しかけは7つ
6月6日から24日までヒカリエ8階MOVで開催していた公開編集部にともなって開催できることになった。場所は8階中央にあるイベントスペース COURT。
ふだんはこのような場所である
ここに7つのほめるしかけを設置する。お化け屋敷は来場者をひたすら怖がらせるのに対し、ほめられ屋敷は来た人をひたすらほめるポジティブな屋敷である。略してポジャしきだ。
優勝力士が酒を飲む大きい盃
除幕式
テープカット
鏡割り・樽に清酒の名前じゃなくて漠然と「祝」
キングオブセレモニー、くす玉
表彰台&インタビュー背景のスポンサーパネル(写ってるふたりは2位と3位役)
これらがすべてやりたい放題。セレモニーのラウンドワンである。なにもほめられることをしてこなかった我々がほめられるための場所だ。そうしてヒカリエ8階のおしゃれスペースが謎の祝勝会会場になった。
アテンドスタッフはおもにデイリーポータルZのライター。スーツを着用
100人がいっせいにほめられる
ほめられ屋敷は3回入れ替え制で実施。合計100名のかたが参加した。ヒカリエの雰囲気を変えてしまうほどの盛り上がりだった(twitterのハッシュタグ「
#ほめられ 」で参加した人のtwitterの発言を見ることができます)。
僕も前日にリハーサルで気づいたのだが、めでたいことがなくても、くす玉や鏡割りをするとめでたいような気持ちになるのだ。
そして自分がほめられると知らない人をほめたくなる。シャツがかわいい!くす玉の割れかたがかっこいい!おめでとう知らない人!ありがとう知らない人!写真撮りましょうか知らない人!お願いしちゃってもいいですか知らない人!
などノーガードで祝福の応酬である。おもしろい。
難関 くす玉
今回用意したしかけのなかでもっとも運営が難しかったのがくす玉だ。いちど割ってしまうと、床に降ろしてまた詰め直さなければならない。
くす玉の上げ下げにライター藤原くんと馬場さんを投入
くす玉は3個用意し、割っているあいだに中身を詰めるという鉄砲隊をまねた体制を敷いた。そしてくす玉の上げ下げする棒は自作の専用の棒である。
セレモニーのあいだ、黙々とくす玉を詰めるライター小堺さん
前日のシミュレーションの結果、1分30秒で中身を詰めないとくす玉コーナーがまわらないことが分かった。
しかしくす玉コーナーのMC 編集部石川を含めた4人のチームワークにより、ほめられ屋敷開催中はいつでもくす玉を割ることができる状態を維持できた。
前日のリハーサル時に「くす玉 次々 割る 時間」などで検索してもそんなノウハウは一切載ってなかったことから考えると人類レベルの進歩かもしれない。人類の(余計な)一歩である。
第2回は近日中に発表
ほめられ屋敷の第2回はテーマを変えて開催予定である。詳細は近日中に発表するので訳もなくほめられたいかたは注目していただきたい。
スケールアップして、ほめられスタジアム、ほめられドーム、ほめられ島という展開もあるかもしれないぞ。
低予算のためライターにはボランティアで働いてもらいました。すいません&ありがとう