きっかけはしまむらのドクロ
ドクロが何か言ってるなと思ったのは、当サイトの過去記事でドクロ服を着る機会があったからだ。
ファッションセンターしまむらで買ってきた服である。フォントが読み取りづらくてよくわからないけど、なんだかおっかないことを言ってそうなのだ。
記事で使って以来、1回も着ていない
英語部分をよく読んでみて、書いてあるのは「Reality」「Viability」「Since 1987」であるとわかった。
これを翻訳してみると、こういうことになる。
説得力の有無に戸惑う
別におっかないことを言ってるわけではないと一安心。ただ、トータルを読んでわかったようなわかんないような気にさせられるのは、言ってる主体がドクロだからだろうか。
ドクロ、君は死んでいるよね。生存能力について語る立場にあるのだろうか。1987年という歴史の半端な浅さも解釈に戸惑う。
背面で饒舌になるドクロ
小さい字の部分はよくわかるぞ
この服は背中側にもたくさんの文字が書かれていて、物々しい雰囲気をかもし出している。大きい文字の部分は相変わらずフォントが読みづらい。
ただ、下部の小さな文字はすぐ読めるし、意味もわかりやすい。「Nothing is more important than you.」あなたより重要なものはない、ということか。ドクロが僕を励ましてくれているのだ。
上の部分はどうやら「Primly affected never pursue.」と書いてあるらしい。私にはよく理解できなかったので、
翻訳サービスで訳してみよう。
言ってることがぼんやりしている
原文で言わんとしていることと合っているかはわからないが、とりあえず意味のわかる文は出てきた。
抽象的な要求、そしてなんだか名言
英語圏の人の頭の中で、本当にこういう意味になっているのか心配。まあドクロが言うなら、影響は受けるし追求はやめておこうと思う。
よくわからないまま、最後の部分で「あなたより重要な存在はない」と、ビシッと決めてくる。いいこと言うじゃん、ドクロなのに。
集まれしゃべるドクロたち
このシャツとの出会い以来、ドクロを見かけるとどんなことを言っているのか注意するようになった。
言ってる君はOKじゃないよね
クリップに描かれた、命が大丈夫かを問うてくるドクロ。反面教師的な意味合いがあるのだろうか。人のことを気にするより、自分をなんとかした方がよいのではないか。
「LOVE KILLS SLOWLY」
「PERFECT LOVE」
左は「愛はゆっくりと殺す」でよいだろうか。ドクロよ、そんな意味深なこと言わないでくれないか。
右はドクロが語る「完璧な愛」。「骨まで愛して」的な感じで受け止めればいいのか。
読みづらさが見る者を不安にさせる
ドクロと一緒によく見る字体で書かれているのは「HOUR OF BLISS」「Divine Gift」「Justice of Heaven」という言葉。
調べてみると、それぞれ「至福の時」「神授」「天罰 」という意味であるらしい。
かっこいい、で合ってるだろうか。男子中学生が使ってみたくなる言葉が勢揃いだ。
素直に入るのやめておきます
いや、死んでるんじゃないかな…
当サイトの
過去記事にもドクロが出てきたことがあった。左の「Keep Out」は立ち入り禁止、いかにもドクロが言いそうなことだ。
右は「WE NEVER DIE」は、ドクロなのに死んでないことを主張する矛盾がかっこいい。
そして当サイトには大のドクログッズファンのライターもいる。べつやくさんだ。
プロフィールでも情熱燃やしすぎ
執筆記事に出てくるプロフィールでもドクロに入れ込んでいることをアピール。コレクションの中から、ドクロがしゃべっている画像をいくつかいただいた。
さすがだ!と思わせるの来ました
眼窩から光を放つドクロ。死の象徴でもあるはずなのに、やたらとエネルギッシュ。
ドクロの下に書いてある「RNA」というのはこの服のブランドとのことなので、それを取り除いた文を翻訳にかけてみた。
何か大変なことが起きてる感じ
「稲妻が頭蓋骨を叫びながら…」という出だしからしてわからない。しかも要求は「汗をかいてください」。とにかく絵の印象と同様、なんかしらパニックなんだな、ということは伝わってくる。
ごめん、期待に応えられそうにない
「CHIKyu」……地球?
左側、写真が小さいけど顔は確かにドクロ。君が置かれてる状況よくわかんないけど、たぶん助けらんない。
右のはハート型にカップルドクロ。言ってることは「地球」。戸惑いながらも全体的にはハートフルってことでいいだろうか。
そしてしまむらへ帰ろう
いろいろなドクロトークを見てきたが、自分も1つ新作が欲しい。本当は欲しくないけど、新たなドクロに身を包む義務があるような気がするのだ。
夜のしまむらのかっこよさ
記事冒頭のドクロ服を手に入れたしまむらへと再びやってきた。以前訪れたときよりもドクロ服は減っていてさがすのに時間がかかったが、それでも見つけることができた。
2014年、秋のドクロ
うわー、英語が多いなあ。今回のドクロはかなり饒舌だぞ。
強制的にアクセサリーがついてくるタイプ
大きさは3Lしかなかった
おっさんがこんな服着て街を歩いていたら、何かよくないことが起きそうな予感がする。本格的なしゃれこうべと「しまむら安心価格」のコントラストが高い。
ドクロよもっとわかりやすくしゃべってくれ
文字列は区切りもわかりづらく感じたのだが、「同じ大きさの字のところで一区切り」ということにして翻訳にかけてみる。
「予期に死ぬほど興奮しています。
将来真であるべき外観。
限界に挑戦します。」
ドクロごめん、ちょっと言ってることわかんないかも。
「EVER YTHING」は「EVERYTHING」なんだろうな
ただし、そこから先の部分はかなりわかりやすくなってくる。
「失敗を経験した後に、あなたは、成功の喜びを知るでしょう。
ちょうどあなたが自分のように振る舞うので、
自分達のように振る舞いたいと思います。
基本的なことは、問題を解決するものです。
良製品は永遠です。
考えはすべての現象の源になります。
すべての人々には、素晴らしい勇気があります。
瞬間での仕事はすべてを人生に与えるかもしれません。」
わかるのとわかんないのが混在していてペースを乱されるが、やけにポジティブなことも言い始めるドクロ。ドクロに「すべての人が素晴らしい勇気を持っている」と説かれると「そうかもね」と思わされる。
ドクロが何を言っているのか読み解いた今回の試み。中には「自分の立場わかってんのか」と思わされるものもあった。
反面、命の大切さについて、ドクロだからこその説得力を感じる言葉もあった。ドクロの分も前向きに生きていこう、そう思ったあと、いやそこまでかな…と心が揺れた。
シンボルとして強烈なインパクトがあるドクロ。意外といいこと言ってることもあるので、これからも耳を傾けようと思う。