特集 2014年9月14日

ホグワーツに行くと寝ぼけて失踪 ~もう折り合いのついている黒歴史

精鋭の全7歴史を発表するくろ!(写真はこちらの記事</a>より)
精鋭の全7歴史を発表するくろ!(写真はこちらの記事より)
こんにちは! 先々週から募集していた、いまになっては笑える黒歴史。いっぱいあつまったくろよ!

笑えないほど黒々したガチのエピソードトークがあふれちゃったときのために語尾をヘンにして準備していたくろが……どれもさわやかでびっくりくろ。
でもせっかくの語尾、このままで紹介していくろね~。
東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー)

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曲の歌詞で卒業文集

小学6年の卒業文集で当時好きだったバンドの曲の歌詞を文中に散りばめた。

読み返すと相当臭いし精神分裂してるんじゃなかっていう内容で、割りとすぐに後悔したけど、今読むとかなり笑えるのでネタになってます。
くるくーる
ワイドショーで卒業文集が公開されるくらいなら大成しないほうがよいのではとも思うくらい、卒業文集といえば落とし穴くろね…!

むしろ突き抜けるほどはずかしく書いた方が笑えるというのは発見くろ。

マイ朗読テープ

80年代半ば頃までの生まれの人なら、たいていラジカセで「ラジオ放送の真似事」のようなものを録音した経験があると思うのですが(これは「あるある」なので、黒歴史とは思っていません)、私はそれと並行して(中学生くらいの頃だったと思います)、ラジカセの前で家中の本を音読しては「マイ朗読テープ」を制作していました。

大学生のときに、この事実を黒歴史認定して、それらのテープをすべて処分したのですが、いま思うと、ネタ的な思い出として1本くらい残しておけばよかったなという感じです。
ペチコ
(これは「あるある」なので、黒歴史とは思っていません)、という毅然とした態度に姿勢が伸びたくろ。

たたみかけての朗読テープはなかなかの仕事くろね…。全処分したからこそ今振り返れる、そんな重みを感じたくろ。

神々の名前を書き写す

小学生のとき、学校の図書室でギリシャ神話の本を借りて、意味もなく登場人物の名前をノートにメモしていた。
えりたす
一読してすぐは「なにか頭のよさそうなエピソードじゃないクロか~」と思ってみたものの、しばらくするとじわじわくるくろね…。

先生が原始人に先祖がえり

小学生当時。漫画好きだった私たち姉妹は、ノートに交代で漫画を描き進めるという遊びをしていました。

最初は少女漫画風だったような気がしますが、いつしか登場人物が実在の学校の先生になりました。そして、小学生にありがちな想像のエスカレート&支離滅裂なストーリー展開で「S先生が原始人に先祖がえりする」というものに…。

そして数年後。大人になってその漫画を見返すと、それは衝撃でありました。ひどすぎる。。。でもやっぱり笑いがとまらん…。

しかし酷すぎる内容を自分たちが描いたという事実に気持ちの折り合いをつけるべく、その漫画ノートの端々に「ツッコミを書く」という作業を行ないました。
「←いやこれは無いだろ!」とか「すごいな当時の私よ…」など。

こう書くことにより「今はこんな酷いこと思ってないからね☆」みたいな言い訳をして、区切りをつけたことを思い出しました。

なみ
全編、黒さよりも楽しさにあふれているエピソード…なのくろが、これ実物見たら相当なんだくろなあと目を細めたくろ。

同人便箋

中学生の時、大好きだった漫画のラミネートカードと便箋を作って友達と地元の同人即売会で売ったことがあります。

絵はすごく下手だったので、一枚も売れなくて悔しかったことを覚えています。

18歳くらいまでは、思い出すと布団に顔を埋めたくなりましたが、最近は「あれもいい思い出」と思いはじめて折り合いが付きました。

イヌガミ
同人便箋!! あったくろね! あの文化…今もあるクロかね…。怖くて「同人便箋」って検索できない自分がいるくろよ…。グラデーション印刷とか懐かしいくろねえ。

シノラーより派手

中学の頃、ファッションに目覚め、当時ラブリーパンクが流行っていたがお金が無くて自分で派手なレッグウォーマーやスカートを作っていた。

それがチープで下手過ぎて近所の人から「いつも派手ねぇ」と言われていたが今になると「何やってんだこいつ」と言う意味合いだったのだとわかりました。

ちなみにシノラーより派手でした。
パン
とがった服装は黒歴史界の一大ジャンル、おさえておきたいくろね!

ところで、アムラーが「安室奈美恵みたいな服装をする人」を指す言葉であるのに対し、シノラーは「篠原ともえ」そのものを指す言葉だと知ったときの妙なさみしさを思い出したくろ…。

ホグワーツに行くと寝ぼけて失踪

ハリー・ポッターが大好きだった小学生の頃、寝ぼけて「ホグワーツに行く」と言ったことがあります。

「駅に行くの」「キングズクロス駅の9と4分の3番線」「その前にダイアゴン横丁へ行かなきゃ」などと口走ったようです。

ハリー・ポッターを知らない母はその様子を見て、何かに取り憑かれるのではないかと思い、肩を掴んでぐらぐら揺らしたそうです。

そこで私もはっと気がつき、同時に自分が寝ぼけていたことも気づいたのですが、恥ずかしくてとっさに母の手を振り払い「いってきます!!」と出かけてしまいました。

母はそのあと私が神隠しにあったと思い込み、家族総出で捜索されました。見つかって帰ったときの恥ずかしさ!しばらくはハリー・ポッターが読めませんでした。
クルックシャンクス
好きすぎるがための寝言、からの失踪。最高にアクロバティックなエピソードくろね!

ご本人の行動もさることながら、「取り憑かれるのでは」「神隠しにあったのでは」と思ったというお母様の慌てからくる愛ある中2的発想にも拍手を送りたいくろ。

恥ずかしい! けれど折り合いがついているすがすがしさ、全身に感じたくろ! 開き直ることの大切さを後世に伝えていくためにも、黒歴史とは今後も少しずつ折り合いをつけていこうくろね。

こういうエピソードや創作物を一同に会してみんなで胸焼けするイベントなんていいかもしれないくろね。ただしやばすぎて時空がゆがむおそれがあるから気をつけねばいけないくろ。

ご投稿、ありがとうございまくろ!
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