながら食べたい。