特集 2015年7月11日

世界遺産決定直前のある島の様子

優勝目前の力士並に平常心だった高島。
優勝目前の力士並に平常心だった高島。
以前、長崎の離島である伊王島、高島を訪れ、「島にはいくらで住めるのか?」という記事を書いた。

それからもう10年になる(10年の感覚が近頃やけに早い)。10年で何が変わったかと言うと、伊王島には橋がかかり(!)、離島でなくなった。また高島の方は世界遺産に登録された(!)。どちらも10年前にはまったく予想できなかった変化だ。

で、伊王島の方は橋がかかったこともあり何度も訪れていたが、高島の方は前回訪れたきりだったので、現在の様子を見に行ってみることにした。
長崎より九州のローカルネタを中心にリポートしてます。1971年生まれ。茨城県つくば市出身。2001年より長崎在住。ベルマークを捨てると罵声を浴びせられるという大変厳しい家庭環境で暮らしています。

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高島へは長崎港から船でおよそ35分。料金は片道1,020円。(2015年7月現在)
高島へは長崎港から船でおよそ35分。料金は片道1,020円。(2015年7月現在)

世界遺産

「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」(長い!)が7月5日、日本で19個めの世界遺産になった。ニュース等を見ると、まるで軍艦島だけが世界遺産になったみたいな勢いだが、全国23施設が登録されており、その中に高島の炭坑跡も含まれている。

今回私が10年ぶりに訪れたのはその前々日の7月3日。つまり世界遺産登録直前だったわけだが、半日島に居てもそのことをまったく私に気づかせないくらい平常運転だった。優勝直前の力士がインタビューで
「優勝とか意識してないっす。いつも通りやるだけです…。」
と答えるような謙虚過ぎるほど謙虚な姿勢で、私にまったく世界遺産のことを意識させなかった。
地図。すぐ下には軍艦島がある。
なかなか良い感じの船。こういうところで飲み会したい(もしくは限定ジャンケン)。
なかなか良い感じの船。こういうところで飲み会したい(もしくは限定ジャンケン)。
高島に到着。
高島に到着。

そんなに変わってない

冒頭で、「近頃10年の感覚がやけに短い」と書いたが、実際10年というのは大した時間じゃないのかもしれない。子供時代、20歳になるくらいまでの密度が高過ぎたのでなんとなく「10年=長い」と思っていたのだと思う。
10年前の到着時の風景。ほぼ同じ。
10年前の到着時の風景。ほぼ同じ。
船の待合所にて。パンフレットが充実。
船の待合所にて。パンフレットが充実。
フェリー・ターミナルの充実度が上がっていた。観光案内窓口があり、レゲエ風の若いお兄さんが座っていた。原発事故の後くらいから、音楽やってる人たちが何人か移住して来ているらしい。時々コンサートをやったりしているようだ。
10年前の待合所内の写真。クワガタとかも飼っていた。
10年前の待合所内の写真。クワガタとかも飼っていた。
電動自転車をレンタル。4時間500円。1日1000円。
電動自転車をレンタル。4時間500円。1日1000円。
前に来た時は自転車を借りて島を一周したが今回も。
10年前は普通の自転車だった。
10年前は普通の自転車だった。
前回借りた自転車屋さんはやっていなかった。もう店を閉めたんだろうか…?
前回借りた自転車屋さんはやっていなかった。もう店を閉めたんだろうか…?
先ほど10年は長くない、と書いたがお店とか商売だと10年維持するのはけっこう大変だ。ちょっと思い返してみても、10年間の間にお気に入りだったお店が数多く無くなった。
10年前に訪れた時はたまたまここで殺人事件が起きた日で、立ち入り禁止となっていた。
10年前に訪れた時はたまたまここで殺人事件が起きた日で、立ち入り禁止となっていた。
高島行政センター。赤い色が若干褪せたかな。。
高島行政センター。赤い色が若干褪せたかな。。
アラいらっしゃい!
アラいらっしゃい!
ビーチも健在。
ビーチも健在。
ヤシの木もほぼ同じ。
ヤシの木もほぼ同じ。
10年前。木にとっては10年なんてのはまさに一瞬なんだろう。
10年前。木にとっては10年なんてのはまさに一瞬なんだろう。
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