そのお得感、ちょっと待った!!
食べ放題メニューのお得感、あれは私たちがなんとなく抱いている「普通に好きなだけ食べたら何万かかるかわからないからなー」という先入観に支えられている。しかし実際のところいくらかかるのか。「何万」はちょっと自分の胃袋を過信しすぎなのでは!?意外と二千円くらいで済んじゃうのでは?
もちに雑煮にお節に…と何かと食べ放題しがちなお正月、改めてそんな「食べ放題」に、正面から向き合ってみようじゃありませんか。
「勝手に食べ放題」のルール
・好きな店で
・好きなだけ食べる
・無理して食べる必要はない
今回のターゲットは焼肉、寿司などアッパー系から、うどんやハンバーガーの普段づかいチェーン、そして、ついには高級レストランまで!幅広いラインナップでお送りします。
※下の一覧から好きなお店をクリックするか、ページ下の「つぎへ」をクリックすると順番に読めます。
もういい。僕は肉を食う。
今年の2月から半年かけてダイエットをした。
食事を減らし、地味に運動して15kg落としたのだ。
我ながらがんばったと思う。
それ以降もリバウンドに気をつけ、体重を着実にキープしている。
我ながらがんばっていると思う。
先日の打合せで、「きだてさん、年末年始企画は『勝手に食べ放題』でお願いします。がっつり食べてきてください」と言われた。
一年がんばってきた最後で、なんという仕打ちか。残虐行為か。悪魔将軍か。
もういい。たらふく肉食うぞ肉。肉もってこーい。
涙こらえて肉を焼きます
僕が選んだお店は、牛角。ご存知、安くておいしいあの焼肉屋さんだ。
ダイエット上がりであるにも関わらずこんな企画を受けてしまい、半ば自暴自棄でのチョイス。
つまりは、焼肉ではなくてヤケ肉である。
正直、今回の記事で面白いことを書こうとする努力はここまでだ。
あとはもう、ただ僕が肉を食って自ら15kgダイエットの努力を無駄にするだけの、涙のドキュメンタリーである。
みなさん、ハンカチは用意していただけただろうか。
ヤッホー、肉肉。肉肉。
店を目指す道すがら、どんどん自分の表情が暗く沈んでいくのが分かる。
ああ、いやだいやだ。肉、いやだ。
牛角、しばらく来ないうちにメニュー増えたなー。なんだよ全部うまそうだなー。
店内で席に着いたら、さっそく沈痛な面持ちでメニューに目を通す。
つらかったな、あの時の僕。
黒毛和牛カルビにホルモン塩ダレ。うひょー。
熟成厚切りサガリにみすじにタンカルビ、王様ハラミ塩バター。うおーテンション上がるー。
しぶしぶ注文はしたものの、できれば「あいにく本日は全て品切れでして…」と断られたかった。
しかし、悲しいことに頼んだものはすべてバッチリ出てきてしまった。もう焼く前から旨そうなのが丸わかりの状態で。
牛角、君らに人情は分からないのか。人を思いやる優しい気持ちだけ品切れか。
テンション上がりすぎて、網に一気乗せ。キャッホー。
往生際が悪いと言われそうだが、肉を網にのせるのが本当に辛い。
手つかずの生状態ならギリギリで肉を無駄にせず済むかもしれないが、焼いてしまったら最後、食べるしかないのだ。
あーもー、最高だよ最高。脂の甘みがたまらんわー。
つらい。心からつらい。
が、肉を無駄にするわけにも行かないので口に運ぶ。
サガリもハラミも、僕の涙でちょっと塩辛かったように思う。
せめてもの抵抗。炭水化物はとらない
今年行ったダイエットの中で最も注意したのが、炭水化物を減らすということだ。
ごはんなどの炭水化物を減らすことで、かなり効果的に体重が減った。
とはいえ、焼肉だ。
僕はもともとお酒を飲まないので、焼肉と言えばどうしても白飯が欲しくなる。
しかし今日の食事は相当にハイカロリーだ。ここでごはんを頼んでしまえばもう取り返しが付かなくなる。
大判のみすじ(牛の肩甲骨まわり)。これをサッと焼きまして…
肉汁がじわっと出た頃合いでおろしぽん酢ドーン。たまらんなー。これはたまらんなー。
今回、勝手に食べ放題を引き受けるにあたって、企画担当の石川さんに「せめて炭水化物を摂らず、肉の旨いのだけ食べ放題をやってきます」と宣言した。
それが、この企画を持ってきたデイリーポータル編集部への、せめてもの抵抗というものである。
肉だ。肉だけ食うぞ。
カルビがジュウジュウいってるぞ。焦げる焦げる。早く取れって。
あら大変。じゃあ、急いで白飯の上に乗せないと。
この一連の流れを茶番劇だと言う人はいるかもしれない。
だが、本当にこの時点で僕はごはんを頼んだ記憶がないのだ。本当に。
恐ろしいことに、肉をあれこれ注文した後に無意識で「あとライスの中ください」と言っていたらしい。
肉とごはんがあるならしょうがないよなあ。
アハハハ、我慢とか無理無理。うまいうまい。最高最高。
焼肉とごはんがあって、それを我慢するなんて人類には不可能なことなのだ。
たぶんだけど、修行僧だって無理だよそんなの。
あー、カルビオンザライス、うまーい。さいこーう。
ごはんのせいで急激に満腹感が高まってきたけど、でもうまーい。
とにかく楽しみにしていた肉
さて、今回牛角で勝手食べ放題をやるにあたって楽しみにしていたメニューがある。
それが、黒毛和牛くらした、黒毛和牛特上カルビ、熟成やわらかヒレ、霜降り上タン塩をちょっとずつ盛り合わせにした『厳選四種盛り』である。
運ばれてきた時点でもう「どえらいの出てきた」感がある。
ごろんと厚切りの霜降り上タン。週刊誌の袋とじでこれのグラビア載っててもいい。
常温で脂じっとりの特上カルビ。これ食べていいんすか。マジでいいんすか。
どれぐらい楽しみにしていたかというと、メニューを見ながら注文した時に「これは最後に持ってきてください。あと、その時いっしょに網も替えてください」とわざわざ網替え予約をしたぐらい。
お願いした通り、ちゃんと替えの網も持ってきてくれた。
そろそろお腹も一杯だし帰りたいところだが、でも、これは食わずに帰れないだろう。
分厚い。分厚いよ霜降り牛タン。
もう「もふぁ…」という感想しかない。もふぁ…だ。
霜降り牛タンはゴロッとしているのに噛むと「ふわサクッ」という歯応えで簡単にかみ切れる。
そんな歯応えの肉があっていいのかという驚きと、旨味成分の濃さに打ちのめされそうだ。
焼くとじぶじぶと肉汁が染み出してくる熟成ヒレ。
「マイガッ」「オーマイガッ」
熟成ヒレ、超やわらかい。
特上カルビとくらした、超やわらかくてとろとろ。
味なんか旨いに決まってるので、これ以上書くことがない。
ただただ大満足、ご満悦である。
うまかったけど、調子乗って食い過ぎた、という感情の入り交じった食後。
そんなこんなで、食べたのは以下の通り。
食べ過ぎて苦しいレベルまで食べきって、厳選四種盛りまで堪能してこの値段。もしかしたらだいぶお安く済んだか、とすら思える。牛角、すごいなー。
明日からまた出直すつもり
頼んだ時は「しまった、注文しすぎたな。食べきれなかったらまずいな」とビクビクしていたが、結局きれいに食べ尽くしてしまった。
明日からは、また一から出直す所存である。
あと、牛角のメニューにカロリー表記がないのは、牛角なりの優しさだと思う。
たとえ書いてあったとしても見る気は無いが。
回転ずし、勝手に食べ放題!
ついに、ついに、声をかけてもらえたのだ。これまで人がやってるのを眺めつつ、いつかやってみたい……と思っていた、あの「勝手に食べ放題」。
この話がきたとき、あることを言われた。「チェーン店でお願いします」と。ちょっとまて。
チェーン店の種類が非常に少ない地域に住んでるもので、選べる店も限られるのだ。種類が少ない中から吟味し、島根にはなく鳥取にはある「スシロー」へ行くことにした。よし、回転ずし食べ放題だ!
食べる順序問題
今思えば、事前に下調べをしておけばよかったのかもしれない。特になにも考えずふらりと店にきてしまった。
そして何も考えず茶碗蒸しにしてしまった。寿司屋なのに。まず目について、「美味しそう!」という思いだけで注文した。
最初の注文
茶碗蒸しを食べ終わってから気づいたが、このこのトレイ、流れてきても取らなくていいやつだった
回転ずしって久々に来ると妙に進化してて戸惑う。実は近年、回転ずしを店内で食べる機会が少なく、たまに行っても持ち帰るパターンが多かった。今回もオタオタして余計なトレイまで取ってしまったりした。
なににしようかなー
メニューを見て気になったネタを特に何も考えずいくつか頼んでみる。
焼きとろサーモン、えんがわ、いくら、なすの揚げびたし、ツナサラダ。
ツナサラダは一番好きなおにぎりの具で、寿司バージョンももちろん好きだ。なすに関しては、昔は苦手だったが近年食べられるようになり、美味しさが分かるようになったのが嬉しい。なにかにつけて頼んでしまう。
焼きとろサーモン
えんがわ
いくら
なすの揚げびたし
ツナサラダ
寿司好きの人に怒られそうな、全さび抜き……
ふと気付いた。安いものばっかりじゃないか……! せっかく食べ放題なんだから、もっと豪勢にいきたい。
……とか言いつつ、次に食べたいのは100円のねぎまぐろ。よく似たメニューのねぎ塩まぐろってどう違うんだろう? と気になり、これも注文。この2つについては、塩だれの味がするかどうかの違いだった。
ねぎまぐろ
ねぎ塩まぐろ。ねぎの種類も違う
今度こそ、もっと豪勢に……思って頼んだのが、牛肉カルビ、真鱈白子、カニみそ、ぶり、上いくら、ローストビーフ。
牛肉カルビ
真鱈白子
カニみそ(撮影に手間取ったせいで海苔がかなりしなっと……)
ぶり
上いくら
ローストビーフ
高級感を意識しつつも価格をまったく意識せずに頼んだのだが、よく見たら安い皿ばかりだ……。しまった。価格高めなのは最後の2つだけだった。
「値段見ずに」という頼みかたこそが贅沢だと思ったらまさかの安上がり……。(注文パネルは価格ごとに表示欄が分かれてるが、適当に操作しすぎてどの欄がどの価格なのか見てなかった)
ピンボケだが美味そう
やばい、飲みたい
このラインナップ……特にかにみそと白子を見てたら、これを茶で流すのがもったいないような気分になってきた。酒を、飲みたい。
けど今回の企画はアルコール禁止……というかそもそもそれ以前に車で来てるので飲むわけにはいかない。
もうこれは……ノンアルコールビールで満足しようじゃないか!
妄想飲酒まつりスタート!
こんなノンアルでそこそこ満足できるのはいったいどういうことなんだ……と自分でも思うが、満足できるもんはできるのだ。
さっきまでうどんやケーキ類も頼もうか迷ってたが、飲酒モード(いや、飲んではないが)になるとそれらは却下の方向へ。一気につまみ系がほしくなる。ビールと合いそうなものがほしい。そうだ、フライドポテトでも頼もう。
ビールじゃないけど、ビールにポテト
このあたりでだんだんお腹がいっぱいになってきて、なんかもう、シャリの上に乗ってるネタだけでちびちびいきたい気分に……。
最後に重めの残ってしまった
満腹になりつつも、寿司の量をもうちょい少なめにしてラーメンも食べたかったなー、などとふと思う。配分考えるんだった。
記事書いてる今現在は空腹なので、これ見てるとラーメン3種類ぐらい頼めばよかったという気分になる
帰りも運転なのに、お腹いっぱいになったら眠くなってきた。コーヒーでも頼みたかったがメニューにない。なので最後はサッパリかつシャキッとしそうな冷凍マンゴーを頼んでおわりにしとこう。
満腹になったらねみい
他のデザートより軽めでちょうどよかった
今回は撮影に手間取ってるあいだに胃が膨張した感があり、思ったよりも食べられなかったのがちょっと悔しい。振り返ってみると、全体的にいろんな味を楽しめたという印象が残った食べ放題だった。
食べ放題直後は満腹で眠くて仕方なく、この後コーヒーを飲んで休憩し、無理矢理回復させて、ヒーヒー言いつつ帰ってきた。車で行く食べ放題は危険かもしれない。
一応一通り満足したつもりで帰ってきたが、記事を書くために写真を見返してるとまた寿司を食べたくなってきた。
自分の好みはかなり安上がりだということも自覚したので、近いうちにまた、今度は適度な量を食べに行こう。
食べ放題!!
そういえば僕
ダイエットやっていたのですが
この際もういいやってことで、
食べ放題
チャレンジしてみたいと思います!
そこで僕はあの、
みんなも大好きな
かつ
なんか健康にも良さそうな
「モスバーガー」にて
食べ放題を
敢行してしまいたいと思います!!
食べ放題って
普通は肉とかを量で勝負!みたいなイメージがあるけど、
「モスバーガー」みたいな
一品一品、質で勝負!なところでは一体どんな感じになっちゃうのか
今から楽しみでございます。
そういえば僕
昔、モスでインターネット店の店長として
毎日モスのブログを描いていたことがありまして、
(モス的には黒歴史とされているかもだがそれは気にしない)
モスにはよく来ていたので、
だからモスはホームのはず!
だったのですが、
なんかアウェーな感じなのは、
これから背徳的な行為をするからでしょうか。
いやそんな背徳的ではないはず。たくさん頼むだけです。
で、いざふらっと注文に及びまして、
「じゃぁ食べ放題で」と頼みたいところですが、
モスにたぶんそれない。不審度が高まるだけ。
では何を、ってことになりますが
基本「食」へのモチベーションはいまいち無いため、
そんな時はできるだけ
店員さん的にも手馴れてそうな
セットのヤツを!
飲み物!
のセットをまずは注文したのでした。
では食べ放題、
食べまくっていきたいと思いますが最初はやっぱり、
「大事MAN」においての「それが大事」並みに
屋号を冠するほどチョー定番の
「モスバーガー」を
さっそくパックンチョしてみたところ、
うまーーー!!
あいかわらずのモスの美味しさ。
そりゃ富井並みのリアクションにもなります。
きっと雄山も、ましてや雁屋も
これを食べたらこのリアクションになることでしょう。
想像通りに美味しいこの安心感。
まさに信頼と実績。モッスンモスモス。
そしてモスバーガーと言えば
トマトと玉ねぎのぐちゃったソースが
たまりませんよね。ぐふふ。
でもこのソースってちょっと存在感ありすぎて
包装紙の中に残っちゃいがちでして、
素人の方ですと
この事態にいたたまれなくなり自責の念にかられがちになるかと思いますが
実は大丈夫。
そんな時は
ポテトですくい取っちゃえばいいじゃない★
と、そんな「モスあるある」もお送りしつつ
ポテトもいつしか一緒に完食!
したのでした。
では最初のセットをさくっと食べ終え、
食べ放題はこれからが本番や!とばかりに、
店員さんも
さっき注文終わったと思ったらまた再び現れた不審な男に
「え、あ、またアナタ?」
って感じで戸惑われていたようですが
丁寧に対応してくださったのでした。
で、また注文!
今度は
今キャンペーンしてる期間限定的なモノに
チャレンジだ!
で、モスは
注文してから準備してくれるので
待っている間は
重要な書物に目を通しておきましょう。
「そうか、『ワンピ』の人気投票、バルトロメオ健闘したな」
などとひとり呟いていると、
店員さんが持ってきてくれたのでした。
まずはコチラ!
●「激辛チョリソバーガー」!
店内にもガッツリ貼ってあった
コチラ
今時代は空前の激辛ブームなので(ごめん適当に言った。)
それゆえの一品でして
辛いモノって意味わからないほどにニガテなので
頼みたくなかったんだけど、
食べ放題なので頼んでしまいましたが、
さっそく包装紙から
「辛」と!!
マジか!そこまで辛いのか!
ロシアンルーレットで先に結果がわかってるような
芸人だとリアクションに困る状態や!
そんなに辛いのかしらと、
さっそくパックンチョしてみたところ、
食べた瞬間は平気だったのですが
ふとのど元過ぎたその時、
ヒー!!
辛いのキター!!
ヒー!!
昔あったCM
「カラムーチョ食べたのひいおばぁちゃんでしょう~?」
「ヒー!!」
くらいの
ヒー!!が!!
でもこの辛いソースと
香ばしいチョリソ&ハラペーニョとの融合が
刺激的な美味しさだったでぇ!!
●「海のフォカッチャ」!
そして続いては別の期間限定商品
「海のフォカッチャ」!
こちら
ぷりっぷりの海老カツがはさまれたフォカッチャでして、
さらには
海の幸であるカニがほぐされた贅沢なチリソースが
ほどよくヒー!
なんとも海っぽい仕上がりになっており、
ここ多摩には海がないから
多摩市民はこの味で
海を思い描いていることなのでしょう!!
(…知らないし、ココは微妙に多摩市でもない。)
●「モスライスバーガー」!
続いては定番のライスバーガー
彩り野菜のきんぴら
ってモノですが、
ライスに挟まれたキンピラ野菜もすごく甘く
(激辛地獄後の相対的な感覚かもしれませんが、)
はたまた美味しく
だいぶ満足してはきましたが、
せっかくの食べ放題ですので
まだまだいっちゃいたいと思いまして、
再びレジへ!
店員さんも
たびたび現れる奇人に
何かを察してくださったようで、
また丁寧に対応してくださったのでした。
で、食べられそうなものを注文しまして、
席に戻ると
届くのを待っている間は
また重要な書物に
目を通しておきましょう。
「それにしても『BLEACH』の和尚のかませ犬っぷりは見事だったなぁ」
などとひとり呟いていると、
店員さんが持ってきてくれたのでした
まずはコチラ!
●「モスチキン」!
クリスマス時期だったがゆえの
モスチキン!
チキン野郎たちのクリスマスには欠かせないチキンですが
僕もチキン野郎としてパックンチョしてみましたところ、
サックサク!!
その衣の揚げ具合が
まるで福岡発祥のアイス
「ブラックモンブラン」の周りについてるクランチのような
サックサクになっていて食べ心地がたまらない!
あぁもう
モスチキンというかバンプオブチキン。
お腹一杯になってきて
何言ってるのかよくわからなくなってきましたが、
またもおいしくて食べれてしまったのでした!
●「こだわり野菜のにんじんサラダ」!
そして食べ放題、
思い出したかのように
いまさら野菜を!
そういえば基本的にはうっすらダイエットをしているのだった!
ダイエット的には野菜は先に食べるべきだった!!
もういいですが、
ニンジンが売りなだけに
ニンジン苦手なのに美味しく食べれて
さすがだったのでした。
●「かぼちゃのあったかプリン 北海道産かぼちゃ使用」!
そして食べ放題だし、
デザートも行っちゃおう!ってことで
コチラ
カボチャが上に載ってるだけかと思ったら
その下の中身までも
すべてかぼちゃから構成されておりまして
やべぇマジぼっちゃぼちゃ。
甘さが絶妙。
このかぼちゃマジ北海道だ。
多摩のクオリティじゃないはこれ。
お腹はいっぱいだったけど
かぼちゃは別腹という
聞いたことのないマニフェストのもと、
なんとか食べきることができたのでした。
●「クーベルチュールカフェゼリー」!
そしてせっかくのですのでデザート
もう1個いっちゃおうと思いまして、
なんか
クーベルチュールのヤツ!
オッシャレ~
クーベルチュールが何なのかはわからないが
地層状に重なる
チョコとムースとゼリーが混ざった感じはかなり最高級。
マジ
クーベルチュールだったのでした。
ギブ。
モスギブ。
あぁもうお腹いっぱい。
もうこれにてじゅうぶん満足でございます。
実はこんなにがっつりモノを食べたのは
ほぼ一年ぶりでございまして、
(一年前に
人間ドックで惨敗して以降ダイエット生活を続けていたため。)
ここまで満腹になるのはそうないことでして、
食べるっていうことは生きるっていうことなんだ、
という事実を再確認できました。(謎)
ちなみに今回の
モス食べ放題の金額としましては、
合計では
3020円!!
これだけ美味しいモノを
10品近く贅沢に食べまくって、
3020円だったのでした!
あらまぁ!!
モスホ(モス食べ放題)最高!!
これはキミも
モスホするっきゃないよね!
今すぐモスへ急げ!!
というわけで
(次の人間ドックがまた今度あるけどなんとかしたいと思いまして)
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ではまた失礼致します。
食べ放題といえばガンガン食って飲んでもお値段据え置き、思わず食べ過ぎて、財布にやさしいかわりに胃腸に厳しいというのが世の中のスタンダードである。
あちらを立てればこちらが立たずといった感じであるが、ここで財布とおなか、両立の道を探ってみることはできないだろうか。
胃腸に優しい食べ放題を開拓してみたい。
そう、うどんである。
いつの間にか国民的
やってきたのは丸亀製麺。全国規模の定番チェーン店の中ではわりと新顔な気がするのだが、店舗数を調べてみるとあのロッテリアの倍近くある。いつのまにか国民的チェーンの座に上り詰めていたのだ。
店内に入ると、カウンターに並んで注文するセルフサービス形式は、勝手じゃないほうの食べ放題、ビュッフェに近い気がする。前に並んだひとが料理を取っている間に、自分は何をどういう順番で食べようかなーと作戦を立てる。大きな違いはここのお客さんはお昼休みのサラリーマンが多く、行列の流れが異常に早いことである。
濁流に飲まれて作戦どころじゃなく直感で集めた3品
最初に味の濃いものを攻めては後々に響くと考え、メインはざるうどん。あとの2品はじっくり選ぶ暇がなく、ぱっと目に付いた海老天と、新製品っぽくフィーチャーされていた「かにカマバラ天」。
いただきます!
ざるうどんはがっしりした歯ごたえで、ずるずるすするというよりは、一口一本、ほおばってモグモグする必要がある……等と今更あたりまえな讃岐うどんの感想を頭の中で練りつつ食べていると、同行してくれた編集部の藤原さんから指摘が入った。
「それ完全に食が細い人の食べ方ですね」
1本1本、小さくまとめて口に入れていたのがそう見えたらしい。え、そんなことないじゃん、スパゲッティをフォークに巻いてから食べるのと同じじゃん!と思ったけど、特に反論はしなかった。少食なのは図星なので……。
この企画は食べ放題といっても、大食いチャレンジの企画ではない。普通の人が好きに食べた場合の値段を調べる企画である。少食が参加したっていいじゃないか。といいつつ、彼のこの発言が僕のやる気に火をつけたのも事実である。
これなら大食いっぽいだろう!
声がでかい=プレゼンがうまい、みたいな短絡的なイメージだが、せめて大食いっぽい所作で食べていこう。
揚げ物からはこれ、「かにカマバラ天」
カニの「カマバラ」部分のてんぷらかと思ったのだが、食べてみるとカニカマをバラして揚げたものであった。
「かに」で文字の色かえてくるのが巧み
正直者
かにカマバラ天はカリカリでおいしかったです。強めに塩かけて酒のおつまみにしたい。
えび天は夢中で食べてしまい写真撮り忘れた。以上3品、難なく完食
第2ウェーブへ
うどん一杯にてんぷら2つつけて、普段ならここまでで、アーおなかいっぱい!と満足して帰るところだ。しかし今日のように「食べるぞ!」と構えて来ていると、まだ意外に腹6分目くらいに思える。気の持ちよう、でかい。
追加の前に作戦タイム
ここで作戦タイム。ここではじめて気づいたのだが、丸亀製麺、店内にメニューがないのだ。
あるのはうどんポエムのみ
入店時にカウンターで注文するから、店内にメニューがないのも当然といえば当然だろう。しかしだからといって、今またすぐに列に並ぶと、再び濁流にのまれてじっくり選べない。結果、店内にいながらスマホで公式サイトのグランドメニューを見つつ注文を選ぶことになった。
再注文時も一回外に出てから入りなおす形に
そしてセカンドウェイブ
一発目をシンプルに決めたので今度は味の濃いものをと思い、カレーうどんに。揚げ物は半熟卵とチーズちくわ。カレーとの組み合わせということで、ラインナップの中で最大限洋風なチョイスにしてみた。(ボイルドエッグとチーズ)
カレーうどんは跳ねそうなので自然と口のほうから寄っていく。
うどんそのものの味を楽しんだほうが良かろうということで、普段この手の店でカレーうどんを注文することはまずないのだが、2杯目となると話は別である。こうやって普段選ばない料理にめぐり合わせてくれるのも、(勝手に)食べ放題のいいところ。
チーズちくわと合わせて、今までなかったタイプのチーズカレーを実現
味の濃いカレーに対抗するため卵にも塩を
うまい、まだぜんぜんいけるぞ!と思ったのだが、カレーうどんを半分食べたあたりから徐々におなかの中で胃が存在感を増してきた。加えて、カレーうどんは特有の精神攻撃を仕掛けてくることが判明。
あ、けっこう減ってきたな…と思っても
ちょっとかき混ぜると
なんか増えたように見える!!
スープの透明度が低く、とろみも強いカレーうどん特有の技であろう。
そんなこともありつつ無事
完食!
あー、増えたり減ったり変幻自在のカレーうどん、普通のうどんより1.5倍くらいあったように感じた。おなか一杯。もううどんは十分です。
カレーは飲み物、てんぷらはおやつ
食べ放題といえばデザートである。少食とは言ったが甘いものは好きなほうなので、満腹になったからといってここでは終われない。
しかし、しかしである。
丸亀製麺にはデザートメニューがないのだ。困った。もう食べ放題はおしまいにして、帰りにコンビニでプリンでも買うしかないのか…。
待ちな!
い、いも天!!
サツマイモは英語でスイートポテト。それがフライになっているのだから……、なるほど、これはお菓子としか言いようがない!
そういえば、働きアリの20%はまったく働かないが、その20%のアリを取り除くと、こんどはいままで働いてたアリのうち20%が働かなくなるという。
丸亀製麺でも、店のメニューからデザートが取り除かれていることにより、残りのてんぷらメニューのうちイモ店がお菓子になるのも当然であろう。(たとえが遠く、わかりにくい)
そこまでして理論武装するまでもなく、イモは好物なので普通に別腹です。
完食!
デザートにしては重量級だった。若干遠い目に
うどん2杯にてんぷら5個。大食いの人なら全然もっといけそうな数字ですが、「おなかにやさしい」というコンセプトを考えるとこの辺でやめといたほうがいいでしょう(というか個人的にはここで限界)。そしてお値段のほうは…
安い。歴代の勝手に食べ放題、富士そばに続く2番目の安値だ。
1500円以下。居酒屋なら、コースのオプションにつけられる飲み放題だけの価格である。丸亀製麺ならその価格で食べ放題、さらに飲み放題(飲む方は水だけだが)。
さらに、今回は胃のキャパの都合で見送ったが、おにぎりやいなりずしもあるし、ご飯とてんぷらを組み合わせて天丼という技もあるようだ。
コスパ重視の方、また胃腸に自信のない方、勝手に食べ放題するなら丸亀製麺が断然お勧めです。
仕事の昼休みにサクッと食べ放題できそうなスピード感もいいぞ。
デザートの小宇宙!
お店で勝手に食べ放題をしてくるという素晴らしい企画、今回向かったのは「資生堂パーラー サロン・ド・カフェ」。資生堂パーラーといえば1902年創業の銀座を代表する高級レストランである。
絶対高い。絶対高い。絶対高くなるが、行くと決まったからには全力を尽くしてたくさん味わってこようと思う。
寿司がダメなら資生堂パーラー
この企画の話をいただいたのは、食欲が全く無いときだった。大好物のお寿司ならいけるかもしれない、とリーズナブルな回転寿司屋を希望したが他のライターさんとかぶってしまったという。
あとはフルーツくらいしか食べられそうにない、どうしよう、と悩んだ末に決まったのが資生堂パーラー。
お寿司がダメなら資生堂パーラーのパフェを食べればいいじゃない、とマリーアントワネットも驚くわがままが通ってしまった形だ。
銀座本店。レストランもあるけど今回はカフェの方に行くことにした。
人間の体とは不思議なもので、数日たった取材日にはすっかり食欲は戻っていた。
カフェとはいえ絶対高くなることはこれで確定したが、こうなったら全力を尽くす。朝からほとんど何も食べず向かった。
エレベーターがオシャレ
雨で濡れたカバンを拭いてくれた店員さん。こんな上品なカフェで食べ放題をするなんてすみません。
店内の落ち着きぷりに緊張が走る
3Fにあるカフェに入ってみると、ジェントルマンな店員さんが窓側の席を案内してくれ、椅子を引いて座らせてくれた。
さらには雨で濡れていた私のカバンを丁寧に拭いてくれる。汚れてもまったく構わないような、高くもないカバンだったのでその紳士的な行為に恐縮しながらのスタートだ。
一気に注文したらシルバーがたくさんきた。奥からパフェ用、デザート用、サンドイッチ用。
クラシカルな音楽が流れ、上品な口紅色をイメージする店内にはマダム風のおばさまや異国の客。外を眺めれば、クリスマスを意識したイルミネーションが見える。銀座の一等地だ。
メニューのなかで目についたものを一度に注文をしてみると、落ち着いた照明のなかに光かがやくシルバーが並んだ。隣にはコーヒーのポットを温めておくため火がつけられているなんという名前か分からない器具も置かれる。
お祝いでもなんでも無い日にやってくるにはひたすら身が縮こまるシチュエーションである。しかもこれから食べ放題をするのだ。
その美味しさに緊張とほっぺが飛ぶ
恐縮するなか、幸せタイムが始まった!
幸せの権化パフェこと「新潟産 渡辺果樹園ル・レクチェのクリスマスベリーパフェ」1830円。モーツァルトの曲を聞かせ熟成させたという洋梨を使っているこだわりのフルーツパフェ
幸せの小宇宙こと「資生堂パーラー物語 コーヒーまたは紅茶付(ポットサービス)」2450円
幸せの魔法がかかった「銀座のあったか壷チーズケーキ”マロン”コーヒーまたは紅茶付」1980円
幸せの三重奏こと「アメリカン クラブハウスサンドウィッチ」1930円。ピクルスを束ねる楊枝さえもオシャレ
できた順番に続々と運ばれてくる豪華デザートとサンドを前に、縮こまっていた身が一気に開放され目が輝いた。
スイーツやドリンクなどが豊富に並ぶメニューのなか、私が選んだのは写真が大きくイチオシされていたものたちだ。写真に違うことなくなんと美味しそうなこと!
最初にきた「季節のパフェ」と「資生堂パーラー物語」は、12月ということでクリスマスがテーマ。雪の結晶のホワイトチョコレートや、トナカイに見せたクリームなど、粋な趣向が凝らされている。
パフェはこだわりの洋梨もすばらしいが、ベリー系の酸味が私好み。嬉しくてほっぺたがどこまでも上がってしまう。勝手にどこか飛んでいってしまうかと思うほどだった。
この飴とフルーツを一緒にいただく。チクチクした食感が面白く、フルーツの酸味を優しく包みこむ甘さがたまらない。
小さいデザートがたくさん並ぶ「資生堂パーラー物語」は、彩りや並べ方のバランス、可愛らしさなど目にも美味しい。
昔ながらの固めのプリンなど硬派なものから、薄氷に見立てたような輝く飴とフルーツを一緒にいただくという、食感も味覚も楽しめる斬新なものまである。
固めで理想的なプリン。さらに下にクリーム隠れてた!
壷のチーズケーキはなんとアツアツ。「こんなチーズケーキ初めてだ」とおもわず声がもれる。
クラブサンドの中に入ったチキンの柔らかさに眉間にしわが寄る
栗が上にのっていたチーズケーキはふんわりとしていて、なんとアツアツ。まずはそのままいただいて楽しみ、そのあと横についてきたマーブルソルベと一緒に食べて楽しむ。
底にはまた栗のクリームソースが隠されていて、ドッキリの連続だ。全体的にスイートでコーヒーが非常によく合う。
ちなみにこのコーヒーがまたたまらなく美味しい。パーラー物語にはポットコーヒーがついてきたのだけど、これだけでも飲みに来たいと思うほどだ。
普通に頼んだらコーヒーも紅茶も980円~2000円近く。三度見してしまった。
喜んで反感買いましょう
最初の緊張はどこへやら、ものすごく満喫してしまっている。もうこの記事、反感を買う以外のなにものでもないんじゃないか。とにかくすべてが贅沢だ。小ぶりなサイズのものが多く味も多様なのですぐには飽きは来ない。次に何をたべようかと目移りするのが楽しくてたまらない。
それに、徐々にお腹は膨れていくけれど、胃にもたれるようなものでもない。
もう、こんな幸せを感じられるなら反感買っても仕方ないだろう。最初の恐縮が嘘のように贅沢を堪能した。
小指も立つ貴族感
とはいえ塩気がほしくて頼んだクラブサンドが予想外のボリュームで後半は苦戦。ゆっくり時間をかけることで1時間半ほどで全て完食した。もう一品くらい頼もうかと思っていたけど、追加オーダーは無しだ。
帰りに駅の椅子にすわり15分くらい胃袋を休める必要があったが、それは幸せの余韻。もう、感謝の言葉しか浮かばない。
昇天!
貴族と庶民を行ったりきたり
本当にこんないいもの食べていいの? バチ当たらない? とビビりながらも、食べたいものはしっかりいただき、結果は予想通り高額となった。ほぼスイーツだけでこんなにお金を使うなんて人生初めての体験だ。もうほんと、気分は貴族。
普通の食べ放題はお腹がいっぱいで満足、それで終わりだろうが資生堂パーラーでは優雅で上品な雰囲気にも満足だった。こんながっつかない食べ放題、数年に一度くらいはしてみたいなと思った。