
今大会のルール説明
一応、選手権というタイトルをつけたのでルールを紹介しておこう。
・それぞれの寝袋で5分間、寝てみる。
・その時にどれくらい暖かいのかで点数を出す。
・最高は100点満点。
以上のルールでお届けします。
・それぞれの寝袋で5分間、寝てみる。
・その時にどれくらい暖かいのかで点数を出す。
・最高は100点満点。
以上のルールでお届けします。


今回の会場は、実家のバルコニーです。

ウインドブレーカー「ビニール袋」
最初に試したのは、ビニール袋。
中学生の時、雨具を忘れた私はビニール袋をレインコート代わりにして帰った。
あの時は「肌にまとわりつく感じ」がレインコート似ているなと思ったのと同時に、
通学路を歩く周りの目線が、多少笑いを含むものだったことは今でも忘れない。
「なんでも道具にして使うの、サバイバルっぽいな」と喜んでいた。
あれから、10年以上が経ったが同じようなことを今でもしている。
変わらない良さってあるよね。
中学生の時、雨具を忘れた私はビニール袋をレインコート代わりにして帰った。
あの時は「肌にまとわりつく感じ」がレインコート似ているなと思ったのと同時に、
通学路を歩く周りの目線が、多少笑いを含むものだったことは今でも忘れない。
「なんでも道具にして使うの、サバイバルっぽいな」と喜んでいた。
あれから、10年以上が経ったが同じようなことを今でもしている。
変わらない良さってあるよね。


写真は10年以上経ってから撮影したイメージ写真です。


ビニール袋にハサミを入れる。


袋の底を切り、空洞にする。



下の部分に穴の開いていない袋を重ね、足元からは空気が入って来ないようにし、
さらに5枚重ねにして、完全に風を防ぐことに成功した。
多分、工作やものづくりをする時は「この部分が大変でした!」とか、「ここに力を入れました!」と書いた方がいいと思う。
しかし、これと言って頑張ったところはなく、何も起こらずに寝袋は完成してしまったので書くことがない。唯一あるとすれば、「ビニールは切りにくいけど、頑張れば切れる」ぐらいだ。
さらに5枚重ねにして、完全に風を防ぐことに成功した。
多分、工作やものづくりをする時は「この部分が大変でした!」とか、「ここに力を入れました!」と書いた方がいいと思う。
しかし、これと言って頑張ったところはなく、何も起こらずに寝袋は完成してしまったので書くことがない。唯一あるとすれば、「ビニールは切りにくいけど、頑張れば切れる」ぐらいだ。

ビニール寝袋の寝やすさは?
ビニール寝袋(今思いついた)が完成したので、早速寝てみたいと思う。
いい感じに外は風が吹いているので、検証するにはぴったりだ。
いい感じに外は風が吹いているので、検証するにはぴったりだ。


空洞部分(ビニール寝袋の上部分)だけ付けてみたら、料理をこれから作る人みたいになった。得意料理はグラタンです。



風がビュービューと音を立てているが、風で寒いということはない。しかし、なんかもう全体的に寒い。
風さえしのぎ切れば、暖かいだろうと思ったがそんなことはなかった。
ビニールは薄い。薄すぎるのだ。ベランダの床部分の冷たさや気温の冷たさなど、外にいることで感じられる全ての冷たさを感じてしまう。
全然暖かくなかった。
風さえしのぎ切れば、暖かいだろうと思ったがそんなことはなかった。
ビニールは薄い。薄すぎるのだ。ベランダの床部分の冷たさや気温の冷たさなど、外にいることで感じられる全ての冷たさを感じてしまう。
全然暖かくなかった。


空を見上げたら、物干し竿と洗濯物ハンガー。実家を感じる。

さあぁ、審査員の点数はいくつだ!


40点
(本当なら10点なのだが、もしかしたら夏だったら寝れたかもしれない。夏季大会に期待)
(本当なら10点なのだが、もしかしたら夏だったら寝れたかもしれない。夏季大会に期待)


何層にも重ねられた厚さが奇跡の暖かさを生む「新聞紙」
続いては新聞紙だ。かつて、まだ朝が冷える季節に友人の家に泊まった時だ。一枚のバスタオルだけ渡された私は、あまりの寒さに起きた。丸まって何とか寒さをやり過ごそうと思ったが、どうしても寒くて寝れず、コンビニまで新聞紙を買いに行き、体に巻いて朝を無事迎えたことがあった。


写真は寝袋作成の時に、「素材の写真を撮ってない!」と急いで撮った写真です。

あの時ピンチを救ってくれた新聞紙。
命の恩人(命の恩紙かもしれない)は高得点を出すことができるのだろうか!
個人的に一番頑張って欲しい。
今回は15日分の新聞紙を使用し、寝袋を作成する。
命の恩人(命の恩紙かもしれない)は高得点を出すことができるのだろうか!
個人的に一番頑張って欲しい。
今回は15日分の新聞紙を使用し、寝袋を作成する。


プラモデルにスプレーで色を付けるときに新聞紙を引くがそれっぽい。作業場みたい。

敷布団と掛布団のように2枚に分けて作り、後ほど2枚を合わせる。
実際に寝てみると、こんな感じだ。
実際に寝てみると、こんな感じだ。



身長170cm弱の私が大の字に寝られるくらいに幅広い。
普通の寝袋では絶対にできない、自作したからこそ実現した大きな寝袋だ。
普通の寝袋では絶対にできない、自作したからこそ実現した大きな寝袋だ。


ベランダいっぱいに広がる新聞紙寝袋。外でスプレーを使うから敷いたわけではない。


おやすみなさい!


2分経過。寒くて新聞を巻きつけようとする。


3分経過。全然巻けない。


5分経過。あんなに幅があった新聞紙寝袋だったが、最終的には1枚になった。

寒くて仰向けから横なってみたり、そこからまた仰向けになってみたりとした結果、
新聞紙が大破した。
結果的に1枚だけかけていたので、新聞紙をかけるときは、1枚だけの方がいいかもしれない。
点数をどうぞ!
新聞紙が大破した。
結果的に1枚だけかけていたので、新聞紙をかけるときは、1枚だけの方がいいかもしれない。
点数をどうぞ!


30点
(枚数をもっと増やさないと寒い。あと、寝返りの時にクシャクシャと音が鳴り、うるさかった。)
(枚数をもっと増やさないと寒い。あと、寝返りの時にクシャクシャと音が鳴り、うるさかった。)


この後、もう1つやろうと自分の部屋に戻って準備しているときに、別に理由もなくベッドに横になり、何となく「目でも閉じてみようかな」と思って閉じたら、おはようございます。朝でした。ビックリした。

空気の力よ。俺に快眠を与えてくれ「気泡緩衝材」
朝食を食べた後、選手権の続きを実施した。



初めて気泡緩衝材を東急ハンズで買ったら、持ち手を付けてくれた。
長いものを買うとつけてくれるらしいので持ち手が欲しい人はハンズへ!
長いものを買うとつけてくれるらしいので持ち手が欲しい人はハンズへ!


早朝に気泡緩衝材と共に2ショット。

朝の7時から気泡緩衝材と共に撮影した。テンションが上がったのか、ピースサインが出てしまった。
早速、寝袋を作ってみよう。
早速、寝袋を作ってみよう。


まずは、軽く巻いて、


ゴロゴロ…


ゴロゴロと巻いて作った。多分、これよりも簡単に作れる方法があったかもしれない。


完成した。自分で作って言うのもなんだか、これ寝袋か?

昼間だと、太陽の光で暖かくなってしまう場合がある。
公正な審査をするため、夜を待つ。
暗くなり、気温も下がってきた。
さぁ、会場へ!
公正な審査をするため、夜を待つ。
暗くなり、気温も下がってきた。
さぁ、会場へ!



様子を見ながら、足を入れていく。



完全な寝袋状態となりました!



戦闘態勢に入った!寝心地はどうだ!



眠りの態勢に入った!
1番暖かいかもしれない。空気が入っている分、断熱効果があるのか今までの物に比べて、床の冷たさを感じなかった。外の空気も体が出ている部分は寒いが、寝袋に入っている部分はそんなに寒くない。初夏ぐらいならこれで十分だ。
高得点を狙えそうな気配があるが、果たして点数は!
1番暖かいかもしれない。空気が入っている分、断熱効果があるのか今までの物に比べて、床の冷たさを感じなかった。外の空気も体が出ている部分は寒いが、寝袋に入っている部分はそんなに寒くない。初夏ぐらいならこれで十分だ。
高得点を狙えそうな気配があるが、果たして点数は!


80点
(厚さによっては全季節で戦えるレベル。オールラウンダーで活躍が期待できる)
(厚さによっては全季節で戦えるレベル。オールラウンダーで活躍が期待できる)


ということで「暖かいのはどれだ!!家で作った寝袋選手権」優勝は気泡緩衝材でした!


優勝おめでとうございます!



全ての寝袋で使用したのだが、気泡緩衝材のいらない部分を丸めて作った枕がかなり良かった。頭の形にちょうど合う。自分に合った枕を探している方は、一度試して見た下さい。







今回の記事とは全然関係ないですが、久々に食べたら美味しかったので、皆さんも食べてみて下さい。私はマックダブルが好きです。



