お正月特集「共感ゼロ」 2013年1月1日

お正月特集「共感ゼロ」ロンドンオリンピックのあいつ

ひさしぶり!
ひさしぶり!
2012年はオリンピックイヤーであった。
ふだんはオリンピック期間中でもひねくれてわざと違うものを見たりしているのだが、今大会だけは意識的に興味を持って見た。

なぜなら、オリンピックマスコットが超かわいかったからである。

6人のライターがワンテーマで書くお正月特集、1/1は「共感ゼロ」。共感にはほど遠い個人的なフェティッシュをご説明します。共感ゼロがせめて1に(100点満点で)になったらこんなに嬉しいことはありません。
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー)

前の記事:突き抜けろ、ヘビ


オリンピック開催の前、ネットのニュースで見たのが最初だった。
「ロンドンオリンピックのマスコットが怖いと評判」みたいな見出しに興味を引かれ、開いてみたのだ。

開いた先には、オリンピックのマスコットのウェンロックと、パラリンピックのマスコットのマンデビルがボルト(ウサイン・ボルト…100mと200mが世界一はやい人)的なポーズをしている写真があった。

運命の人だ!と思った。
人かどうかわからなかったけど、細かいことはどうでもよかった。目の前にあらわれた理想の人から目が離せなくなった。
文具コレクターのきだてさんに8色ボールペンを自慢したが「こんなにうらやましくない自慢されたの生まれて初めてだ」と言われ衝撃
文具コレクターのきだてさんに8色ボールペンを自慢したが「こんなにうらやましくない自慢されたの生まれて初めてだ」と言われ衝撃
まず心をわしづかみにされたのがシンプルさを極めた顔である。
キャラクターの顔はシンプルなほうがかわいいと思っている私にとって、見本のようなシンプルでかわいい顔だ。なにしろ、ほとんど顔=目なのだ。目が大きい人はかわいいといわれるが、まさにそうだなと思う。

何だかわからない生き物であるところもすばらしい。
説明を見ると「未来的で不思議な存在」とある。うむ、説明を読んでも具体的に何なのかわからない。だが「想像上の何か」みたいな説明をされるより誠意を感じる。

そして、体の大きさのわりに手が細いところも高得点である。
ちょっとバランスが悪いほうがかわいく見える、というのもよくあることである。ティラノザウルスだって、手がものすごく小さいところが魅力なのだ。

やがてオリンピックが始まり、彼らの動画があるのを見つけた。

彼らの誕生にまつわる話だった。
どうやら彼らは、オリンピックスタジアムの鉄骨のかけらからできているらしい。金属だったのだ。

彼らは金属なのにすごくなめらかに動いていた。
動画を見ながら、彼らがどんな質感なのかと協議を重ねてみた(脳内で)。きっと、金属のすあまみたいなさわり心地なのではないかという結論にたどりついた。

さて、最後に自慢の一品を紹介しよう。
ロンドンオリンピックの公式サイトで買った、文房具セットとウェンロックのシルバー製ペンダントヘッド(ともに日本未発売品)だ。
ペンダントヘッドのウェンロックは身長約2cm。マンデビルのペンダントヘッドはなかった(無念なり)
ペンダントヘッドのウェンロックは身長約2cm。マンデビルのペンダントヘッドはなかった(無念なり)
わざわざ買うほどだろうか、と思わなかったわけでもない。が、こういう期間限定のものはオリンピックが終わってから「ほしい!」と思ってももう買えないのだ。
いつか、「今こそウェンロックのペンダントをつけるときだ!」と思う場面があっても、手元になければその決断は実行できないのである。買おう。いつ、その時が来てもいいように準備しておこう。

とはいえどんな場面が「今こそ!」なのかは、現在のところ不明である。
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