特集 2013年1月23日

東のそば!西のうどん!それを決めるのは券売機だ

やはり東京では「そば>うどん」、大阪では「うどん>そば」なのか。
やはり東京では「そば>うどん」、大阪では「うどん>そば」なのか。
関東はそば、関西はうどん。何となくそういうイメージは誰しもあると思います。しかし実際の土地ではそれはどのくらい意識されてるのか?それを解くカギは券売機にあった…ということで考えてみたんですが、いかがでしょう?
1972年佐賀県生まれのオトナ向け仕事多数のフリーライター。世間の埋もれた在野武将的スゴ玉の話を聞くのが大好き。何事もほどほどに浅く広く、がモットー。

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阪急そば(梅田)
もう一度いいますが「関東はそば、関西はうどん」というイメージ。しかし関東はそば屋ばかりでもないし、関西はうどん屋ばかりでもない。ちなみに自分は九州出身ですが焼酎はあんまり飲めないし、とんこつラーメンもめったに食べない。そういうニーズもわかってか、関東も関西もいわゆる「立ち食い」はそばもうどんも出すお店が主流。

しかし、その中でも関西と関東では違いがあるはず。同列のようでいてうどんを押してしまう関西人’sハート…。そういうところを券売機から探ってみたいのです。

まずは阪急電車の駅を中心に店を構えている「阪急そば」。いきなり関西なのにそばなのか、と思ってしまうけど、その券売機を見ればやはり漂う関西ぽさ。
梅田駅構内のお店。
梅田駅構内のお店。
いたってよくある券売機だけど、これをあえて比べます。
いたってよくある券売機だけど、これをあえて比べます。
左上、まず人の視線がいくところにきつねうどん。
左上、まず人の視線がいくところにきつねうどん。
「人の視線は左から右、そして上から下に行く」という話があります。そう考えると左上にあるものが一番推してるメニュー、もしくは定番として売れてるものがあるはず。

そう考えるといちばん上が主に「うどん」の列、しかも左上は「きつねうどん」。それを考えると「そば屋」ではあるけども、うどん主流を感じますねえ。やはり関西!比較的オーソドックス中心のラインナップですが、トッピングに「にしん」「きざみ」があるのが実に関西ぽい。
定食の写真もうどんだ。
定食の写真もうどんだ。
おあがりや(梅田)
比較的近いJR大阪駅構内の立ち食い「おあがりや」にも行ってみる。こちらはそば・うどんメインの表記はないので、「うどん屋」とも「そば屋」とも言えない。でも、表の垂れ幕見た限りでは「カレーうどん・そば」とうどんが先。ということはやはりうどん推し…。まあ、「カレーそば」より「カレーうどん」の方がポピュラーだから、という気もしますが。
そば屋ともうどん屋とも主張しない優しい店構え。
そば屋ともうどん屋とも主張しない優しい店構え。
でもサンプルの麺類は右下以外ぜんぶうどんだ。
でもサンプルの麺類は右下以外ぜんぶうどんだ。
そして券売機は…まずボタンが多い。
そして券売機は…まずボタンが多い。
うどん・そば独立してボタンがあるんですねー。
うどん・そば独立してボタンがあるんですねー。
…と、自分で書いてても券売機見て特徴や印象論だけで書いていても、この記事ぜんぜん届く気がしないな。むむむ。

それで券売機のボタンの並びを図にしてみた。大きく「うどん」「そば」、そしてセットを中心とした「定食」、丼やおにぎりなどの「ご飯」だ。あとトッピングやお酒類だったりの「その他」。上のおあがりや券売機を図にするとこうなる。
!
右下にある「う・そ」は「年明けうどん・そば」、つまり一枚でどちらも注文できるメニューだけど「うどん→そば」の順で書かれているボタンだ。「××そば・うどん」なら「そ・う」。うどん寄りは赤系、そば寄りは青系に一応統一してみた。

それで最初の阪急そば券売機を図式にするとこうなる。
!
おお、左上に「きつねうどん」があったからうどん優勢に見えたけども、他の共通ボタンは「××そば、うどん」表記だった!左上のきつねに騙されかけたけど、全体でいえばそば中心なんだなあ。やはり基本はそば屋なんだな、阪急そば。
こんなPOPもあったし。うどんじゃダメなのか。
こんなPOPもあったし。うどんじゃダメなのか。
こんな感じで関東と関西の立ち食いのお店の券売機をチェックしていきたいと思います。そこには何か答えがあるのか?いわれなくても俺がすごい心配です。
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