コラボ企画 2013年11月25日

身近にある20周年を思う

東大を卒業して20年

ラストの20周年インタビューはこの方々。
「乾杯!」
「乾杯!」
この方々、全員東京大学の卒業生。日本の最高学府を卒業して、今年でちょうど20年になる人たちなのだ。
そんな彼らが焼くホルモン。それすら、心なしかかしこく見える
そんな彼らが焼くホルモン。それすら、心なしかかしこく見える
東京大学では今年、卒業20周年を迎えた卒業生を集め、当時を振り返る「20周年学年会」を開催した。彼らはそこで幹事を務めた面々。この日は、その打ち上げの席にお邪魔させてもらったというわけだ。
東大安田講堂地下の中央食堂で行われた20周年学年会の様子。中央で挨拶するのは現・東大総長の濱田純一氏
東大安田講堂地下の中央食堂で行われた20周年学年会の様子。中央で挨拶するのは現・東大総長の濱田純一氏
──こういう同窓会って、いままでにもあったんですか?

「これまでもクラスやサークル単位のものはありましたが、学年全体でやるのは我々の代では初めてでした。なんせ一学年で、だいたい3400~3500名いますので。今回の参加者は60名くらいでしたが、初対面の人がほとんどでしたね」(東京大学大学院准教授で、20周年学年会幹事の狩野直和さん)


──なぜ、幹事を?

「この同窓会自体は東京大学が主催する『ホームカミングデイ』というイベントの一部なんです。ちなみに、5年後の2018年のホームカミングデイでは卒業25周年学年会を行う予定です。私は卒業生であると同時に、東大の教員もやっていますので、同窓会室から幹事をやってくれと頼まれまして」

──まさに、エリートだらけの同窓会ですね

「みんな普通のおじさん、おばさんですよ。当日は、ご家族参加を歓迎していたのでお子さん連れやご夫婦で来られる方も多くて、和やかな雰囲気でしたね」

──どんな職業の方が多かったですか?

「官僚、銀行員、商社マンなどが多いですかね。私のように大学に残って、教授や准教授になった人間もいますし。ちなみに議員の丸川珠代さん、宇宙飛行士の山崎直子さんも同級生です。当日は残念ながら来られませんでしたが」
名刺交換してみたら、みなさん名だたる企業にお勤めの方ばかりでした
名刺交換してみたら、みなさん名だたる企業にお勤めの方ばかりでした
──ちなみに、みなさんはどんな学生だったんですか?

「私はそんなにマジメな学生じゃなかったですね。大学は好きでしたけど、勉強はそこまで好きじゃなかったし。学生時代はけっこう毎日ボーっと過ごしていた気がします」(狩野さん)

「20年前って、学生のイメージが今とぜんぜん違いますよね。我々の頃は、授業に出ないのが普通でしたから。朝からサークルやって、そのあと食堂に集まってうだうだして、夕方になったらまたサークルっていう毎日でした」(同大学最大級のサークル「東大スポーツ愛好会」に所属していた安藤大輔さん)

──東大生なのに? 死に物狂いで勉強しないと落第しちゃうのでは?

「なんとかなっちゃうんですよ。じつは東大には試験対策委員会、略して『シケタイ』っていうのが各学部にあるんです。当番制で係を決めて、過去問の答案を用意したり、授業のノートのまとめをみんなに配布したりして、学生同士で協力し合うわけです。要は、皆で効率よく試験を乗り切りましょうと。私が通っていた駒場キャンパスでも各クラスで最初に『シケタイ』の担当科目を決める伝統がありました。私は現在は教員の立場ですので、できれば学生には自分で勉強してほしいと思うんですけどね…」(狩野さん)

──入学時はバブル全盛。バブル期の東大生ってどんな感じだったんですか?

「東大生って遊び方を知らないので、街に出ていい思いをした人は少なかったんじゃないでしょうか。周囲を見渡しても、バブルの恩恵を受けている人なんてほとんどいなかったように思います。他の大学に比べるとバイトしている人もそんなに多くなかったですしね。あっても家庭教師のバイトがほとんどで、ぜんぜん華やかじゃない」(安藤さん)

──東大生の家庭教師! ちなみに時給は?

「当時の時給は3500円くらいでしたかね。当時は今みたいにオーガナイズされた組織がなかったんで、知り合いのお子さんを教えたり、自分でスーパーとかショッピングセンターの掲示板にチラシを張って生徒さんを募ったりしていました。3500円っていうのは高いか安いかわからないけど、中抜きする人がいないから身入りは多かったですね。でも、同じ東大でも学部によって単価が違うんです。理三(※理科三類。東京大学の中でも最難関といわれる)なんかだと5000円や1万円とかって話も聞きました」(狩野さん)
宴もたけなわ
宴もたけなわ
ちなみに、狩野さんたちはセンター試験になる前の「共通一次試験」を受けた最後の世代なんだそう。試験の1週間前に昭和天皇が崩御されて元号が変わったため、共通一次の最初の表紙は「平成元年」ではなく「昭和64年度入学試験」と書かれていたそうだ。そんなことを今でもよく覚えているという。

たまには20年の歩みを振り返ろう

20年という年月は人の環境を大きく変える。しかし時には、当時に強く思いを馳せてみるのも大事なことかもしれない。未熟で青いながらも頑張っていたかつての姿が、今の自分に教えてくれることもきっとあるはずだ。

そして、ぼく自身も、ダースのように息の長いオトコになりたいと思っている。
アディオス!
アディオス!

「ダース20周年」を祝うイベント開催!

今年めでたく成人を迎える森永ダースを祝って、12月5日にカルカルでイベントを開催します。

森永ダース生誕20周年記念「おとなのフェティッシュ大会」
2013/12/05 [木] よる
Open 19:30 Start 20:00 End 21:30 (予定)
@東京カルチャーカルチャー
前売チャージ券・森永ダース1箱付き500円!!
チケットはこちら

伝説のイベント「フェティッシュ大会」がおとなバージョンとして帰ってきます。新ネタ満載ですのでぜひお越しください。
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