「いかすみ入り」と「プレーン」があるらしい。2箱注文してみた。
左は「いかすみ入り」と「プレーン」が10枚ずつ入って594円。右は「いかすみ入り」だけ10枚入りで357円だった。
いかすみ入りのほうにいかすみが入っているのは当然として、プレーンにもしれっといか粉末が入っている。
イカの形がキャラクターというよりリアル寄り。 「可愛い!」と言われるタイプではない。
「こ、これは…」思わずうなる。
においだけだと特にイカを感じなかったため、「見た目はイカだけれど、イカの味は強くない、おいしい普通のバタークッキー!」という展開を予想していた。
しかし、食べてみるとかなり本気のイカだ。
サクサクとしてバターが香りおいしいのだが、同時に逃げも隠れもせずにサキイカがにこにこと両手を振っている味だ。
あと、結構塩分が効いているのも特徴的だ。
続いていかすみ入りも食べてみた。
こ、これはまたすごいぞ…!
見た目から真っ黒のいかすみ入りが、中途半端なはずがない。
イカ墨パスタを食べた直後にクッキーを食べた感じと言えばいいだろうか。
イカのにおいやイカ墨が苦手な人は厳しいかもしれない。
驚きのあまり笑顔の写真がないのだが、どちらもおいしい。
イカとクッキーを合わせる発想にも驚くが、両者がけんかせずに仲良く収まっている感じがすごい。
イカに敬意を表して、試しに網で炙ってみた。
本物のイカと違ってくるっと丸まることはないが、 すぐ焦げ始めるので注意。
れがおいしかった!サクサク感はなくなるのだが、熱々で香ばしく焼き立てを食べているようだ。
イカとクッキーがさっきよりしっくりと収まっている感じがする。
最後に、
この記事のときにいただいた、鹿児島の甘い醤油をつけてみた。
あまじょっぱいクッキーに、甘い醤油は合うかと思ったのだ。
…これは、しなくてもよかった。あぁ、いかいかクッキーに甘い醤油をつけたなという味になった。
最初は面白重視かと思ったが、イカを重視した上でバタークッキーと合うように作られていて、とてもおいしいクッキーだった。
イカ好きならぜひ食べてみてほしい。
胴体部分に何か書いてあるように見えるのだが、 最後までわからなかった。「HAKODATE」だろうか。