特集 2013年7月23日

横浜でアリゲーターガーを釣って食べた (あとカミツキガメも)

なぜかカミツキガメを捕獲

その後数カ月、何度も川に通ったが結果は出なかった。だがインターネットを駆使してガーの生態や釣り方を調べているとある英語のページに「ガーは川底の死肉も漁るから、エサは魚のぶつ切りでもいいよ。」と書かれているのを発見。これを機にブルーギルを追いかけ回す苦行から解放され、代わりにサンマやイワシを持ちこむようになった。
スーパーで買える!格段に楽。
スーパーで買える!格段に楽。
ところで、鶴見川を訪れる度に釣りと並行して聞き込みも精力的に行った。その中で何度か「鶴見川にはカミツキガメが現れる場所がある。怖いからなんとかして。」という話を聞いた。ちょっと気分転換に捕まえてみようか。
はい捕れたー!
はい捕れたー!
噂のポイントにサンマの切り身を投げ込むと本当に釣れた。鶴見川でカミツキガメが目撃・捕獲されたという話は聞いたことがなかったが、やはり地元の釣り人は川の生き物事情についてよく知っているものである。
うーん、マッチョ!
うーん、マッチョ!
以前に当サイトでもカミツキガメの捕獲と料理のレポートを書いた(カミツキガメを捕まえて食べた ←過去の記事)。その後、知人たちから「標本が欲しい」とか「私にも食べさせろ」という声が上がっていたので、このカメは彼らの願いを叶えるべくその場でシメられ、空輸されていった。

その後どうなったかというと。
カミツキガメは中北米の一部では食用に珍重される。だが日本の料理人に調理される例はさすがに初めてかもしれない。
カミツキガメは中北米の一部では食用に珍重される。だが日本の料理人に調理される例はさすがに初めてかもしれない。
沖縄は国際通りそばの台湾料理店「青島(チンタオ)食堂」へと持ち込まれ、肉と骨に分離。台湾筍を使った鍋料理と骨格標本へそれぞれ華麗なる変貌を遂げた。
「まあスッポンなら捌けるし…」と店主の比嘉さんは平然と調理を進める。プロの料理人ってすごい。
「まあスッポンなら捌けるし…」と店主の比嘉さんは平然と調理を進める。プロの料理人ってすごい。
ちなみに鍋の底には、具材が焦げ付かぬようカミツキガメの甲羅が敷かれていたそうだ。
ちなみに鍋の底には、具材が焦げ付かぬようカミツキガメの甲羅が敷かれていたそうだ。
遠方なので僕は参加できなかったが、カミツキガメは大勢の物好きたちの舌を楽しませたようだった。
手前に並ぶのが標本となったカミツキガメの頭部骨格とくちばし。奥はスッポン。
手前に並ぶのが標本となったカミツキガメの頭部骨格とくちばし。奥はスッポン。
で、問題は本命のターゲットたるアリゲーターガ―である。カミツキガメも今回はあくまでおまけ、余興、副産物に過ぎないのだ。
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