ラテン語は他にもさまざまな言葉の語源になっていて、調べてみると面白い。たとえば「運命」とか「幸運」とかの「フォーチュン/fortune」もラテン語が語源で、ローマ神話に出てくる女神の名前・フォルトゥナ/Fortunaから来ている。他にも有名なカエサル(シーザー)/Caesarも、ハサミ/scissorsなどの語源となっていたりする。(「帝王切開」という言葉もその辺りの誤訳から来ているそうだ)
長崎3大カステラのひとつ、松翁軒のカステラ。
というわけでカステラを買ってきた。
長崎では福砂屋、松翁軒、文明堂の3つをもってして「長崎3大老舗カステラ」と呼ぶが、小6の娘が意外にもそのことを知らなかったので、教育のためにも松翁軒のカステラを買ってきた。
長崎では福砂屋、松翁軒、文明堂の3つをもってして「長崎3大老舗カステラ」と呼ぶが、小6の娘が意外にもそのことを知らなかったので、教育のためにも松翁軒のカステラを買ってきた。
包装紙を解くと箱。
箱の中には包み。その下にまた箱。
それを開けるとようやくカステラご本尊。
この過剰とも思える包みによって乾燥から守られ、中からしっとりとしたカステラが現れる。
この時点でけっこう城っぽい。そして最近のカステラは最初から切ってある。
切ってあるのは城作りには不向きかと一瞬考えたが、レゴのようにこれを組み合わせることで作ることにした。
カステラオリンピックのエンブレムを考えてるみたいな気分で。
まずは皿の上に4つ置いてみた。
考えうる最小限の城だが、これだけでもなかなか城っぽく見える。
考えうる最小限の城だが、これだけでもなかなか城っぽく見える。
2枚増やして城を大きくした。
立体的に。門ができた。
おいしそう。(ゴクリ…)
作っている最中にもカステラの甘い香りが漂ってきて、大変おいしそうだ。
そしてカステラは柔らかく、すぐたわんでしまうので重ねたり積んだりするのにはあまり向いてない。
そしてカステラは柔らかく、すぐたわんでしまうので重ねたり積んだりするのにはあまり向いてない。
縦に積んで塔を作ろうかと思ったがそれは無理。カステラは縦には特に弱い。
古代ローマのカストラを検索してみても、いわゆる城のような高さのある構造物というよりも壁で囲まれた軍隊が待機するための陣地というものが多い。(=カステラとの共通点)
皿を増やし、内側の面積をさらに広げてみた。
なにげない壁が美しい。
ところで。
ベースに使っているこの白い皿だが、我が家ではいま四角い白い皿がちょっとしたブームとなっている。
この皿を使うと、日常のなにげない食事でも期待感が生まれるのだ。
ベースに使っているこの白い皿だが、我が家ではいま四角い白い皿がちょっとしたブームとなっている。
この皿を使うと、日常のなにげない食事でも期待感が生まれるのだ。
我が家でミニブーム、四角い皿。
期待感を高める四角い皿。隅の方に盛られた野菜。この後、中央にはどんなスペシャルな料理が来るんだ?肉か?魚か?とワクワクしていると…
パンと目玉焼きだった。この落差がまた楽しい。
切ってみた。
門ができた。
上に乗せてみる。こんなちょっとの重しでもたわんでいるカステラが愛おしい。
バターナイフが便利。
狭間(銃眼)を作ってみた。
もうカストラにしか見えなくなってきた。
長崎カストラ。
カステラは私が美味しく頂きました。 (ピントは押入れに合焦)