特集 2014年2月27日

22世紀のお墓、おはカー

躍動しろ!俺の御影石!
躍動しろ!俺の御影石!
ゾンビが好きだ。
そんなわけで、映画をみたり、本を読んだり、ゲームをして勉強している。
どの作品の解説か忘れたが、ゾンビは「死の象徴」だから、作中の登場人物がどんなに武装しようが逃げようが、絶対に逃れられないと書かれていた。
父は数学教師。母は国語教師。姉2人小学校教師という職員室みたいな環境で育つ。普段はTVCMを作ったり、金縛りにあったりしている。

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なるほどなぁ。
なるほどなぁ。
だからこんなに魅力的なのか。
ゴジラは「核兵器」の化身だが、ゾンビは死の化身なのである。
僕もゾンビみたいな存在を考えてみたい。
要は、ゾンビのような「死の象徴」が走って追っかけてくればいいのだ。
そんな思いから開発したのが、記事冒頭の「おはカー」である。
まごうことなき「死の象徴」であるお墓に、自走機能がついている。
構造的には、ゾンビと全く同じだ。ウォーキングデッドだ。
作り方を紹介させて頂きたい。興味ないなんて言わないでほしい。
この方法ならば、たいがいのものをラジコンにすることができるのだ。
まず土台となるラジコンを探す。
条件は、パワフルで、機構をいじりやすく、天辺がたいらなものである(上にお墓がのっけやすいから)
タミヤのオフロードラジコン、ランチボックスが最適でした。
タミヤのオフロードラジコン、ランチボックスが最適でした。
いくつになってもラジコンはドキドキする。
甥っ子がきたら、ひざ振るわすぐらい自慢してやろう。
続いてホームセンターに向かう。お墓のボディになるものを探す。
プラダンがよさそうだ。
軽いし、強度もありそう。
軽いし、強度もありそう。
180cm×90cmの板を3枚買った。

そして今回の工作のかなめ、フロアシートを買う。
どこのホームセンターでもあるし、柄が豊富!
どこのホームセンターでもあるし、柄が豊富!
その中からお墓っぽい石柄のフロアシートを選ぶ。
前々からお墓っぽい柄だなと思っていたのです。
前々からお墓っぽい柄だなと思っていたのです。
このフロアシート、裏面がシールなのでそのままプラダンに貼付けることができる。
まさに、お墓をラジコンにするために生まれたような代物なのだ。
3000円以上としたが、ゾンビに変わる素敵なキャラクターを開発するためには仕方がない。
お墓のサイズをネットで調べる。地域ごとに特色があるようだが、今回は関西のお墓を参考にした。
制作するお墓のサイズはもちろん1/1である。
お台場にある1/1のガンダムはモビルスーツであるにもかかわらず機動しない。しょせん人形である。こちとら、1/1で機動するのだ。
プラダンに展開図を書き込む。
プラダンに展開図を書き込む。
一面ずつカッターで切り取っていく。
面と面をガムテープで固定する。表面にはフロアシートを貼るので大雑把にバリバリガムテープで貼っていって問題ない。よし、組めた。

フロアシートを貼る。
ほとばしる石感。
ほとばしる石感。
パーツパーツができあがってきた。
お墓とラジコンをドッキングするために、穴をあけてネジ止めする。
!
グレーにパキッとした黄色が映える。
グレーにパキッとした黄色が映える。
石の柄を見ていると、ある食材が思い浮かんだ。コンニャクである。
コンニャクがあれば、お墓が作れるのではないか。

コンニャクを包丁で切り取っていく。
背徳感が最高のスパイスです。
背徳感が最高のスパイスです。
おはコンニャクの完成!
みずみずしいお墓。
みずみずしいお墓。
想像以上のお墓感。
おばけ屋敷にはこんにゃくがつきものであるが、お墓っぽいからではないか。
アイスのスプーンにお経を描けば…
アイスのスプーンにお経を描けば…
卒塔婆だ。
ちょっと左曲がり。
ちょっと左曲がり。
ゴマアイスもお墓っぽくなりそう。
昆布を入れて煮てみる。
あったか~いお墓
あったか~いお墓
送別会で職場の人にもらったお花が献花みたいになっている。
ほっかほかのおはか。
ほっかほかのおはか。
昆布のだしがきいて美味しかった。食物繊維もたっぷりである。
たちのぼる湯気が線香の煙のように見えた。
揺れる~想い~体中感じて~。
揺れる~想い~体中感じて~。
なんか卑猥だ。
このプルプル感。ぜひぜひ動画でみていただきたい。
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