パーフェクトまで半歩届かず
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。
先週は、木曜の予報さえ当たっていれば完璧だった。
この日は午前中から、埼玉などで雨雲が発生。
「えっ、早い」と内心はあせったが、ハズれたと思われないように、先手を打って「雨雲が来てますよ」と、さりげなくツイート。
「寒気の入り始めって、こういうことがよく起こるんですよね。」と、それらしいことを付けくわえて、カモフラージュも忘れず。
こういう当たってる感の演出も、気象予報士に必要なテクニックなんですよ。
まさに、あと出し天気予報ですけど。
東京都心は、午後になってから一時雨で予報通りだったが、けっきょく思ったほど晴れず、ドンヨリの時間が長かったので△に。
この日は午前中から、埼玉などで雨雲が発生。
「えっ、早い」と内心はあせったが、ハズれたと思われないように、先手を打って「雨雲が来てますよ」と、さりげなくツイート。
「寒気の入り始めって、こういうことがよく起こるんですよね。」と、それらしいことを付けくわえて、カモフラージュも忘れず。
こういう当たってる感の演出も、気象予報士に必要なテクニックなんですよ。
まさに、あと出し天気予報ですけど。
東京都心は、午後になってから一時雨で予報通りだったが、けっきょく思ったほど晴れず、ドンヨリの時間が長かったので△に。
まっ、この成績ならガッツポーズでもいいですよね。来週は、今年一年の成績を出します!
もう梅が咲いちゃいました
先週は月曜(14日)に、高松で梅の開花を観測。
平年より37日も早く、現在ある観測所のなかでは、全国で過去最も早い開花日となった。
気象台以外でも、各地でチラホラと梅がもう咲いているとのこと。
11月に寒さをいったん経験したあと、12月に暖かい日があったりしたため、勘違いして咲いた可能性があるらしい。
人間にたとえるなら、熟睡してたのに、寒さで目が覚めてしまって、急に暖かくなってきたから服に着替えて外に出たら、まだ夜だった、みたいな。
自分が梅だったら、その日はやる気をなくして、ぜったい二度寝する。
珍現象がいろいろ起こる暖冬傾向の12月。そんな中、数少ない寒波が今週やってくる。
平年より37日も早く、現在ある観測所のなかでは、全国で過去最も早い開花日となった。
気象台以外でも、各地でチラホラと梅がもう咲いているとのこと。
11月に寒さをいったん経験したあと、12月に暖かい日があったりしたため、勘違いして咲いた可能性があるらしい。
人間にたとえるなら、熟睡してたのに、寒さで目が覚めてしまって、急に暖かくなってきたから服に着替えて外に出たら、まだ夜だった、みたいな。
自分が梅だったら、その日はやる気をなくして、ぜったい二度寝する。
珍現象がいろいろ起こる暖冬傾向の12月。そんな中、数少ない寒波が今週やってくる。
【今週のみこみ】 寒波、週末だけ本気を出します
先週あたりの予報では、「クリスマス寒波が来る」と言われていたが、どうやらクリスマスには間に合わず。
やってくるのは、週末(26日~27日)に。
やってくるのは、週末(26日~27日)に。
聖なる夜には、寒波はまだ向かってる途中。ホワイトクリスマスは、北海道の一部くらいか。
しかも、クリスマスに会えなかったぶん埋め合わせするね、とばかりに、日本海側に雪を降らせ、全国各地に真冬の寒さをもたらす。
例年のクリスマス寒波に比べると小ものだが、がんばっちゃうかもしれないので、油断はできない。
例年のクリスマス寒波に比べると小ものだが、がんばっちゃうかもしれないので、油断はできない。
週末には、遅れて来た寒波が日本に。本州の南のほうまで来る勢いを持っているかがポイント。
そんな全力で来る寒波なのに、週が明けると、さっさと帰る。週末だけね、みたいな割り切りタイプの寒波だ。
ほんとに約束通りやってくるのか、結果は来週!。
ほんとに約束通りやってくるのか、結果は来週!。
今週の格言
『暖冬のときの寒波はショートステイ。今回は週末だけのお付き合い。』
『暖冬のときの寒波はショートステイ。今回は週末だけのお付き合い。』
質問コーナー
「全国の天気予報も一人で考えたりするのでしょうか? 東京の天気予報だけでも大変そうなのですが…。」
一人で考えることも、けっこうありますね。
全国の全地点を細かく考えるのは無理なので、全体を考えたうえで、その日ポイントになりそうな場所をいくつか選んで、細かく考えます。
でも、細かく考えられる日ばかりじゃないんですよね。
だいぶ前ですが、ずっと予報を出しつづける仕事をしていたとき、夜勤なのに昼間の睡眠に失敗した日は、眠くて眠くて、頭がぼーっとしたなか予報を作ることも。
そんな日は、なかなか細かく考えられないうちに、予報の締め切り時間がせまるんですよね。
ヤバいヤバいとあせって、ひとまず大ハズレしないように、○○地方は「くもり、くもり、くもり」と、ひたすら予報をくもりにしたことが…。
今でも、朝の各社の天気予報を見比べたとき、くもりばかりの予報があると、担当者が眠かったのかなぁと、若かりし頃の心の傷が、ちょこっとうずきます。
でも、細かく考えられる日ばかりじゃないんですよね。
だいぶ前ですが、ずっと予報を出しつづける仕事をしていたとき、夜勤なのに昼間の睡眠に失敗した日は、眠くて眠くて、頭がぼーっとしたなか予報を作ることも。
そんな日は、なかなか細かく考えられないうちに、予報の締め切り時間がせまるんですよね。
ヤバいヤバいとあせって、ひとまず大ハズレしないように、○○地方は「くもり、くもり、くもり」と、ひたすら予報をくもりにしたことが…。
今でも、朝の各社の天気予報を見比べたとき、くもりばかりの予報があると、担当者が眠かったのかなぁと、若かりし頃の心の傷が、ちょこっとうずきます。
詰め天気
正解は来週!
編集部より:増田さんへの質問を募集しています。投稿はこちら。