特集 2014年2月10日

GIFアニメの作り方 全力まとめ 2014

イラストで作る
ここまで実写を使ったGIFの作り方ばかり紹介してきた。次はイラストを使ったGIFの作り方をご紹介しよう。たとえば、こんな作品。
さらなる作例はこちらへ。
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イラストのGIFについては、おととし書いた「GIFアニメの作り方全力まとめ」という記事に詳しく書いたので、そちらを見てもらえたらと思う。手順以外にも、うまく動いて見せるコツなど、参考になる情報がたくさんあるはず。

「GIFアニメの作り方全力まとめ」イラスト編
error403「キーボード」</a>を題材にして説明してます
error403「キーボード」を題材にして説明してます
上記のページでは、画像をアニメ化するときにフリーソフトを使っていたけど、いまならWEBサービスでGIFを作ることもできる。コマ撮りのところでも紹介したMothereffing animated gifだ。このサイトは本当に使いやすいのでお勧め!

色々なイラスト

イラストはいろんなバリエーションがあるので、まとめていくつかサンプル集をご紹介しよう。

まずは上級編として、上のサンプルみたいに、イラストと写真を合成したタイプの作品集も紹介しておこう。
作例はこちら

初心者でもできるGIFアニメ制作、こういうのができるようになったら、ひとまずはゴールインと言ってもいいかもしれない!

それから、ドット絵。
国際GIFアニメアワード応募作品より。asaha「アリスの部屋(ショートver.) 」
国際GIFアニメアワード応募作品より。asaha「アリスの部屋(ショートver.) 」
おととしの第1回国際GIFアニメアワードにて、惜しくも入賞は逃したもののこのドット絵はすごく秀作でした。

ほかにもこんな感じで。
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あとこれはイラストと言っていいのかわからないけど、モーショングラフィックスっていうやたらかっこいい分野もある。これについてはもう僕が何か教えられる範疇じゃないのだけど(むしろ教えてほしい)、作例だけでもご紹介します!
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立体視
さてさて、GIFアニメできるのはアニメーションだけではない。なんと3Dメガネや特別な機材なしで、3D表現までできてしまうのだ。
(こちらの記事</a>より)
こちらの記事より)
引用元の記事中にも作り方は書いてあるけど、ここまで読んできてくれた皆さんなら、コマ撮りで使ったスマートフォンアプリを使ってもいい。同じ被写体を、ちょっと角度を変えて2コマだけ撮るのだ。早めの再生速度に設定すれば、立体視ができるぞ。

ほかにも立体視のいろんな作品はこちら。
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タイムラプス
タイムラプスは定期的に自動でシャッターを押して、長時間の変化を高速で見せる手法だ。微速度撮影ともいう。理科の授業で見たアサガオが開いてから閉じるまでの早回し映像、あれである。
すね毛を剃っているところのタイムラプス(こちらの記事</a>より)
すね毛を剃っているところのタイムラプス(こちらの記事より)
撮影がちょっとたいへんだけど、これも、人気のジャンル。
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簡単に作れるスマートフォンアプリも紹介しようと思ったのだが、残念ながらいいのが見つからなかった。というか、タイムラプスをとるためにはスマートフォンを何時間も何日も置きっぱなしにしなきゃいけないので、そうなるとまた別の意味で気軽とは言えない。

作る場合は、インターバル撮影機能の付いたカメラで写真を撮影、あとはそれをパソコンに取り込んで、コマ撮りと同様のやり方でGIF化することになると思います。注意点としては、放置撮影中にカメラをお母さんに片付けられないようにすることだ。

ループもの
これは今までみたいな撮影方法の分類とはちょっと違うんだけど、GIFの特徴でもあるので慣れてきたらぜひ挑戦してほしい。最初と最後のつなぎ目がわからない、延々繰り返すループものだ。
作り方としては、コマ撮りだったり動画からの切り出しだったり、今まで紹介した手法を使えばいい。

問題は最初のコマと最後のコマのつなぎ方。ここで被写体の位置が大きくずれたりすると、つなぎ目が目立ってしまう。きっちり位置合わせをするのも手だけど、実はもっと簡単に回避する方法が2つある。

A.何もないコマを挟む

こういうふうに、いったん登場人物を画面の外にはけさせると、自然に再登場させることができる
こうやって動かないものだけを残すのもアリ。水島ひね「ホットドッグ」</a>
こうやって動かないものだけを残すのもアリ。水島ひね「ホットドッグ」

B.往復させる

再生→逆再生→再生→逆再生…を繰り返すようなアニメーションを作ればいいのだ。
さっきも紹介したこの作品、お父さんを向こうに押すところだけ撮って、手前に戻すところはその逆再生にする。そうすれば最初のコマ=最後のコマになるので、絶対に絵がずれない!
往復再生の作り方だけど、パソコンで手動で作る場合は自分でそのようにコマを並べればいい。スマートフォンアプリで作る場合、上で紹介したコマ撮り用のアプリには、ぜんぶ往復再生のGIFを作る機能がついている。全部撮り終わって、保存の前に設定することが多いようだ。

ここまで紹介してきたのは実写で作る場合の説明だけど、イラストでループさせるGIFもいい。
イラストも含めた、ループものの作例集もどうぞ。
作例はこちら

Tips:
容量を小さくするには?
おまけで、GIFを作ったあとのちょっとした小技を紹介します。

国際GIFアニメアワードには1Mの容量規定がある。でも、GIFって頑張って作るとすぐ容量が大きくなっちゃうのだ。容量を減らすには、「大きさを小さくする」「減色する」「コマ数を減らす」の3通りの方法がある。

大きさを小さくするのは簡単。Bloggif : Resize an imageというWEBサービスがあるので、ここで画像の大きさを小さくしよう。

減色するのは、一度GIFを作ってからだとちょっと難しいかもしれない。最初にGIFを作るときに、使う色数を指定できるソフトであれば、そこで少ない数を指定しよう。そうじゃない場合、あとで減色するにはPhotoshopなどの高機能なソフトが必要。

コマ数を減らすのも、GIFにする前にやるのが簡単だ。GIFにした後に減らしたい場合は、コマ撮りのところで紹介したGIAMなどのGIFアニメ編集ソフトを使う。またはちょっと面倒だけど、Bloggif : DecomposeというサイトでGIFアニメをバラバラの静止画に分解することができるので、そこから必要なコマだけ厳選してMothereffing animated gifなどでふたたびGIFに戻せば、容量が小さくなるはず。

なんにしろ、あとから削れる容量には限界があるので、余分なシーンを削って短いアニメで済ませる方法がないか考えてみることが一番かもしれない。

もっと高度な情報

さて、この記事はあくまでGIFアニメの入門編。もっと高度なことをやりたくなったら、どうしたらいいだろう。ひとつは、前回の「GIFアニメの作り方全力まとめ」の3ページ目には、Photoshopを使った上級編の作り方が出ている。こちらを読んでみてほしい。それから、腰を据えて勉強したい人は、「GIF BOOK コンテンツ制作者のためのGIFガイド(ビー・エヌ・エヌ新社)」という本がおすすめ。プロの作家の人たちがその手口を惜しげなく披露している。実は国際GIFアニメアワードについてのコラムも書かせてもらいました!
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最後におもしろGIFをご紹介

さあみなさん、説明続きでちょっと疲れてきたでしょう。
最後は、おもしろGIFを眺めてこの原稿を終わりにしたい。
GIFの人気のジャンルを、3つほどご紹介しよう。

インターネットの人気者といえば猫である。もちろんGIF界でも猫は大人気なのだ。
→こんなGIFです。

失敗
人が失敗する様子のGIFは世界中で大人気。音楽と失敗は言葉の壁を越えます。
→こんなGIFです。

タイポグラフィ
こちらはおもしろいというよりかっこいいのが。文字を使ったデザインのGIFだ。
→こんなGIFです。

人気のジャンルがわかったね。これを抑えればあなたのGIFも人気沸騰間違いなし。今すぐ猫が失敗して文字になってしまう動画を作ろう!

国際GIFアニメアワードもよろしくお願いします。

国際GIFアニメアワードの締切りは3/9。この記事を参考にGIFを作ったら、迷わずすぐに送ってください!応募はこちらのページから。
>>国際GIFアニメアワード2014

「作るのはたいへん…、」という方も、随時作品投票をやっていますので、ぜひ見に来て清き一票をご投票ください。

おしらせ

2/14にGIFアニメ制作ワークショップを開催します!その名も「GIFカソン2014」。Loftwork.comとの共催です。

いろんな物でコマ撮りしたり、お互い被写体になって特撮映像を撮ったりするイベントです。
基本的なGIFの作り方は、デイリーポータルZ編集部&Loftwork.comのメンバーがお教えします。未経験者の方も遠慮なくどうぞ。

詳しくはこちら
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