特集 2015年5月15日

続々・海外ボードゲーム、子供にウケるのはどれ?

見た目で選ぶ

やはり子供はテーマ、ストーリー性があるゲームを「やりたい」と思うようだ。それも宇宙とかドラゴンの絵が描いてある箱に食つく傾向にある。

そこで、たまには子供が好きそうな直球ストライクなやつを一緒にやるか、と寄り添ってみたのがこちら。
ダンジョンクエスト!!
ダンジョンクエスト!!
「いかにも男子」な箱絵である。

ゲーム内容も見た目の通り。地下迷宮に入って敵と闘いながら財宝をゲットし帰ってくるといういかにもな内容。

なのだが、このゲームは「勇者が簡単に死んでしまう」のがこの手の普通のゲームと違うところ。
一歩進むごとにタイルをめくって配置していくことで徐々に迷宮が明らかになっていく。
一歩進むごとにタイルをめくって配置していくことで徐々に迷宮が明らかになっていく。
元々コマは灰色だったが自分で色を塗った。視認性と愛着度アップ。
元々コマは灰色だったが自分で色を塗った。視認性と愛着度アップ。
いわゆるこの手のゲームであれば、序盤は敵も弱く、冒険が進むにつれだんだん厳しくなるようゲームマスターと呼ばれる人が調整したり、コンピュータゲームであればそうなるように作ってあったりする。

ところがこのゲームは基本的にそのあたりがすべてランダムで、序盤中盤関係なくいきなり殺しにかかってくる。
爆発して死亡。
爆発して死亡。
薬飲んで死亡。
薬飲んで死亡。
「能力判定」と書いてあったら、サイコロを振る。出目次第でコロリと勇者が死ぬ。
「能力判定」と書いてあったら、サイコロを振る。出目次第でコロリと勇者が死ぬ。
巡り運によっては一歩目でいきなり死ぬ可能性だってあるのだ。
地下に潜って途中から顔を出すこともできるが、地下にはより危険度が高いトラップが目白押しなので、潜らないで済むならその方が安全。
地下に潜って途中から顔を出すこともできるが、地下にはより危険度が高いトラップが目白押しなので、潜らないで済むならその方が安全。
運良く無事財宝がある部屋に辿り着いたとしても、そこにはドラゴンが眠っており、何分の1かの確率で目を覚ます。ドラゴンが起きると財宝をすべて手放した上にボッコボコにされる。
運良く無事財宝がある部屋に辿り着いたとしても、そこにはドラゴンが眠っており、何分の1かの確率で目を覚ます。ドラゴンが起きると財宝をすべて手放した上にボッコボコにされる。
というわけで、カードのめくり運にダイス運と、頭で考えたことが吹き飛ぶほどに運の比重が大きい「複雑な運だめし」みたいなゲームだが、これが不思議なことにとても面白い。

また、「どうせギリギリでクリアできるように調整してあるんだろう…」みたいなところがないので成功した時の達成感も高い。
勇者ムスコが財宝を手にして無事生還。 (裸族なんで家にいる時はだいたい裸)
勇者ムスコが財宝を手にして無事生還。 (裸族なんで家にいる時はだいたい裸)

みんなの感想

息子(小2):大好き。
娘(小6):まぁまぁ。

私:運ゲーだけど随所に盛り上がりポイントがあって面白い。この手のゲームとしてはプレイ時間が短め(1時間以内くらい)なのも遊びやすい。

サイコロゲームはヒット率が高い

サイコロを使ったゲームは受け入られやすいのかもしれない。
「街コロ」
「街コロ」
日本人が作ったゲーム。これも子供に好評というレビューがネット上にいくつかあったのと、ドイツの大手ゲームメーカーがこれの海外版を出版し、海外での評価が高いという話を聞き、やってみた。
サイコロを振って、自分が持ってるカードの目が出たらお金がもらえる。
サイコロを振って、自分が持ってるカードの目が出たらお金がもらえる。
上の写真で言えば、左の青のカードは2の目、右の緑のカードは4の目が出たらそれぞれ1コイン、3コインともらえる。
お金が貯まったらこの中から好きなカードを買うことができる。
お金が貯まったらこの中から好きなカードを買うことができる。
カードを買って街を発展させていくことで、より多くのお金が集まるようになる。
カードを買って街を発展させていくことで、より多くのお金が集まるようになる。
たくさんのカード群を見て、マニアはすぐコンボとか複雑な展開などを期待しがちだが、やってみるとサイコロ運の比重が高く、マニアが期待するような展開はあまりない。

しかし運が強いということは子供が勝つことも多いということでもあり、またサイコロ振ってお金が増えてカード買って…という流れは単純に楽しく、子どもと一緒にやるゲームとしてはなかなか悪くないな、と思った。

みんなの感想

息子(小2):好き。
娘(小6):ふつう。

私:若干物足りなさもあるものの、予想よりずっと楽しめた。
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