長崎で「ハワイ」と言えばココのこと。
ハワイは「
男パフェ」の時に訪れて以来すっかり仲良くさせて頂いていて、新メニューができたりするとマスターから電話がかかってくる。
ハワイのマスター・山口さん。(推定3050歳)
マスターはかなり年齢不詳で、「ハワイには30年ぐらい前から行ってるけど、その頃から今と同じルックス」というウワサを聞くほど。先日本当の歳を教えてもらったが「火の鳥」みたいで面白いので謎のままにしておこう。
長崎名物・ミルクセーキ
この日は長崎名物ミルクセーキを食べた。
(えっ、ミルクセーキって長崎名物だったの?って質問へのアンサーはこちら)
「長崎ではミルクセーキは氷菓子である」ということにはもうすっかり慣れたが、自販機のホットミルクセーキを見た長崎人が
「ホット?!」
と驚いているのを見た時はむしろこっちが驚いた。
ミルクセーキは普通黄色だが、ココのは砂糖を使ってないという特殊なもので茶色。
かき氷を3つも味見させてもらった…!
その後、かき氷を3つも味見で頂いてしまった。しかも味見と言いつつ、それぞれ十分な量。
なんでも、最近都会ではチョコレートのかき氷がブレイクしてるらしいのだが、ハワイでは40年も前から出してるとのこと。
40年前から出してるというチョコレートのかき氷。
むむ。たしかにチョコレートがそのままシャーベット状になっていて、濃厚でシャリッとしててすっごいうまい。都会で流行ってるというのも頷ける。大人のかき氷って感じだ。こればっかり食べに来るお客さんも中にはいるという。で、これが入ってるメニューを尋ねると…
一番左のカバのやつに入ってます。
おしゃれ感ゼロのメニュー
この、おしゃれとは対極に位置する感じのメニュー表、大好きだ。
パフェは500種類以上あるので、メニューはカラオケの本とまではいかないまでも相当分厚い。そこにすべてのパフェの設計図のような図が独特のタッチで描かれている。初めて来た時はパフェを選ぶのに30分ほど乙女のように悩んだものだ。
図がおしゃれじゃないところがすごくイイ。
BMW。きっとBanana、Melon、Wで始まる何か。
で、今回の主題。
4万2千円のパフェ
その膨大なメニューの頂点に立つのが
「ルネッサンス物語・第1部~第2部」
というパフェ。
もう名前の時点でいろいろおかしい!
ルネッサンス物語・第1部 (お店のHPより)
ルネッサンス物語・第2部 (お店のHPより)
2つの皿に分けて、2部構成になっている。
値段は以前は2万円だったが、原価計算したところおかしかったことに気付き、数年前に倍の4万2千円になった。とにかく、名前から値段からビジュアルからいろいろ規格外なパフェだ。
ある日、それを仲間と数名で食べに行った。
ルネッサンス物語・特別編
さすがに4万は出し切らんので、一人あたりの予算を最初に伝え、その半分のルネッサンス物語第2部+αの特別バージョンを作ってもらった。(○○編と言われたが失念)
ローアングルから。側面にはケーキが貼りついている。(なんでケーキ貼る?)
乗り切らなかったケーキは別皿に。
メロン、ドラゴンフルーツといった高級フルーツが溢れんばかりに盛られている。
さらに乗り切らなかったフルーツはもうひとつ別の器に。
バベルの塔を崩すような作業。
第2部のみとはいえ、しかしそれでも膨大な量。実際食べてみると見た目以上に減らない。普通に食事もしたので、デザートとしてこれを食べるのは明らかに量が多い。底面積×高さ÷3とか考え始める。
しかも、普通パフェってコーンフレークとかでカサ上げするものだが、ハワイのそれは超濃厚な高級ジェラートが惜しみなく詰まってる。
この時はたしか15~16人くらい居たと思うのだが、それでも後半は停滞気味。
と、そこへ遅れてやってきた大食い四天王(と仲間内で呼ばれている。女性)が登場。
四天王の登場により、一気に結びの一番へ。
改めて器の大きさがわかる。
1部~2部とフルで食べたらこの倍か…
…というわけで、ルネッサンス物語・第1部~第2部でした。