特集 2015年5月27日

矢印だらけ

交通標識の場合、平行型はほとんどない

駅や街中でシェアが高い平行型の矢印だが、これが道路交通の標識になるとほとんど見つからない。

下の写真にはざっと14の矢印があるが、全て平行型ではない矢印である。便宜上、形が似ているから『イカ型』とでも名付けておこう。
標識は全てイカ型の矢印である。
標識は全てイカ型の矢印である。
おそらく視認性の問題だろう。平行型の矢印を道路に書くと線が多すぎて見づらいから、イカ型を使っているのだと思う。
斜めから見ても方向と形を視認しやすいイカ型矢印。
斜めから見ても方向と形を視認しやすいイカ型矢印。
しかし、実は道路の矢印と標識の矢印は微妙に形が違う事にお気づきだろうか。
標識の場合はアローヘッドの折り返しがするどい。
標識の場合はアローヘッドの折り返しがするどい。
道路に書かれた矢印はアローヘッドが直角なのに対し、標識の場合は少し鋭角になっている。これも視認性の問題だろう。だが、例外もあったりする。
最近普及している自転車走行レーン。これを逆送してくる人を見るとイラっとしますよね。
最近普及している自転車走行レーン。これを逆送してくる人を見るとイラっとしますよね。
自転車レーンの場合はたまに平行型が使われていたりする。自動車用の標識よりも規格が緩いのかも知れない。
道路ではレアな平行型。しかも笠が3枚。
道路ではレアな平行型。しかも笠が3枚。
一般的な道路標識に使われている矢印は全て鋭角イカ型である。平行型矢印はイレギュラーであると理解していただきたい。
標識の矢印は全て鋭角イカ型だ。
標識の矢印は全て鋭角イカ型だ。
ジュネーブで見つけた標識も鋭角イカ型であった。色使いも共通である。シャフトの下がわずかに膨らんでいて奥行き感が出ているのが可愛い。
外国のこういうサインってことごとく可愛く見える。『食べ慣れないものがご馳走理論』かもしれないが。
外国のこういうサインってことごとく可愛く見える。『食べ慣れないものがご馳走理論』かもしれないが。
ちなみに前ページで見たスイスの信号は矢印が平行型だったが、日本の信号では違う形になっている。

直角のアローヘッド線とシャフトで構成された、傘型の矢印である。個人的な嗜好としては、このタイプの矢印が一番好きだ。
信号ではなぜか傘型矢印を採用。
信号ではなぜか傘型矢印を採用。
次のページでは色んな変わった形の矢印を紹介します。
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