レースクイーン+ガンダム
ロボットレストランのロボットはクルマのプラモデル用のフィギュアとガンダムの小さいプラモデルを組み合わせることにした。
これが上半身
これが下半身
ガンダムのプラモデルは一般的な大きさだとレースクイーンの大きさに合わないため、カップヌードルのおまけについていたものを使用した。
カップヌードルのおまけのガンダムをネット通販で買ったところ、カップヌードル本体もついていたのは嬉しい誤算であった。
レースクイーンのくみたてかた
そしてレースクイーンの説明書はそれだけでじゅうぶんロボットレストランだった。
脚をロボに改造する。レースクイーンのポーズは平面になると雲竜型なのだ。
腰の部分をロボット脚ときちんとくっつくように少し削った。プラカラーがなかったためアクリル塗料で着色する。ロボットレストランの歌を口ずさみながら1時間ぐらいでできてしまった。
ちなみにロボットレストランの歌とは宣伝トラックが流している
「(ゆっくり)♪ロボット、ロボット、レースートラーン、ロボット、ロボット、レースートラーン
(ラップみたいに)ロボットロボット!レストラン!ロボットロボット!レストラン!」
という歌であるが、こうして文字にするとロボットレストランとしか言ってなくて伝わる感じがまったくしない。
我が家はロボットレストラン(焼肉屋さん、みたいな感じで)
背景に見えるのはロボットレストランのホームページ
レースクイーンは一体しか入ってなかったため女性ドライバーも改造してロボットにした(黄色いほう)。手のポーズはむしろこっちのほうがロボ子っぽい。あのロボットレストランの女性ロボットはロボ子というのだ。
外国人を思わせる顔立ちで下半身ロボットで巨大なのに「ロボ子」。さすが21世紀。
トミカのトレーラーに乗せて完成
本物はハマーという自動車に引かせているがまあいいだろう。車輪がついているという点では共通している。
これを「大人の科学」のふろくについているUSB特撮カメラで撮影すると
こうなる。この景色は見たことがある。渋谷のスクランブル交差点のようだ。
USB特撮カメラはミニチュアでも背景がボケずに撮ることができるUSBカメラである。このカメラの試作品を大人の科学編集部から借りたのでロボットレストランのトラックを思いついたというのも半分、事実である。
この動画を大人の科学編集部に見せると「背景はなんですか?」という返事がきた。
背景?そんなにうちのクローゼットに興味があるのだろうか。
「クローゼットですよ。なかには確定申告の書類が入ってます」と返事をした。
あとから気づいたのだが、あの返事は「もうちょっと背景を凝って欲しいな」ということだったのだ。気づかなかった!気があると思っちゃったよ。
香港の街を疾走するロボットレストラン
ならば動画を背景に撮影して疾走感ある映像を作りたい。舞台は香港。なぜならば去年旅行に行ったときに撮った映像がたまたまあったからだ。
路面電車のいちばん後ろからの景色を少し早回しにした映像である。海外旅行で興奮して撮ったものの、これといって特に使い道のない映像だったのだが役に立った。
これをモニターに映し、手前にロボットレストランの宣伝トラックを置いて特撮カメラで撮影する。
香港
照明はヒカリエの編集部に設置したミラーボール用である。
そうしてできたのがこの映像だ。
モニターは21インチのアンドロイドである。
でかいアンドロイドおもしれー!と思って衝動買いしたのだがバッテリー内臓ではないのでAC電源があるところでないと使えない。西新宿のタリーズが電源たくさんあるのでそこで使って店員の度肝を抜きたい。
モバイル顔ハメにもなる
この特撮カメラ、手前のもの遠くのもピントが合うのでタコやハトにもなりたい放題である。
ちょっと説明をはしょってしまったがこういうことである。
ハトやタコなど身体だけ紙で作る
カメラの前に棒などで固定する
ホゲー
モデルはテクノ手芸部よしだともふみさんである。上のロボットレストランの撮影も手伝ってくれたのだがタコにしてしまった。
これで職場のかわいい女性をヘビにしたり、あこがれの先輩を好きな人をハトにできるのでやっていただきたい。
ミニチュアにすると愛おしくなる
もともと好きだったロボットレストランの宣伝トラックがいっそう好きになった。新宿や渋谷をロボットが走っていた2013年の景色が昇華した気がする。
冷蔵庫に少年が入っているミニチュアも作ろうと思っていたのだが、手をつける前に秋になってしまった。
奇っ怪なできごとこそミニチュアにするといいのかもしれない。折り合いがついて。