特集 2014年7月4日

気合いで信号を変える選手権

信号の制御の単位は「秒」なのだろうか

事前にストップウォッチでタイミングを計っておいたと言っても、信号の変わるタイミングは突然だから、どうしてもコンマ何秒かはズレる(記事タイトルとの矛盾!)。

そもそも信号の制御を行っている部分の時間の単位が果たして「整数の秒」なのかも、このときは分からなかったのだ(どうやら秒である程度決まりがあるみたいです)。

そして、気合いで変えるときにストップウォッチのスタートを押すタイミングも突然来るので若干ズレる。さらに、連続して気合いを入れるときは1回目の気合いに集中しすぎて時間の感覚を忘れてしまう。

もう本末転倒とか試行錯誤とか七転八倒とかがごっちゃになった要素が重なって、撮影したほとんどはタイミングを外していた。
タイミング外したときの恥ずかしさは相当なものがある
また、気合いで信号を変えるときの声がなぜかいちいち喉にかかった感じになっていた。白昼の街中でこんなことやってる恥ずかしさのあまり、無意識に自分と別人格を演じていたのかも知れない。なぜそんなに神経をすり減らす仕事を選んでしまったのか。でも、気合いがキマったときの快感も知ってしまった。それこそ、街中で声を上げながら信号機を指差す、という恥ずかしさがゼロになるほどに。

まともな大人がたった1日でここまで倒錯してしまうこともあるのだ。一寸先はまさに闇である。
ハトよ!飛べ!(闇)
ハトよ!飛べ!(闇)

モノにしてないけどレベルアップ

続いて、もっと大通りの信号に行ってみた。ここはT字路で右折信号があったり、動きがやや複雑である。そしてなにより人通りが多いという壁がそびえ立つ。
ちなみに今回の撮影は編集部の石川さんと藤原くんにお願いしました
ちなみに今回の撮影は編集部の石川さんと藤原くんにお願いしました
もちろんここも事前にタイミングは調査済みである。
移動中にあわてて次の信号の動きを確認
移動中にあわてて次の信号の動きを確認
さっきの信号とは比較にならない人通りの多さ
さっきの信号とは比較にならない人通りの多さ
大通りだけあって車の通りも人通りも途切れることがない。しかし、ここで気合いで信号を変え続ければ、そのすべての人々の動きを自分がコントロールすることになる。

などという妄想上の使命感で羞恥心を忘れることにする。
ここにきて絶不調に陥る
まったく信号が言うことを聞いてくれない
まったく信号が言うことを聞いてくれない
なんと、ここにきてまったくの不調に陥ってしまった。いや、そもそも最初から好調ではないのだけど、とにかくタイミングが合わないのだ。

これでも、前日にこの信号の動画を撮って、家で再生しながら「点滅!」とか言って何度も練習したのだ。大人として絶対に人に見せられない姿だったと思う。
この空気、何とかしなければ...!
この空気、何とかしなければ...!
もう1回だけ!
もう1回だけ!
撮影している石川さんや藤原くんも徐々に口数が減ってきた。これも仕事とは言え、勤務中の社会人を2人も待たせている焦り。これ人件費いくらだ、と思うと背中がぐっしょりである。
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