特集 2013年11月18日

食べ方のわからない食材をパンに塗って食べる

No.5「天秤標幼蝦」

次は標記を書き写すことすらできなかった。上記の「天秤標幼蝦」というのはたぶん「天秤印の」くらいの話ではないのか。
何て読むのかすらわからない。
何て読むのかすらわからない。
青いエビが天秤にかけられている。その後ろからは後光が。
青いエビが天秤にかけられている。その後ろからは後光が。
これは開けた瞬間の匂いがすごかった。爆発的なうま味を閉じ込めた何かの匂いである。アジアの屋台でこういうにおいを嗅いだことがある。ポテトチップスのコンソメパンチの袋を少しあけて鼻だけ突っ込んで生活しているみたいだ。いい匂いではある、ただいささか強力すぎる。
こうしてみるとパンに塗るものではないこともなんとなくわかる。
こうしてみるとパンに塗るものではないこともなんとなくわかる。
しかしパンに塗って食べる。そういう企画だから。
ハ!
ハ!
一瞬うまい。

噛むとジャリジャリいうのだけれど、それら一粒一粒の持つうま味の爆発力がすごい。ひとかけらでエビが5匹くらい潰されていそうである。とんでもないコク、そしてエビの怨念みたいなものも一緒に詰まっている。確かにうまい、でもスープとかにして薄めた方がいいと思う。子どもがそのまま舐めてお母さんに叱られるタイプの調味料である。

正解

「天秤標幼蝦」

英語名「シュリンプ・ペースト」、タイ名:カピ。小エビの塩漬けをペーストにした調味料。タイ料理の出汁として様々な料理に使用します。
邦題をつけるなら「タイでエビ、凝縮しました」。
<もどる ▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

デイリーポータルZを

 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ

↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓