特集 2014年3月26日

大回り乗車途中下車の旅

電車の旅って面白いですね

どこまでも続きそうな線路にどこまでも行きたくなる。
どこまでも続きそうな線路にどこまでも行きたくなる。
彦根を出て更に南下する。滋賀県を離れた辺りから全く雪がなくなってさっきまでが嘘みたいな景色が広がる。のどか感この上ない。

より大きな地図で 彦根から奈良 を表示
彦根から奈良へ。(運賃1890円)通過した駅を黄色いピン、出発駅を赤いピン、目的駅を青いピンで目印つけている。
伊賀とか甲賀辺りに走っていた忍者電車。忍者はわかるが、その位置の猫はなんだ。
伊賀とか甲賀辺りに走っていた忍者電車。忍者はわかるが、その位置の猫はなんだ。
大回りの旅開始数時間、大阪京都滋賀三重を経て奈良に向かう。ずっと電車で暇だろうと文庫本を持ってきていたが、意外と飽きずに景色だけを見てぼーっとしていられる。

見たこと無い景色が少しずつ移り変わって全く違うものに変わっていく様子と乗ってくる人の空気が違うのが面白い。これが電車旅のよさなんですかね。

人生で一番うまい餅

せんとくんさん、もう完全に定着したよね。
せんとくんさん、もう完全に定着したよね。
奈良も乗換駅では無いのだが、折角通るなら鹿が見たいと思って降りた。鹿、見たい。
こだわり茶って書いたパチンコ屋さん。奈良ではパチンコ屋さんですらお茶にこだわっているのか。
こだわり茶って書いたパチンコ屋さん。奈良ではパチンコ屋さんですらお茶にこだわっているのか。
駅を出て鹿のいそうな方向に向かう。冬の鹿はちゃんといるのか?探していると鹿ではなく人の群れを見つけた。
すごい人だかり。
すごい人だかり。
スムーズに流れる商店街の流れを一点せき止めるお店がある。何かと見るとお餅屋さん。あとから調べたら超高速餅つきで有名なお店だった(帰ってからテレビに出てて、あっ!ってなった)。
何の変哲もないよもぎ餅。
何の変哲もないよもぎ餅。
つきたてのお餅をその場で食べられるそうなので一つ買ってみた。つきたてのお餅は美味い。そんな当たり前の一般論としてではなく、もう異常に美味かった。

お餅とは思えない柔らかさ。しかして煮込んだ時のようなだれた感じではなくプリッとハリがあるのに柔らかくて弾力がある。
洒落にならんくらい伸びる。
洒落にならんくらい伸びる。
体験したことのない食感に、本当に餅なのか疑わしくなる。あまりの感動に帰り際にもう一個買ったらついてからちょっとだけ経ったものだったみたいで、魔法が解けたように全く普通のお餅でびっくりした。

賞味期限5分、本当にここでしか食べられないすごい餅。

奈良無料で楽しめる

何か丸い。
何か丸い。
餅を食べて歩いていると鹿が現れた。動物園などのふれあいコーナーのように仕切りがあるわけでなく、いきなり現れるのが良い。
何らかの国宝。
何らかの国宝。
また、奈良はブラブラと歩いているとポコポコと国宝とかがあって、無料で外観とか見られて歩いているだけで楽しい。
ふなっしーさんはやっぱり子供にも大人気。
ふなっしーさんはやっぱり子供にも大人気。
そしてなんと偶然にも今人気絶頂のふなっしーにも会うことが出来た。奈良にもいるんだな、ふなっしー。でもイラスト等では見たことがあったが、実物は結構印象と違うもんなんだなと思った。

電車旅は明るいうちに


より大きな地図で 奈良から和歌山 を表示
奈良から和歌山(運賃1530円)通過した駅を黄色いピン、出発駅を赤いピン、目的駅を青いピンで目印つけている。
奈良を満喫して和歌山へ向かう。大回りの旅も終盤。実際電車に乗っていると移動している感覚が薄れてくるが、googleマップで移動ログを起こしてみると大移動していて驚く。こんなに移動してたのか、これが120円でも可能なのか。
外の景色の写真が撮れない。
外の景色の写真が撮れない。
奈良から出た辺りで日が暮れた。それ以降は外の景色があまり見えず、少し退屈する。途中下車しなければこのルートで明るいうちに回り切ることが出来るので景色を楽しみたい場合はそのほうがいいかも。
ひこにゃん見たい。なんか変な駅あった。
ひこにゃん見たい。なんか変な駅あった。
ググったら、ナニコレ珍百景にも出ていた駅らしい。
ググったら、ナニコレ珍百景にも出ていた駅らしい。
それでもたまに車窓には面白いものが飛び込んでくる。電車の窓から一瞬しか見られない光景は一期一会感があって貴重に思える。絶対地元じゃ有名だよなこの駅。
ここまで来たかという思い(疲れてきた)。
ここまで来たかという思い(疲れてきた)。
奈良から和歌山まで2時間以上揺られてやっと到着。最後の途中下車ポイントとして和歌山を選択。
和歌山ラーメンで締め。
和歌山ラーメンで締め。
最後は駅直結のラーメン屋さんで和歌山ラーメンで締める。昼とラーメンでかぶってしまったが逆にその対比で個性が際立つ。
テーブルの上にあるゆでたまごは勝手に食べて、会計時に何個食べたか伝える自己申告制。そういう妙な文化に会うと嬉しい。
テーブルの上にあるゆでたまごは勝手に食べて、会計時に何個食べたか伝える自己申告制。そういう妙な文化に会うと嬉しい。
臭みのない豚骨醤油のこってり感にちょっと柔らか目の麺が濃さを引き立てる。食べてる!という実感の強い一杯に、わざわざ降りて食べてよかったと思う。

ゴール


より大きな地図で 和歌山から京橋 を表示
すごい移動距離になったな。(運賃1050円)通過した駅を黄色いピン、出発駅を赤いピン、目的駅を青いピンで目印つけている。
和歌山から京橋に帰ってゴール。が、本来の大回り乗車は同一駅に戻ってしまうと大回り特例の適用が無くなってしまうので大回り乗車の場合は手前の駅で降りなければ大変なことになるのでご注意を。
暗くなった。
暗くなった。

ということで大回り途中下車の旅。約500キロ弱をおよそ14時間かけて行ってきた。正規の運賃であれば7170円必要だったところを青春18きっぷで2300円。途中下車しなければ120円で可能な旅だ。

途中下車してみて思ったのは超長距離の移動と観光を両立させようとすると非常にタイトなスケジュールになって大変疲れるということだ。

下車しなけりゃその土地に行ったとはいえない!とか思っていたが、観光したいなら長距離移動中じゃなくてちゃんとその土地を目当てとして行ったほうが楽しいだろうなと普通の事を思った。

降りなくても車窓の景色ですごく楽しめた大回り乗車。予想よりも楽しかったので今度はもう少し短めのルートでまたやってみようかなと思っている。
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