特集 2016年10月14日

ロンドンの「獣」団地と階段にうっとり

上から見たところ。ネルソン提督も歩いたということから、その名も Nelson Stair という。
上から見たところ。ネルソン提督も歩いたということから、その名も Nelson Stair という。
同じサマセットハウス内の別の階段。なんといっても階段の薄さが気になる。しかも柱とかで支えてないし。だいじょうぶなのか? って心配になるほど。
同じサマセットハウス内の別の階段。なんといっても階段の薄さが気になる。しかも柱とかで支えてないし。だいじょうぶなのか? って心配になるほど。
さらに飛んで、こちらは大英博物館の階段。こういうのもいいよねえ。
さらに飛んで、こちらは大英博物館の階段。こういうのもいいよねえ。
こちらは老舗百貨店 Liberty の螺旋階段。いわゆる「リバティ柄」のあのリバティである。
こちらは老舗百貨店 Liberty の螺旋階段。いわゆる「リバティ柄」のあのリバティである。
ちなみにこちらはリバティの吹き抜け。いろいろな吹き抜けを観賞してきたが、木造吹き抜けははじめてだ。すごい。
ちなみにこちらはリバティの吹き抜け。いろいろな吹き抜けを観賞してきたが、木造吹き抜けははじめてだ。すごい。

あの17段の階段!

すっかり階段話になってしまったが、あとひとつ。

ロンドンで階段といえばここを忘れるわけにいかない。ぼくが最も愛する階段だ。実際、訪れた時は泣きそうだった。
これです! 泣きそう!
これです! 泣きそう!
これは何の階段かというと、ベーカー街にある「シャーロック・ホームズ・ミュージアム」の階段。すごい行列。ただし、ガーキンと違って待てばちゃんと入れる(まだ根に持っている)。
これは何の階段かというと、ベーカー街にある「シャーロック・ホームズ・ミュージアム」の階段。すごい行列。ただし、ガーキンと違って待てばちゃんと入れる(まだ根に持っている)。
内部は正典(われわれシャーロキアンはホームズ物語をこう呼ぶのです)にそって再現されている。案内するお姉さんもメイドの格好してる。
内部は正典(われわれシャーロキアンはホームズ物語をこう呼ぶのです)にそって再現されている。案内するお姉さんもメイドの格好してる。
うおー! マントルピースにはちゃんとナイフで手紙刺さってるし、タバコはペルシャスリッパに!
うおー! マントルピースにはちゃんとナイフで手紙刺さってるし、タバコはペルシャスリッパに!
はー、ここに住みたい。
はー、ここに住みたい。
壁にはちゃんとヴィクトリア女王の頭文字が!
壁にはちゃんとヴィクトリア女王の頭文字が!
棚を覗いたら、ホームズが書いた「各種タバコの灰の識別について」の論文が! 芸が細かい!
棚を覗いたら、ホームズが書いた「各種タバコの灰の識別について」の論文が! 芸が細かい!
ホームズファン以外の方には何をそんなに興奮しているのかわからないであろう写真ばかりでもうしわけない。

ぼくは、小学生の時に図書室でシャーロック・ホームズを見つけて以来、その魅力にどっぷりとはまった人間なのだ。夏休みの自由研究にホームズに関する論文を書いて提出した。先生困っただろうな。

しかも後にそれを「日本シャーロックホームズ協会」に送った覚えがある。中学生の頃は部屋の壁に19世紀ロンドンの地図を貼っていた。やばい子どもだ。

この「シャーロック・ホームズ博物館」は1990年にオープンした比較的新しい施設。そもそも221Bがどこなのかは延々議論されていてはたしてここにつくっていいのか、という問題から始まり、展示内容にもシャーロキアンからすると首をかしげる点も多い(←マニアうざい)。

が、階段がちゃんと17段なのには感動した。「ボヘミアの醜聞」に出てくるあの逸話の通りだ!

あと、これにびっくりした。
上の階にあった、ホームズゆかりの小道具たち。その解説パネルがなぜか……
上の階にあった、ホームズゆかりの小道具たち。その解説パネルがなぜか……
日本語! これ! あれだ!
日本語! これ! あれだ!
おもわず「あっ!」って声が出た。「なんでここに?!」
これだよね!?
これだよね!?
ホームズゆかりのロンドンの街の写真集。これの中のページ。それがなんで?
ホームズゆかりのロンドンの街の写真集。これの中のページ。それがなんで?
それにしてもこの本なつかしい。ひさしぶりに本棚から引っ張り出した。中学生の頃は、毎日寝る前に見てた。まじで。
それにしてもこの本なつかしい。ひさしぶりに本棚から引っ張り出した。中学生の頃は、毎日寝る前に見てた。まじで。
ホームズが生きていた19世紀当時の写真も載っていて「いつかロンドンに行きたい!」と夢見ていたものです。
ホームズが生きていた19世紀当時の写真も載っていて「いつかロンドンに行きたい!」と夢見ていたものです。
以前、香港の九龍城跡地行ったとき、現地で展示されている在りし日の九龍城の図解が日本人の手によるものだったのに驚いたが、あれと同じ状況だ。びっくり。

また行きたい!

ずいぶんと話が脱線してしまった。終わってみればただの土産話だ。多少マニアックな。

いやでも、ほんとバービカンすごいから。団地好きじゃなくても楽しめると思う。イギリスに行く際はぜひ寄ってみてください。
ヒースロー空港の入国審査のときにあったこの表示をみんな写真に撮ってた。
ヒースロー空港の入国審査のときにあったこの表示をみんな写真に撮ってた。
「いや、もはやおまえも Non EU だろ!」って。
「いや、もはやおまえも Non EU だろ!」って。

【告知】山形で写真展開催中!

ヨーダの祝福のもと、山形で写真展をやってます。2016年9月2日(金)~2016年10月23日(日)
場所は「山形県白鷹町文化交流センターあゆーむ」。内容はもちろんあいかわらずの工場、ジャンクション、団地など。

2012年に行った写真展と同じくやたらでかいプリントです。展示予定作品は前回のこれらとだいたい同じ→工場ジャンクション団地

10月22日(土)には会場でトークイベントもやる予定。みなさん、ぜひ。

かなり本格的なギャラリースペースなので、大量の迫力ある写真展になっております。
見応えありますよー!
見応えありますよー!
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