特集 2014年4月4日

日比谷線に乗って炭鉱へ行く感じ~池島すてき!~

まずはとりあえず島の構造物かっこいい!

長崎名物の階段、牛乳を持って登るT・斎藤さん(「不安な気持ちになる階段巡り」より)。すごい。なんだこの記事。
長崎名物の階段、牛乳を持って登るT・斎藤さん(「不安な気持ちになる階段巡り」より)。すごい。なんだこの記事。
わがデイリーポータルZで長崎といえばT・斎藤さんだ。ぼくの長崎のイメージはすべてT・斎藤さんの記事から来ている。

階段で牛乳を運ぶと怖いとか。この記事、意味が分からなすぎてすごい。意味が分からないことでは定評があるデイリーポータルZだが、その中でも群を抜いて意味が分からない。そのインパクトの強さで、すっかりぼくの中では「長崎=牛乳を持って階段を登るT・斎藤さん」である。どうなんだそれは。

そんな地元長崎のT・斎藤さんが、魅惑の炭鉱の離島・池島をレポートしていないわけがない。実際「島全体が廃虚へと向かっている島」という名記事を1年前に書いておられる。

なんだ同じ島の話か、とウィンドウを閉じるのはまだ早い。ぼくは廃虚に興味がないので、全く違う視点から池島をレポートするのだよ。
しかしとりあえずは、池島のかっこよさをお伝えしよう。どーん!
かっこいいです!これは何かというと
かっこいいです!これは何かというと
島の発電設備。工場好きも大満足の逸品(大きな画像はこちら)
島の発電設備。工場好きも大満足の逸品(大きな画像はこちら
港を見下ろす、こういう感じの場所に鎮座しております(大きな画像はこちら)
港を見下ろす、こういう感じの場所に鎮座しております(大きな画像はこちら
この象の鼻みたいな部分すてき。
この象の鼻みたいな部分すてき。
あるいはシュノーケルつけてる感じ(大きな画像はこちら)
あるいはシュノーケルつけてる感じ(大きな画像はこちら
こういうトロッコに乗って、かつての坑道内へ入ることが出来ます。
こういうトロッコに乗って、かつての坑道内へ入ることが出来ます。
「けっきょく廃虚じゃないか」とおっしゃるな。まずは池島に行くとこういうかっこいいものが間近に見れるんだぜ、ということは押さえとかなきゃならないもんでな。

もうひとつ押さえておかねばならないのは、もちろん坑道内の光景だ。どーん。
トロッコから降りて内部を歩きます。右が入ってきた方向。左の魅力的な分かれ道にぐっときた(大きな画像はこちら)
トロッコから降りて内部を歩きます。右が入ってきた方向。左の魅力的な分かれ道にぐっときた(大きな画像はこちら
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坑道かっこいい!でもちょっとこわい!

池島自体は、船に乗って誰でも訪れることができる(アクセス方法はこちら)。が、2001年に閉山したとはいえ(というか閉山したからこそ)ふらっと坑道内に入ることは出来ない。この坑道内見学は予約制だ(詳細・予約はこちら)。
トロッコに乗って、このように山肌に開いた穴にに入っていく。
トロッコに乗って、このように山肌に開いた穴にに入っていく。
あっというまに別世界。
あっというまに別世界。
とはいえ、ここで見ることができるのは「再現」だ。入れるのはほんの入り口までで、ここで実際掘っていたわけではない(とはいえ、雰囲気は充分味わえる)。ほんとうの炭田は、ここから数キロ先の海底のさらに下、地下300m(!)に広がっている。
再現とはいえ、この見たことのない光景にはわくわくする!
再現とはいえ、この見たことのない光景にはわくわくする!
実際にはこんな風に明かりはなくて、ヘッドライトを頼りに作業をしていたという。ぞわぞわする。
実際にはこんな風に明かりはなくて、ヘッドライトを頼りに作業をしていたという。ぞわぞわする。
しかも実際は海底のさらに下。すごい環境だよなあ。
しかも実際は海底のさらに下。すごい環境だよなあ。
そしてこれも再現されていた発破の現場。行き止まり。海底のはるか下で行き止まりって想像しただけでこわい!
そしてこれも再現されていた発破の現場。行き止まり。海底のはるか下で行き止まりって想像しただけでこわい!
炭鉱としては2001年に閉山しているが、現在もインドネシアの人々への技術指導の場として使用されることもあるという。上の「行き止まり」はそのための場所だ。

いやー、それにしてもこういう空間が海底のさらに下にあったのだと思うと震える。

坑道の深さ・長さに思いをはせる

ここで働いていた方から直々の解説をうけます
ここで働いていた方から直々の解説をうけます
ぼくのような工場好きにとって石炭は見逃せない材料だ。例えば製鉄には欠かせない。にもかかわらずいままでぼくはあまり炭鉱のことを知らなかった。おはずかしい。

というのも、巻き上げ機やコンベアなど外に見える構造物はあるものの、炭鉱の神髄たる坑道は地下にあって見えないからだ。ぼくはなにより風景に興味がある人間なので、見えないものに対してどうしてもとっつきが悪い。
しかし、下の図を見てがぜん炭鉱が面白くなったのだ。ぼくは地図見ると興奮しちゃうたちなのだ。
池島炭鉱の実測図というもの。どういうふうに坑道が走って、どこでどれだけ石炭を掘ってたのかが示されている。これを見て鳥肌が立った。
池島炭鉱の実測図というもの。どういうふうに坑道が走って、どこでどれだけ石炭を掘ってたのかが示されている。これを見て鳥肌が立った。
上の図の拡大。池島周辺の部分。島はあくまで基地であって、炭鉱の本体は大海原の下だということが分かる。
上の図の拡大。池島周辺の部分。島はあくまで基地であって、炭鉱の本体は大海原の下だということが分かる。
青とオレンジの網掛け長方形が石炭を掘った跡。地下300mあたりだという。
青とオレンジの網掛け長方形が石炭を掘った跡。地下300mあたりだという。
池島は、いわばたまたま海上に顔を出した、人間にとって都合の良い入り口にすぎないのだ。
坑道は一気に地下600mまで下って、そのラインを掘るときの基準にしたのだと聞いた。上の図の掘った場所はそこから300m上に上がった位置だと。それがこの海の下。なんかくらくらする。
坑道は一気に地下600mまで下って、そのラインを掘るときの基準にしたのだと聞いた。上の図の掘った場所はそこから300m上に上がった位置だと。それがこの海の下。なんかくらくらする。
島には実際の坑道に降りていくための立坑と櫓が残されている。そばに立てられた記念碑の像の視線は下向き。地底の坑道を見つめているのだとか。なるほど!
島には実際の坑道に降りていくための立坑と櫓が残されている。そばに立てられた記念碑の像の視線は下向き。地底の坑道を見つめているのだとか。なるほど!
坑道のいちばん遠いところまでは、直線距離で約10km!
坑道のいちばん遠いところまでは、直線距離で約10km!
なんでこの図を見て炭鉱に「開眼」したのかというと、都市の密度を支えるには、後背に巨大な供給地が必要だ、ということがまざまざと分かるからだ。

それが、今回のこの記事の素っ頓狂なタイトルにつながるのです。まあ聞いてよ。
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ちょうど大手町あたりから

立坑からいちばん遠くの坑道まで10km、と言われてもいまひとつピンと来ない。10kmって何km?って感じだ。
ピンと来ないので航空写真に坑道をトレスしたものを乗せてみた。なんかすごいのはわかるけどやっぱりピンと来ない(Google earth をキャプチャしたものに加筆)
ピンと来ないので航空写真に坑道をトレスしたものを乗せてみた。なんかすごいのはわかるけどやっぱりピンと来ない(Google earth をキャプチャしたものに加筆)
ピンと来ないので、東京に池島と坑道を持ってきてみた。それが本記事冒頭の画像とタイトルだ。
池島の大きさが、だいたい皇居と同じだったので、そこに設置。
池島の大きさが、だいたい皇居と同じだったので、そこに設置。
首都圏の方はこれでピンと来ると思う。つまり、前ページの立坑から地下に入り坑道の一番先端まで行くというのは、ちょうど大手町から日比谷まで行って、そこから日比谷線に乗って終点中目黒まで行き、東横線に乗り換えて学芸大学駅まで行く、というのに相当するのだ。

学芸大学はなくなったかもしれないが、ここには炭鉱がある!というわけだ(違います)。日比谷線の東横線への乗り入れがなくなったのが悔やまれる。

ただ、日比谷線の深さはせいぜい地下10m前後だが 、坑道は600m!あらためて、すごい。600mて。スカイツリーか。

お話によれば、遠い現場までは移動に片道1時間半かかったという。トロッコに乗り、人が乗る用のベルトコンベアに乗り換えて…という出勤だったそうだ。大手町から学芸大学間が30分もかからないぐらいなことを考えると、そのたいへんさがよくわかる。

また、大阪で言うと、梅田の駅から立坑に入り、四つ橋線で本町まで行き、中央線に乗り換えて終点コスモスクエア。そこからニュートラムで中ふ頭駅まで、という感じだ。南港の団地いいよね。

いまぼくが住んでいる建物に使われている鉄筋を作るために、もしかしたらこの池島炭鉱の石炭が使われたかもしれない。以前横須賀水道道を走ったときに妄想したが、都市で大量に人が生活する、ということの背後には、これだけの規模のインフラが必要だということなのだ。それに思い至ってぐっときたのだ。わかるかなあ、この感慨。

そして団地!

海に顔を出した炭鉱への入り口、池島。ここが炭鉱設備のための場所になったのは、比較的最近のことで、1952年だ。同じ炭鉱のための基地で池島の近所の有名な軍艦島の場合、三菱によって本格的に開発されたのが1890年であることを考えると、炭鉱島の新人と言えるだろう。

ぼくにとっての池島の最大の魅力は、この新人さにある。そう、団地だ。
池島の団地の中でもかなりすてきな物件。モダンデザインだなあ!かっこいい。(大きな画像はこちら)
池島の団地の中でもかなりすてきな物件。モダンデザインだなあ!かっこいい。(大きな画像はこちら
工場萌えのみならず、団地マニアでもあるぼくにとって、軍艦島の日本で最初の鉄筋コンクリート造集合住宅は見逃せない。しかしそれよりも池島のほうが好みだ。なぜならこっちのほうが「ザ・団地」な佇まいだからだ。軍艦島のは特殊すぎる。
とはいえ、まあ、その、軍艦島もかっこいいけどな。(大きな画像はこちら。最大横17000ピクセルの画像もリンク先にご用意いたしました。プリントしてリアル壁紙にどうぞ)
とはいえ、まあ、その、軍艦島もかっこいいけどな。(大きな画像はこちら。最大横17000ピクセルの画像もリンク先にご用意いたしました。プリントしてリアル壁紙にどうぞ)
団地だ団地だわーい!と浮かれた熱もやや冷め、冷静になったあとで、またもやはっと気がついたことがあった。池島は人にいろいろと考えさせる場所らしい。

でもまあとりあえずはキュートな池島の団地風景をご覧いただこうじゃないか。
ザ・団地
ザ・団地
住棟表示がタイル!すてき!
住棟表示がタイル!すてき!
すてき!
すてき!
この並び具合。まさにザ・団地。
この並び具合。まさにザ・団地。
団地の神髄は「ふつう」にあり。その極意は大量生産性にあるからだ。池島のこの「いかにも団地」はやはり高度経済成長期に作られたという団地の正統ゆえだろう。奇をてらわないその立ち姿にほれぼれした。池島すてきすぎる。
いいですなあ。
いいですなあ。
よく見ると、雨戸がついているのが団地としてはめずらしい。サッシがまだ木製で、風の強い離島ならではのことだろう。
よく見ると、雨戸がついているのが団地としてはめずらしい。サッシがまだ木製で、風の強い離島ならではのことだろう。
今回はなんと団地の室内を見ることもできた!うおー!
今回はなんと団地の室内を見ることもできた!うおー!
典型的な初期団地の間取りだ!炭鉱の住宅といえども団地は団地なのだ!興奮!
典型的な初期団地の間取りだ!炭鉱の住宅といえども団地は団地なのだ!興奮!
階段室とか鉄の扉とか、いい感じだよねえ。
階段室とか鉄の扉とか、いい感じだよねえ。
もうなんだかただの団地写真の羅列になってきたが、まさか炭鉱の島でこんなふうに保存された正統派のザ・団地を見ることができるとは思わなくて、興奮しちゃったのでしょうがない。

いやほんとに、本土都市部ではこの年代の団地がどんどんなくなっていることを考えると、すごく貴重ですぞ。価値があるのは炭鉱設備だけじゃないぞ、池島!

と、思ったところで、はっとしたわけです。なんでこのように団地残ってるのかというと…!
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ここは未来の団地なんじゃないか

なんで本土と違って団地が残ってるのかというと、それはもうここにほとんど人が住んでいないからだ。つまり、住民のための建て替えを行う必要がない。

これって、今はめずらしいことだけど、今後ほかの団地でも起こることなのではないか。つまり未来の団地だこれは!と思ってはっとしたわけだ。

いわゆる限界集落と呼ばれるような場所ではすでに現実のことになっているのだろうけど、池島の場合はほぼ「炭鉱という単機能の離島」という箱庭のような場所なだけにこの未来的状況が際立つ。

今後池島をどうするかは、今後日本の地方都市の街をどうするか、という実験と言える。ぼくが冒頭で「この島を廃虚ととらえるべきではない」と書いたのはそういうことだ。

お、なんかぼく良いこと言ってないか?そうでもないか?そうでもないか。

あと、ここの団地の「由緒正しい高度経済成長期っぷり」を実感したのは、池島の谷間にある集落を見たときだ。
島の中央北側の一角に、絵に描いたような谷戸地形があり、そこにだけ団地じゃない家屋があった。
島の中央北側の一角に、絵に描いたような谷戸地形があり、そこにだけ団地じゃない家屋があった。
小さな、まるで絵本に出てきそうな「ザ・谷」っていう感じの地形の底に集落があった。島の中でここだけ雰囲気が違って、不思議な感じ。地形的に隔絶されているのもさることながら、ここだけ団地じゃないのだ。

きけば、ここは炭鉱開発される以前からの集落だという。ずっと昔から漁業と農業をここで営んできた人たちがいた。
降りてみた。いきなり炭鉱じゃなくて、ふつうの島っぽい光景に。そして地形好きとしては足元のこのコンクリートが気になる。ははん、これは…
降りてみた。いきなり炭鉱じゃなくて、ふつうの島っぽい光景に。そして地形好きとしては足元のこのコンクリートが気になる。ははん、これは…
谷筋に沿って歩くと、ほらやっぱり!これは川の跡だ。暗渠好きにはたまらない。まさかここで魅力的な暗渠に出会うとは思わなかった。池島、つくづくすてきだ。
谷筋に沿って歩くと、ほらやっぱり!これは川の跡だ。暗渠好きにはたまらない。まさかここで魅力的な暗渠に出会うとは思わなかった。池島、つくづくすてきだ。
池島に観光に来た方は多いが、暗渠を愛でた人は今までいなかったのではないか。
地形図で見ると、こんな。島に降った雨が集まって海にそそいだ結果出来た谷、といったところだろうか。(国土地理院「基盤地図情報数値標高モデル」のデータを
地形図で見ると、こんな。島に降った雨が集まって海にそそいだ結果出来た谷、といったところだろうか。(国土地理院「基盤地図情報数値標高モデル」のデータを "Simple DEM Viewer" で表示・キャプチャ・加筆)
良い感じの路地と建築。この集落には、炭鉱開発後飲み屋や風俗店など繁華街が形成され、毎晩賑わったという。やはりそういう猥雑な部分は団地の外の古いエリアに形成されるのだね。おもしろい。
良い感じの路地と建築。この集落には、炭鉱開発後飲み屋や風俗店など繁華街が形成され、毎晩賑わったという。やはりそういう猥雑な部分は団地の外の古いエリアに形成されるのだね。おもしろい。
何が「由緒正しい高度経済成長期っぷり」かというと「昔からの集落が存在していたところに、高度経済成長期になって新しい産業と共に大規模な団地が山の上に一気に建つ」ってこれまさにニュータウン開発と同じじゃないか! ってことだ。典型的な集合住宅開発が地形の特徴と共に分かりやすく保存されている。ここは近代のミニチュアか。

「閉山した炭鉱」と聞けばだれもが「今は失われたかつての産業」を連想し、そこから歴史を語るが、実は過去の前に大過去があるのだ。さっき「ここは団地の未来だ」と書いたが、ここには近代化の時代を中心に、大過去から未来までが離島にパッケージされている。これは奇跡的なことだと思う。
前出の地形図でいちばん高い場所から見た団地群。(大きな画像はこちら)
前出の地形図でいちばん高い場所から見た団地群。(大きな画像はこちら
この歴史の流れと未来とが風景として残っているという点で、池島は軍艦島とは一線を画すと思う。繰り返しになるが、軍艦島はある一時点の廃虚だが、池島は廃虚ではないのだ。

よりロマンチックに考えてみれば、石炭というものそのものが超大過去の産物だ。日本で撮れる石炭はヨーロッパや中国のものと比べてとても新しいが、それでも数千万年前の樹木が地中で変化してできたもの。

前に「都市の密度を支えるには、後背に巨大な供給地が必要だ」と書いたが、それは地理的な規模だけでなく時間的なことも含んでいるのだ。

…おお!なんか今回の記事はやたら高尚じゃないか!?そうでもないか?
ちなみに池島いちばんの見どころはこの団地。ちょーーーーーかっこいい!これのプラモデル欲しい!(大きな画像はこちら)
ちなみに池島いちばんの見どころはこの団地。ちょーーーーーかっこいい!これのプラモデル欲しい!(大きな画像はこちら
この風景があらわれたとき、思わず「うおおお!」って声が出たよ。
この風景があらわれたとき、思わず「うおおお!」って声が出たよ。
1960年代初めのころの建築だそうです。設計者誰だろう。たぶんのりのりでデザインしたはず。かっこよすぎる!(大きな画像はこちら)
1960年代初めのころの建築だそうです。設計者誰だろう。たぶんのりのりでデザインしたはず。かっこよすぎる!(大きな画像はこちら

また近いうち行くぞ、池島!

個人的には完全に廃虚化している軍艦島はあまり好きではない。池島のほうがエキサイティングだと思う。この記事で書いたのがその理由だ。

ぼくは工場や団地を「すてき!」と言い張ってきた人間だが、それはこれらを廃虚にしたくないからだ。

廃虚とはその時代の風景に価値を見いだせなかった敗北の証明だと思っている。彼女に「別れよう」って言われてから優しくしても手遅れなのだ。つきあっているときから、それをふつうだと思わずに大事にしないと。って、何の話だっけ。

また近いうち行くぞ、池島!

個人的には完全に廃虚化している軍艦島はあまり好きではない。池島のほうがエキサイティングだと思う。この記事で書いたのがその理由だ。

ぼくは工場や団地を「すてき!」と言い張ってきた人間だが、それはこれらを廃虚にしたくないからだ。

廃虚とはその時代の風景に価値を見いだせなかった敗北の証明だと思っている。彼女に「別れよう」って言われてから優しくしても手遅れなのだ。つきあっているときから、それをふつうだと思わずに大事にしないと。って、何の話だっけ。
とはいえ、結局池島でも風景に価値を見出されることなくあっさりと構造物が解体中。なげかわしい。見に行くならお早めに!
とはいえ、結局池島でも風景に価値を見出されることなくあっさりと構造物が解体中。なげかわしい。見に行くならお早めに!
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