特集 2014年3月26日

大回り乗車途中下車の旅

鉄道旅が予想以上に別世界


より大きな地図で 京都から近江今津 を表示
京都駅から近江今津駅に移動(運賃950円)通過した駅を黄色いピン、出発駅を赤いピン、目的駅を青いピンで目印つけている。
京都駅から更に北を目指して、琵琶湖が見えてくるぞ!と楽しみにしていたら琵琶湖よりも辺り一面を包み込んだ雪景色に感動する。
琵琶湖はでっかいどう
琵琶湖はでっかいどう
朝日を受けた湖面と光をほのかに放つような新雪で辺り一面がホワーッと輝くように明るく、電車の音が聞こえないくらい静かな空間に来た様に思えた。

少し電車にのるだけでこんなにも世界が変わるものなのか。関西一円の方は120円でこれを見ることが出来たのだと思うと大回り乗車の凄さを感じる。

別世界の現実

本来なら琵琶湖北端まで一本で行くが、乗る電車間違えてここで乗り換え。
本来なら琵琶湖北端まで一本で行くが、乗る電車間違えてここで乗り換え。
乗り換え待ち時間の間、別世界の中を散歩してみよう。白くて静かな世界の散歩はさも心穏やかなものであろう。
白くて、静か…?
白くて、静か…?
穏やかな気持ちで外に出て、いざ外を見てみると「げっ」って言った。自然と出た。
ケータイ落としたらこんなにめり込んだ。
ケータイ落としたらこんなにめり込んだ。
移動しようとすると足首まで埋まる雪の上か、食べきれなかったかき氷みたいなやつの上を歩くかしかない。窓から見ていた幻想的な景色の現実はかくも面倒なものだった。
琵琶湖の横まで行ってみた。雪かきしてる人初めて見たかもしれない。
琵琶湖の横まで行ってみた。雪かきしてる人初めて見たかもしれない。
綺麗ではあるが、それはひとごとだから思える感想で実際この時は靴に水が染みてきて冷たいしか考えられなかった。これなら車窓から見てるだけの大回り乗車の方が楽しいかもしれない。
完全に雪国
完全に雪国
大回り乗車最北端の駅、近江塩津に到着。出発時の青空が信じられないような光景が広がっている。遠くに来るというのはそれだけで普段とは違う体験ができる可能性が上がって良いものだ。

より大きな地図で 近江今津から近江塩津 を表示
(運賃400円)通過した駅を黄色いピン、出発駅を赤いピン、目的駅を青いピンで目印つけている。

そろそろ降りメリットを活かしたい


より大きな地図で 近江塩津から彦根 を表示
さて最北端から今度は南下。(運賃650円)通過した駅を黄色いピン、出発駅を赤いピン、目的駅を青いピンで目印つけている。
始めるまでは「乗り換えの待ち時間に降りて観光出来るだろう」と考えていたのだがJRの時刻表がとても上手く出来すぎていて、降りて隣のホームに行くと電車が到着、それを逃すと1時間待ち。みたいな状況。
ひこにゃん見たい。
ひこにゃん見たい。
近江ちゃんぽんとな。それ食べよう。
近江ちゃんぽんとな。それ食べよう。
なので、それを打ち破るべく特に降りる必要は無い彦根駅に自らの意志で降り、何か観光をしようと目論んだ。お昼時でもあるので名物でも食べてこよう。
雪ではしゃぐ人々がかわいい。
雪ではしゃぐ人々がかわいい。
近江ちゃんぽんを出す店に向かう。彦根も雪ではしゃぐ子供がいたり女子高生が雪だるまを作っていたり、ほのぼのとした光景が広がっている。

良い。完全に降りてよかった。こういうのだ、こういうことだ。景色としてではなく空気として感じる遠くに来た感。これだけで青春18きっぷを使った甲斐がある。
ちゃんぽん 大 780円
ちゃんぽん 大 780円
そして、その土地の食べ物を食べる。名物というから頼んだものの、どんなものなのかな?から始まる食事体験の尊さよ。
横に居た人が酢をかけていたので真似した。酢の味になった。
横に居た人が酢をかけていたので真似した。酢の味になった。
近江ちゃんぽんは和風だしでたっぷりの野菜が煮込まれていて体の芯から温まる優しい味。煮込むという点と麺の太さなどは長崎ちゃんぽんと似ているが味は全く違い、やっぱり関西は出汁文化だなと実感する。

満足したので再度大回りに戻る。
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