特集 2015年3月16日

電柱、傾いていますか

なんで傾いてるの?

いろんな柱が傾いてるのはわかった。ではそもそもなんでこんなことになっているんだろうか。

ここでは電柱に的を絞って、NTTと東京電力に電話できいてみました。(以下、2社の回答を抜粋しています)
「なぜ電柱が傾いているんですか?」
(回答)引っ張られる力で傾いてきてしまう場合がある。電柱には電線が垂れ下がってこないようにワイヤーが張られていて、それに沿って電線を渡している。そのワイヤーの引っ張る力が強い。(NTT)
電線自体は切れないようにゆるめに張られているけど、このワイヤーの力が強いらしい
電線自体は切れないようにゆるめに張られているけど、このワイヤーの力が強いらしい
「最初は垂直に立てているんですか?」
(回答)はい。(東京電力)
「傾いてくることを見越してあらかじめ反対側に傾けているとか?」
そういったことは無い。補強が必要な場合は、支線を打つ。(東京電力)
歩道の地面から出ている、黄色いガードのついたワイヤーが「支線」。地面と電柱の上部をつないで、支えている
歩道の地面から出ている、黄色いガードのついたワイヤーが「支線」。地面と電柱の上部をつないで、支えている
「傾いている電柱を見かけましたが、倒れないんですか?」
(回答)倒れることは無い。数度くらいなら正常の範囲内なので安心してほしい。(東京電力、NTT)
「でも、もっと傾いてきたら?」
(回答)ちゃんと点検して、必要ならメンテナンスしているので大丈夫です。もし不安な場合は、ご連絡いただければ調べに行きます。(NTT)
どうやら「建てるときにうっかり曲がっちゃった!」というようなものではなく、ちゃんと垂直に立てているけどだんだん傾いてくる(場合がある)もののようだった。10年くらい定点カメラで毎日撮影してみたら、傾いていく様子が撮影できるのだろうか。

世界がゆがむ瞬間

人間は関心外の物事は単純化して考える傾向があるので、3次元世界はだいたい90度のグリッドに沿っていて、電柱や柱は垂直に立っているものだと思っているのではないだろうか。少なくとも僕はそうであった。

でも先入観を捨ててよく見てみると、世界はけっこう傾いていて、ずれていて、ゆがんでいる。
それに気がついた途端に、いままでまっすぐ見えていた世界が急にグニャグニャとして見えてくる。その感覚がおもしろいなーと思いつつ、毎日を過ごしています。(近況)
今回のために買った角度計の裏についていた謎の図。これは一体。
今回のために買った角度計の裏についていた謎の図。宇宙人に人間の体の構想を説明するときに使うやつか
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