一見ただの防波堤で釣りをしてる人に見えるが…
釣り人は現代のオーパーツ
上の写真、ただ防波堤で釣りをしてる人にも見えるが、カメラを引いて見ると…
陸と繋がってない。
釣り人が座っている防波堤が陸と繋がってないのだ。向かいの防波堤は陸続きだが、ジャンプして渡るには無理がある。スーパーマリオだって海に落ちるくらい距離がある。
なぜそんなパズルみたいなところに釣り人は座ってるのか?
こちらはもっとすごい。 (すごいというかひどいというか…)
ん? あれは……
釣り人だ!
およそ罰ゲームとしか思えないところに釣り人がいる。
おっ、釣り人。
遠くに釣り人の姿が見える。
もしや、と思って別アングルから見ると…
やはり陸で繋がってない!
いやいや目の錯覚でしょ?と思うかもしれないが、そうではない。拡大してみれば…
釣り人だ。
モーゼだろうか?
これらの釣り人は一体どうやって海を渡ったか、不思議に思う人も多いと思う。
釣り人は海の上でも歩けるのだろうか?
海の上を歩いてる。
中には上の写真のように歩いて渡ってしまう人もいるが、多くは「瀬渡し」と言って、早朝に小型の船で渡してもらい、夕方迎えに来てもらうシステムでやっている。(いずれ私もチャレンジしたいと思う)
しかしそれにしても、「もし迎えの人が忘れたりでもしたらどうするんだろう?」とか、想像すると不安な要素はいっぱいだ。(小便は海に向かってするとして、大は?とか)
「猿の惑星」を思い出した。
人類が滅亡した後でも釣り人はいるだろう
人が滅多に来ない場所が私は好きで(そういうところほどいいネタが転がってるものだ)、 たまにネタ探しにわざわざ人がいないところを求めて行く。
上の写真もそんな場所のひとつで、湾に漂う廃船を見ながら、
「この雰囲気、『猿の惑星』のラストシーンみたいだなぁ。」
などと考えていた。(=砂浜に自由の女神が埋まってるアレ)
さらにもう少し奥へと進むと、人類滅亡後の地球的雰囲気から一転、当たり前のように釣り糸を垂らしてる人がいて呆気にとられた。
たとえ地球が滅亡しても釣り人だけはいるに違いない、と思った。
軍艦島に行った時にも
漁船に乗って行った。
軍艦島は、2009年から上陸できるようになり、私も一度上陸して来た。
「いやいや、これはさすがに迫力あるなぁ」
と、その非日常的光景に感慨に耽っていたわけだが、帰り際にふと海側を見て我が目を疑った。
え?!
こんなところに釣り人?!
軍艦島のすぐ横の、柱の跡のような物の上に釣り人がいた。
ある意味、軍艦島の光景以上に驚いた。
(しかもどうやってあそこに飛び乗ったんだろう?という高さ。かつ日差しを遮るものが一切無い、トイレは…?、落ちたら…?)
すごい岩。
こちらは船で沖に向かって5kmほど行ったところにある大角力という島(岩?)を見に行った時のこと。
写真からもわかるように、かなり鋭角にそびえ立った島で、そこに人がいるなんてことは予想だにしなかったのだが…
えええ?!
島の反対側へと回ってみると、岩にへばりつくように釣り人がいたのだ。
ものすごく驚いた。もう、私を驚かせるためにいるとしか思えない。
島全体が斜めに傾いている。無人島。
そこにもやはり釣り人が。
と、とにかくどこにでも釣り人がいる。
どんなに「ありえないだろう」と思うところ(場所的にも日時的にも)だろうと、さながらマジックショーのように釣り人はそこで釣り糸を垂れているのだ。
アポロ宇宙飛行士たちが見たのもたぶん…
1969年アポロ11号が初めて月面に着陸した時、その様子は全世界にテレビ中継されたが、着陸直後の2分間、通信が途絶えている。その間に何があったのか?が各地で議論されていて、「UFOを見たのでは」とか、「月にあるはずの無いものがあったのでは」とかいろいろと物議を醸してきたわけだが、私の想像ではおそらくそれは「釣り人」だ。
月に着陸した宇宙飛行士は、そこで釣りしてる人を見かけて、「…ってわけなんだけどどうする?」「それはちょっと無かったことにしよう」というやり取りをしたのではないかと。そんな想像力を働かせてしまうくらい釣り人は神出鬼没だ。