特集 2016年11月12日

原種のゴーヤーでゴーヤーチャンプルーを作る

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沖縄本島北部の名護市にある「ゴーヤーパーク」で原種のゴーヤーを特別にわけていただいたので、ゴーヤーチャンプルーにして食べてみた。
大阪出身。沖縄に流れ着いて10年ぐらい。「ぱちめかす」という沖縄方言が、やることと響きのギャップがあって好き。

前の記事:沖縄で4年に1度開催される親族対抗オリンピック


みなさんは沖縄本島北部、名護市の山の中にある「ゴーヤーパーク」を訪れたことはあるでしょうか?
入場無料
入場無料
ミサイルみたいなゴーヤーが迎えてくれる
ミサイルみたいなゴーヤーが迎えてくれる
ゴーヤーパークはその名の通り、さまざまなゴーヤーが見学できる施設です。
先日ここを訪れた際に「原種のゴーヤー」なるものをわけていただいたので、原種のゴーヤーでゴーヤーチャンプルーを作って食べてみよう、という試みです。

でもその前に、ゴーヤーをいただいたお礼にまずはゴーヤーパークの紹介をさせてください。

ゴーヤーパークはこんなところ

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ゴーヤーパークは水耕栽培でゴーヤーを育てている施設。ゴーヤーの他にも食用ヘチマやパパイヤなどがわさわさとなっていました。
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水と肥料だけでゴーヤーって育つんですね。最先端科学なのか。
白いゴーヤー
白いゴーヤー
丸いゴーヤー
丸いゴーヤー
長いゴーヤー
長いゴーヤー
世界各国の珍しいゴーヤーもたくさんありました。
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お土産コーナーもゴーヤーづくし。
一時期、爆発的な人気を博したあのゴーヤーマンだって、ここにはあたり前にいます。
なにしろゴーヤーだけでひとつの施設を作ってしまったんですもの、あっぱれあっぱれです。

原種のゴーヤー

さて、そんなゴーヤーパークのゴーヤーたちの中で、ひときわかわいい存在。
それが原種のゴーヤーです。
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ほら、これこれ。葉っぱに紛れて分からないぐらいの本当に小さな可愛い実です。

……ああ、この原種のゴーヤーってどんな味なんだろう。

かわいいと眺めつつもフツフツと湧き上がる欲求。
近くでゴーヤーの手入れをしていたおじさんにダメ元で交渉してみました。

わたし「原種のゴーヤーを少し分けていただくことはできますか?」
おじさん「いやいや、ここはゴーヤーを見せる施設で、収穫したり食べたりはできないんですよ」
わたし「そ、そこをなんとか!」
おじさん「でも原種のゴーヤーは現代のゴーヤーみたいに苦くもないし、美味しくもないんですよ」
わたし「(余計食べてみたい!)……そこをなんとか!なんとか!実はわたしサイトをやっていて……」
おじさん「でも他所で植えられたら困るし……」
わたし「じゃあ、ここで食べます!」
おじさん「……。分かったよ」
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原種のゴーヤーゲットだぜ!

半ば無理やりでしたが、今回だけ特別だよ!ということで原種のゴーヤーを分けていただきました。
もうここで食べなくても、持って帰っていいよというお慈悲付きで。神様でしょうか。
ありがとうございます!ありがとうございます!

原種のゴーヤーと現代のゴーヤーを比べてみよう

ということで事務所に持って帰ってきました。
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左側が小さめサイズの普通のゴーヤー、右側が原種のゴーヤー。

表面にゴーヤー特有のブツブツがあるのは同じですが、比べてみたら原種のゴーヤーは丸くて小さく、色も薄いことがわかりますね。
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しかし切ってみると、原種のゴーヤーもわりとゴーヤー。

いや、そもそもゴーヤーなんですが。
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ゴーヤーのワタはスプーンで取りますが、原種のゴーヤーはワタがほとんどなく、びっしりと種が詰まっていて固く取り除くのが大変でした。
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切るとまさにゴーヤーそのもの。
いや、だからゴーヤーなんですが。
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現代のゴーヤーと原種のゴーヤー。
並べてみると原種のゴーヤーは赤ちゃんみたいでかわいいですね。

食べてみよう

まずは生のまま食べてみます。
今のゴーヤー
現代のゴーヤー
苦い!
苦い!
原種のゴーヤー
原種のゴーヤー
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え。味がしません

かすかに苦いですが、ほとんど無味。青臭さはあるものの、シャクシャクとした食感だけの野菜を食べている感じです。
今のゴーヤーをゴーヤーチャンプルーに
現代のゴーヤーをゴーヤーチャンプルーに
原種のゴーヤをゴーヤーチャンプルーに
原種のゴーヤをゴーヤーチャンプルーに
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アップにするとどちらもゴーヤーチャンプルーですが、原種のゴーヤーは小さいのでこびと用みたいです。
では、食べてみます。
今のゴーヤーのゴーヤーチャンプルー
現代のゴーヤーのゴーヤーチャンプルー
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まぁ、普通にゴーヤーチャンプルーの味です。
苦くておいしい。
原種のゴーヤーのゴーヤーチャンプルー
原種のゴーヤーのゴーヤーチャンプルー
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やっぱり味がしない。
ポークと豆腐の炒め物の中に、シャクシャクとした何かが紛れているような食べ物でした。

……。

ということで、もらっておいてなんですが、原種のゴーヤーは無味。
シャクシャクとした食感はゴーヤーそのものでしたが、苦さはほとんどありませんでした。
現代のゴーヤーがどのようにして苦さを身にまとったのかはわかりませんが、ゴーヤーにもきっといろいろあったのでしょうね。
これからはゴーヤーの苦みを感じるたびにその進化に思いを馳せてしまいそうです。
おしまい。
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