たてまきロール&薔薇に挑戦!
いつもはこんな感じの、藤子不二雄先生や赤塚不二夫先生あたりからの影響がうかがえるポンチ絵をいつも描いているボクですが、実家にいる頃はお金がなかったこともあり「ただで読める漫画ならなんでも読みたい!」ということで、妹の買ってくる「りぼん」や「なかよし」などの少女漫画雑誌も毎月熟読していました。
でも、少女漫画って絵が細かくって難しいので、少女漫画系の絵って全然描けないんですよね……。
しかし最近、こんな本を見つけまして……
おおっ、池田理代子先生の「プリンセスのかき方レッスン」!?
しかも『ベルサイユのばら』スクリーントーン付き
この「おえかきぐみ」というのは、女の子向けに絵の描き方を教えてくれる雑誌らしいのですが、今回の号ではあの『ベルサイユのばら』の作者、池田理代子先生が直々に、ベタな少女漫画のプリンセスを描く方法を教えてくれているのです。
わー、ボクもプリンセスの描き方を知りたい!
少女漫画の定番(?)たてまきロールの描き方や……
薔薇の描き方まで細かく教えてくれています
たてまきロールは一度も描いたことがないですし、薔薇なんてフクザツ過ぎて描けませんもん。コレはぜひともマスターしたいところ。
「たてまきロール」は、こんな感じの「S」の字を描いて……
それをガーッとつなげれば完成!
ちなみに、たてまきロールのお手本はコレなんですが……「S」の字だけで描けるかなぁ?
さらに薔薇は「の」の字を描いて
ぐるぐるぐるーっと
そんでなんだかんだで花びらをつけていくと完成! ……詳しくは雑誌を読むといいですよ
子ども向けの雑誌なんで、かなり簡単に説明されてますが、それでもそれらしいものが描けるようになりました!
さらに、家にあったこんな本たちを読んでみました
本の内容よりも若々しい先生たちに心を奪われてしまいます
こちらの本でも薔薇の描き方を解説。少女漫画にとって薔薇は必需品なんですねぇ
そして、なにより驚いたのが、巻末に人気漫画家たちの住所が丸々掲載されていたこと……、個人情報にユルイ時代だったんだなぁ。ちなみにあだち充先生、ウチのご近所でした(当時)
……というわけで、これらのマニュアル本を読んで学んだ少女漫画テクニックを使って、近所のスナックの潜入レポートを描いてみようと思います。
少女漫画的に描くにはちょうどいいママだったので……。
近所に行きつけの店を作りたかったの
少女漫画……というよりは、少女漫画風の要素を取り入れたただの変な漫画ですな、こりゃ。
しかし、コレを描くのに普段の3倍以上の時間がかかっているので、少女漫画界隈の細かい画風の人たちは本当にスゴイなと。単純な絵でよかった。
ところでこのスナック、ホントに家から近くて「近所に行きつけのスナックを持てたら立派な大人!」と思い、勇気を振り絞って行ってみたんですが……。色々とキョーレツなママだったので、すごく元気がある時じゃないとつらそうです。
昼間とかにバッタリ顔合わせないといいなぁ。