特集 2015年5月28日

パンの耳ではさんだサンドイッチが予想以上にうまい

パンの耳ではさんだサンドイッチ。予想以上のうまさ。
パンの耳ではさんだサンドイッチ。予想以上のうまさ。
パンの耳の部分が好きという人は結構いるのではないでしょうか?いませんか?いや、いるでしょう。

白い部分とは違い、より香ばしく、程よくかたく、味がある。しっかりとした歯ごたえのあるうまさがパンの耳の部分の良さです。

そんなパンの耳ですが、サンドイッチを作る時には切り落とされてしまうことが多いです。では、切り落とすのではなく、むしろパンの耳でサンドイッチを作ったらどうなるか。これが、かなりうまいのです。
1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動画インタビュー

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パンの耳をつくる

パンの耳でサンドイッチを作るには切り分ける前のパンからとった四角いパンの耳が必要です。

ということで、食パンをまるごと1本購入してきました。
三斤分のパン。結構重い。
三斤分のパン。結構重い。
このパンで三斤分。真ん中は両側の耳の部分が無いので、合計で14枚の四角いパンの耳を取ることが出来ます。
1本まるごと購入したらこんな大きな紙袋に入れてもらえた。一度にこれだけの量のパンを買う人が結構いるということか。
1本まるごと購入したらこんな大きな紙袋に入れてもらえた。一度にこれだけの量のパンを買う人が結構いるということか。
まずは3つに切り分けて耳を落としていきます。
タイミングが良ければこういう形のパンの耳をくれる(または売ってくれる)パン屋もあります。
タイミングが良ければこういう形のパンの耳をくれる(または売ってくれる)パン屋もあります。
このように一斤分の大きさの四角いパンの耳がとれました。各面を切り落としてサンドイッチに必要な枚数を作ります。
サンドイッチ作りには十分な四角いパンの耳。後で他の物も作ります。
サンドイッチ作りには十分な四角いパンの耳。後で他の物も作ります。
ところで、パンの耳好きの方ならご存知かと思いますが、パンの耳は場所によって違いがあります。それがこの3つ。
上面。程よく固い耳。
上面。程よく固い耳。
硬さ、厚み共にバランスのよい上面のパンの耳。
底面。少しクセのある硬さ耳。
底面。少しクセのある硬さ耳。
少しザラついた硬さが心地よい底面の耳。
側面。薄くソフトな部分とザラついた硬さの部分が混在する耳。
側面。薄くソフトな部分とザラついた硬さの部分が混在する耳。
ソフトとザラついた硬さが半々な側面の耳。

それぞれ違う特徴のある耳なので、出来れば同じタイプの耳で挟んでサンドイッチにしたい。しかし、取れる数に限りがあるので今回はその点は目をつぶります。
個人的には上面のパンの耳が一番好きです。どれもそれぞれおいしいけどね。
個人的には上面のパンの耳が一番好きです。どれもそれぞれおいしいけどね。
さて、パンの耳が揃ったところでサンドイッチにしていきます。

トマト、ハムチーズ、玉子サンドの3種類

パンの耳で挟むこと以外は普通のサンドイッチです。
パンの耳で挟むこと以外は普通のサンドイッチです。
サンドイッチの具材はトマト、ハムとチーズ、玉子の3種類を用意しました。作り方は普通のサンドイッチと変わりません。
マヨネーズを塗るのもいいですよね。
マヨネーズを塗るのもいいですよね。
パンの耳にバターを塗ります。
家でサンドイッチを作るなんていつ以来だろう。
家でサンドイッチを作るなんていつ以来だろう。
具材を乗せていきます。
耳の方を内側にしてもよかったかもしれない。
耳の方を内側にしてもよかったかもしれない。
もう一枚で挟み、軽く押さえます。
パッと見た感じはドトールのミラノサンドだろうか。
パッと見た感じはドトールのミラノサンドだろうか。
食べやすいサイズに切り分けて出来上がりです。
こうしてみるとあまり違和感がないような。こんな感じの具材の入ったパンはあるかも。
こうしてみるとあまり違和感がないような。こんな感じの具材の入ったパンはあるかも。
パンの耳で挟んだサンドイッチは、通常のサンドイッチと比べてかなり食べ応えがあります。硬さの関係で、噛むほどに味が出てくる感じになります。耳の香ばしい香りも具材とよく合う。
バケットに切れ目を入れて作ったサンドイッチとはまた違う食べ応え。うまいね。
バケットに切れ目を入れて作ったサンドイッチとはまた違う食べ応え。うまいね。
単純に硬めのパンを使ったサンドイッチとは違った味わいがあります。もし四角いパンの耳が数枚手に入ったら是非やっていただきたいサンドイッチです。
ケチャップとチーズで作るアレです。
ケチャップとチーズで作るアレです。
さて、四角いパンの耳が沢山出来たので、それを使ってもう一つ別の物を作ってみます。
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パンの耳でピザトースト

パンの耳にケチャップを塗った時点でもう何を作るが大体分かったでしょう。次はピザトーストを作ります。これも想像以上にうまかった。
子供の頃は今みたいにピザ屋なんて沢山無かったから、ピザと言えば喫茶店のピザトーストだった。
子供の頃は今みたいにピザ屋なんて沢山無かったから、ピザと言えば喫茶店のピザトーストだった。
作り方は簡単。パンの耳にケチャップを塗ってチーズを乗せます。
ソーセージやスイートコーンなどもゴチャゴチャ乗っていて、マヨネーズがかかっていたかな。または、ほぼ具が乗っていなかった。
ソーセージやスイートコーンなどもゴチャゴチャ乗っていて、マヨネーズがかかっていたかな。または、ほぼ具が乗っていなかった。
あとは適当な具材を乗せてオーブンに入れて焼けば出来上がりです。
薄い方がよりクリスピーになっていいようです。
薄い方がよりクリスピーになっていいようです。
パンの耳で作るピザトーストは、通常の食パンで作るものと比べてより香ばしく、サクサクとクリスピーな食感になります。厚切りのパンで作るピザトーストがフワフワの厚めの生地のピザとすると、パンの耳のピザは薄い生地のカリッと焼かれたピザのようです。
サクサクとしてうまいね。
サクサクとしてうまいね。
香ばしい耳の味がチーズによく合い、かなり本格的な味になります。四角いパンの耳が手に入ったら是非やっていただきたい一品です。

ところで、耳をとった残りの部分は?

ここまでパンの耳を使ったオススメの調理法を2点ご紹介しましたが、パンの耳を1本分のパンから作ったのでこのような物が残りました。
耳なしの切れてない食パン。
耳なしの切れてない食パン。
食パンの白い部分。これが1斤そのまま残りました。通常はパンの耳の方が残りますが、パンの耳を積極的に使うとこうなります。
そのまま焼いてしまえ。
そのまま焼いてしまえ。
この際なのでこのまま焼いてみました。
どこかのカラオケ屋でこういうサイズのトーストだしていたな。
どこかのカラオケ屋でこういうサイズのトーストだしていたな。
1斤を切り分けず。1枚切りの耳無しトースト完成です。バターを塗って食べてみます。
大きい食べ物はテンションあがるね!
大きい食べ物はテンションあがるね!
食べにくい!
食べにくい!
食べる前からうっすら分かってはいましたが、1枚切りのトースト。食べにくいです。柔らかい焼いてないパンのままならかじり付いても潰れるので食べられます。

しかし、カリッと焼いたトーストだと角以外口に入ってこない。しかも食べているときに別の部分が顔に当たる事も。
結局切り分ける。
結局切り分ける。
物事には程よいサイズがある。もし1枚切りトーストをやりたい方がいましたら、切れ目を入れておいて手で切り分けられるようにしたほうがいいです。

とりあえずパンの耳サンドイッチはオススメです

1枚切りトーストはイマイチでしたが、パンの耳のサンドイッチとピザトーストはかなりオススメなので是非一度やってみてください。

今回はやらなかったのですが、フレチトーストもパンの耳で作るとかなり美味しいのではないかと予想しています。恐らく他にも色々あるでしょう。

また、残る白い部分を塊のまま何か使えないかも今後考えてみたいと思います。
パンの耳あんこトーストもサクサクとしてかなりオススメです。
パンの耳あんこトーストもサクサクとしてかなりオススメです。
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