夏。
バス停にはイスがあった方がいい
バス停のイスはこれまで、地域住民がボランティア的に設置したり、お店やお医者さん等が宣伝を兼ねて寄付していたケースが多かったようだ。「○○眼科」とか「○○クリニック」と書かれたベンチをよく目にする。
上の写真のようなイスは、わりと典型的なパターンではないかと思う。
このイスが、よく見ると非常にバラエティに富んでいる。
段差。
座るとこ小さい。
バスの待合室で何度も見た記憶のある椅子。
石のブロック。
ビールの箱&板。
だんだんバス停のイスっぽくなくなる。
セレブレティ。
バス停のイスとしては滅多に見ないタイプかと思うが、田舎の方に行くと本当になんでもアリになってくる。
待合室と庭が融合。
これは見た瞬間、吹いた。
まさかの電柱。
という具合に、明らかにオフィシャルではないフリーダムな世界が展開しているのだった。
もっといろいろ見ていこう。
住めるタイプのバス停
バス停には、人が住めそうなタイプのものもある。
ほぼ家。
家だな。
こちらはだいぶボロい。ゴミと一緒に収集されないよう気をつけよう。
トトロもいる。
小長井町名物・フルーツバス停。
こちらは以前記事にも書いた「
フルーツバス停」。
長崎は小長井町ではこういうバス停が乱立している。
あらかぶバス停
魚の口の中でバスを待とう。
海とバス停は似合う。
フォトジェニック・バス停
バス停はよく見るとなかなかフォトジェニックなフォルムをしている。
ここから物語が始まってもおかしくないムード。
崖とバス停。
田んぼとバス停。
植物とバス停
バス停の周りには植物が植えられていることも多い。
バスを待つ間に花を見て和もう。
近くの小学校の子供たちが花の世話をしていると書いてあった。素敵なバス停だ。
花があふれかえってるバス停も。
ノスタルジックな光景と成りゆくのか
バス停のイスは、現在は道路法で勝手に設置してはいけないことになっているらしい。今回見てきたイスは、そうなる以前の言わば前時代のものなんだろう。が、地域の住民が自分たちの手で暮らしやすいようにしていくスタイルはけして悪いことではない(むしろすごくいい)と思う。
安全のために必要な管理もあるだろうが、それが支配みたいになって、いい部分まで摘み取ってしまわないことを願いたい。