特集 2016年9月28日

もしも昔話が「打ち切り漫画」だったら

詳しくは雑誌を買って読んでみて! ホントにすごいから
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漫画雑誌「マガジンSPECIAL」の休刊が発表され、同誌で長期連載されていた人気漫画『Dreams』が突然、やけくそにも見えるすさまじい展開をはじめたことが話題となりました。

このケースは雑誌の休刊が原因ですが、その他様々な理由で、作者の意図しない形でムリヤリ終了させなければならなかった、いわゆる「打ち切り漫画」というのが存在します。

用意していたストーリー展開をすっ飛ばして、強引にまとめあげたり、張るだけ張った伏線を放り出したり……「打ち切り漫画」の終わり方は何かと味わい深いものです。

そこで、もしも昔話が雑誌に連載されていて、突然の打ち切り決定でムリヤリ終わらせることになったら、どんな雑な終わり方をしていたのか……考えてみました。
1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。
犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー)

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打ち切り漫画のド定番な終わらせ方「オレたちの戦いはこれからだ!」(もしくは「オレたちの旅ははじまったばかりだ!」)

あるあるネタとして認識してますが、元祖ってどの漫画なんですかね?
これもよくある、突然の悲しい展開。

打ち切りが決まって漫画家さんの心が折れてしまったケースなんでしょうか。
はい出ました「そして○○年後」。

細々とした展開はすっ飛ばしちゃうけど、とりあえず主人公たちの行く末は見せることができるので、それなりに納得することができる(?)打ち切りパターンです。
「打ち切り漫画」というか、車田正美先生の『男坂』の終わりパターンですね。

「未完」ということで突然終了して、30年近くたってから本当に再開したというすさまじい作品です。

それでは最後に、昔話……というか名作文学が打ち切りとなっていたら。

漫画家さんたちがんばって!

「打ち切り漫画だったら」というより、昔話モチーフの小ネタ漫画になってしまいましたが。まあ、ストーリーの途中でムリヤリ終わらせようとしたら、キレイにはまとまらないですよね。

ちなみに、最後の『こころ』は先生からの手紙パートをムリヤリ全部つめこんだ……と見せかけて、半分も入っていませ
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