特集 2016年2月23日

重複のグルメ~牛乳に一番合う乳製品を調べる~

かわいい子牛も出てきます!
かわいい子牛も出てきます!
以前、とある居酒屋でカルピスの牛乳割りを飲んだときに衝撃が走った。「なんだこの飲み物は…。おいしすぎるではないか」と。甘味、濃厚さ、全てを兼ね備え、すべての飲み物の中で1番おいしい。今までに何度も飲んだことがあると思うのだが、そのたびにこのおいしさに気付いて感動をしている。

でも、もしかしたらもっとおいしい牛乳と乳酸品の組み合わせがあるかもしれない。一回調べてみよう。
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー)

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牛を見に行こう

まずは相手を知るために牧場に行ってみようと思う。
牛がたくさんいるな。
牛がたくさんいるな。
場所の紹介写真がなく、いきなり牛が出てきてびっくりしたと思うがこれはしょうがない。朝が早すぎたから。休日はだいたいお昼ぐらいに起きる人が朝の7時に起きたら頭は回らない。眠さはいつだって強い。でも、牛がかわいいので丸くおさまったな。
子牛がかわいいので全て許された。
子牛がかわいいので全て許された。
牛を頭の中に思い浮かべてほしい。白と黒の大きな牛だろう。しかし、どうだろうかこのかわいさは。家で飼いたいぐらいかわいい。
園内に飾っていたハムスターのパネルもかわいい。
園内に飾っていたハムスターのパネルもかわいい。
口をむしゃむしゃしている牛もいた。いやしの空間。
口をむしゃむしゃしている牛もいた。いやしの空間。
牧場だから当たり前ではあるが、視線を動かせば牛がいる。エサを食べている牛、耳をなめ合う牛、寝ている牛。自分の時間で動いている牛たちにいやされる。私も牛になりたい。

そんなこんなで牛を見ていたらなんと、乳しぼりができるとのお知らせが放送で流れてきた。ちょうどいいので、やってみよう。
もしこれでやるのだとしたら、子供たちは泣くだろう。
もしこれでやるのだとしたら、子供たちは泣くだろう。

家族づれだらけの乳しぼり体験

乳しぼりの集合場所には牛にまつわる知識の展示がある。
「牛乳は牛の血液から必要部分を取り出してつくられます。」血液だったのか!
「牛乳は牛の血液から必要部分を取り出してつくられます。」血液だったのか!
絵のタッチが図工室にありそう。市のコンクールで賞を取れる絵。
絵のタッチが図工室にありそう。市のコンクールで賞を取れる絵。
牛乳ができるまでを簡単にいうとこんな感じである。

(1)しぼる → (2)冷やす→ (3)チェックする → (4)運ぶ

各作業には時間をかけており、運んだ先でもチェックするなど衛生面はかなり厳しい。
牧場内にこのような殺菌する施設がある。
牧場内にこのような殺菌する施設がある。
色々と見学しているとようやく乳しぼりの時間がやってきた。集合場所に戻ろう。
乳しぼりの説明会。こどもたちが一生懸命しぼり方を学んでいる。
乳しぼりの説明会。こどもたちが一生懸命しぼり方を学んでいる。
参加した人たちが私以外、全員家族づれだった。親たちの視線が気になる中、しぼり方を学ぶ。

しぼり方は乳の上の方で、親指と人差し指で乳をにぎるようにOKサインを作る。そこから、中指、薬指、小指と徐々ににぎっていく。OKサインで強くにぎるのがうまくしぼるコツらしい。
今回、しぼらせてもらう「コスモス」。出産を2回したベテランのお母さん。
今回、しぼらせてもらう「コスモス」。出産を2回したベテランのお母さん。
すごくしぼれている。係りの人にカメラを渡したところ、「うまいですね!」と言われてふり向いたら撮影された。プロの手口だ。
すごくしぼれている。係りの人にカメラを渡したところ、「うまいですね!」と言われてふり向いたら撮影された。プロの手口だ。

牧場での牛乳フロート

牛とたわむれて、満足して帰ろうとしたときに本来のことを思い出した。牛乳に乳製品を合わせるのが目的だった。売店に行ってみよう。
特別牛乳サングリーン。おいしい。
特別牛乳サングリーン。おいしい。
昔、小野法師丸さんが紹介していた牛乳である。 (特別牛乳を飲みに大人が一人で行く「こどもの国」)さらっとしていてすいすい飲める。この牛乳と乳製品を合わせていく。
これがソフトクリーム。カップに入れてもらった。その前にコーンのソフトクリームを買ってしまい、どうしていいかわからず、とりあえず食べたので結果的に2つ食べたことになる。だから店員の人、戸惑っていたのか。
これがソフトクリーム。カップに入れてもらった。その前にコーンのソフトクリームを買ってしまい、どうしていいかわからず、とりあえず食べたので結果的に2つ食べたことになる。だから店員の人、戸惑っていたのか。
牛乳を注いだところで形がくずれたが、ハンバーグの上に乗っている半熟卵をくずしたときと同じテンションになった。
牛乳を注いだところで形がくずれたが、ハンバーグの上に乗っている半熟卵をくずしたときと同じテンションになった。
それはもう、目が開くほどうまい。
それはもう、目が開くほどうまい。
牛乳とソフトクリームを合わせた牛乳フロートの完成である。これが想像以上においしかった。同じ素材から作っているので、同じ味になるだけかもしれないと思っていたが合わさって5倍になる。牛乳の味が何層にもなって、豊かな味となる。これから牧場に行ったら必ずやろう。

他の乳製品でも調べてみ る

カルピス、ソフトクリームは牛乳と合わせてもおいしかった。もしかしたら、もっとおいしいものがあるかもしれない。

家の冷蔵庫を開けたらバターがあったのでそれでやってやってみようと思う。
家にあるランチョンマットは目がチカチカするのしかなかった。
家にあるランチョンマットは目がチカチカするのしかなかった。
今思ったが、もしかしたら写真で使っているのはランチョンマットじゃないかもしれない。どうしよう、数日後にお風呂場の近くに敷かれていたら。(今のところ敷かれていない。)

牛乳に入れてみたが、さすがにそのまま飲むのは抵抗があるので温めてみた。バターは料理に入れるとコクが出るという。牛乳にもコクが出ておいしくなるのだろうか。
多少、バターの黄色が浮いているのを見ると「カロリー」という単語が思い浮かぶな。
多少、バターの黄色が浮いているのを見ると「カロリー」という単語が思い浮かぶな。
飲んでみたところ、少し油分を感じるがそこまで大きく味が変わらかった。もっと味が変わるものはないだろうか。

牛乳とやわもちアイス

さきほど、牧場でソフトクリームを食べたが、他のアイスにもおいしさへの可能性があると思う。色々なアイスがある中、悩みに悩んで1番合うであろうアイスを買ってきた。(迷った末、単純に食べたいアイスを買った。)
去年、1番食べたと思うアイス。会社で食べていると「また、食べているの?」と聞かれて、そのうち何も言われなくなるほど食べた。
去年、1番食べたと思うアイス。会社で食べていると「また、食べているの?」と聞かれて、そのうち何も言われなくなるほど食べた。
牛乳を注いだとき「よしっ!」と声が出てしまったが、今見ても笑顔になる。
牛乳を注いだとき「よしっ!」と声が出てしまったが、今見ても笑顔になる。
良さしか見当たらない。完璧なアイスだ!
良さしか見当たらない。完璧なアイスだ!
アイスにあずきが入っており、それが牛乳とまざり驚くほどおいしいアイスになった。これから全部のアイスに牛乳を注いでいこうと思う。注ぐ側の人間になろう。そう思いながら食べていたところ、
落とした。
落とした。
結構な範囲に落とし1度洗ったのだが、また落としてしまった。もしかしたら、まだ注ぐ側の人間ではないのかもしれない。早く注ぐ側に行きたい。

牛乳とヤクルトゴールド

ゴールドの名前が魅力的だったので、思わず購入。
ゴールドの名前が魅力的だったので、思わず購入。
ヤクルトも牛乳と混ぜて飲むのがおすすめである。スーパーに買いに行ったところ、普通のヤクルトの隣に「ヤクルトゴールド」が売っていた。

幼少の頃、折り紙でも金、銀は特別な存在だったが今でもゴールドとついていると買ってしまう。好きな焼き肉のたれは黄金の味である。
伝説のヤクルト(選ばれた者だけが飲める)
伝説のヤクルト(選ばれた者だけが飲める)
ちなみに特別な雰囲気を出そうとすると、どうしても「伝説の剣」のことが浮かんでくる。近くに切り株があったので置いてみたところ、特別な雰囲気が出た。(近寄ってはいけない雰囲気。)
これもおいしい。全然違う味が変化する。
これもおいしい。全然違う味が変化する。
ヤクルトから出ている「ミルミル」を知っているだろうか。あの味に近くなる。牛乳とヨーグルトの甘い部分を合わせたような味だ。ミルミルは普通に売っていないため、気軽に飲むことができない。しかし、牛乳とヤクルトがあれば、再現することができる。ミルミルファンとしては、歓喜の瞬間だった。
あまりにもおいしかったので、おかわりしようとしたらこぼした。20分ぶり3回目。
あまりにもおいしかったので、おかわりしようとしたらこぼした。20分ぶり3回目。
洗ってから伝説のヤクルトがあった場所で干した。後の伝説のランチョンマット誕生の瞬間である。(ファンタジーなウソ)
洗ってから伝説のヤクルトがあった場所で干した。後の伝説のランチョンマット誕生の瞬間である。(ファンタジーなウソ)

牛乳と生クリーム

牛乳と乳製品を合わせていた中で1番見た目にインパクトがあったのは、生クリームだった。
見た瞬間、「また、太ってしまうのか」と思った。
見た瞬間、「また、太ってしまうのか」と思った。
持ってきたコップに入れてみたのだがとても飲みづらく、お皿に入れてみた結果がこれである。牛乳に生クリームをかけただけなのだが、思いほかの胃に訴えかけてくる食べ物ができてしまい驚いた。
まるでどんぶりめしを食べるかように生クリームを食べつつ、牛乳を飲む。
まるでどんぶりめしを食べるかように生クリームを食べつつ、牛乳を飲む。
理由はわからないが左手上がった。多分、おいしかったからだろう。
理由はわからないが左手上がった。多分、おいしかったからだろう。
コーヒーに行くと、生クリームが乗ったコーヒーがあるので、保証されたおいしさである。生クリームだけだと、きっとつらいかもしれない。牛乳を加えることで甘さを抑えられている。
練乳を入れた牛乳も甘くなって互いの魅力があふれ出ていた。
練乳を入れた牛乳も甘くなって互いの魅力があふれ出ていた。
これが牛乳に選ばれし者たちである。
これが牛乳に選ばれし者たちである。
結果的にカルピス、生クリーム、ヤクルト、練乳、やわもちが牛乳と合った。これからは積極的に牛乳と合わせていこう。

別に合わせなくてもいい乳製品たち

今回、合わせてみて「別に合わせなくていいな」と思ったものも紹介しよう。
本当の牛乳プリン。
本当の牛乳プリン。
見た目ではおいしそうだったが、食べてみるとお互いが別々に味の主張をしてくる。それぞれで食べた方がおいしいパターンである。ちなみにヨーグルトもそうだった。
クリームチーズの牛乳かけ。
クリームチーズの牛乳かけ。
見た目的にはおいしそうなクリームチーズも互いの良いところを消し合い、おいしくもなく、まずくもない、普通の味になった。

世の中見た目でない。中身で勝負しようと感じた。

今から牛乳を飲んで身長を伸ばしたい

牛乳は嫌いな人はいるが工夫して飲むことでおいしくなる。飲んで身長を伸ばしていこう。
この日だけで1.5リットル飲んだ。腹がパンパンである。横だけではなく縦にも伸びてほしい。
この日だけで1.5リットル飲んだ。腹がパンパンである。横だけではなく縦にも伸びてほしい。
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