海苔をファイリングする
このように公園でファイルを開いている人がいたら、なにか資料を出先で読んでいるように見えると思う。多忙なビジネスマンだ。
うーん…
おやつはどの海苔にしようかなー
いいでしょう
湿気取りも一緒にしまえるぞ
海苔は簡単にファイルで持ち歩ける。そのへんで取り出しても違和感がない。
これまで僕たちが思いもしなかった、外出先で海苔をまるまる一枚食べる、ということが可能になる。
単語帳
そんなに大きな海苔、外で食べられないよ!という人のために海苔で単語帳も作った。
てのひらサイズ
歩きながら暗記をしているふりをして…
人目を盗んで食べれば良い
小さい海苔もいいものです
この海苔帳は、市販の単語帳の紙部分を海苔に置き換えただけで作るのはかんたん。海苔をパンチした時に出る丸いクズが、小さくてかわいくておいしい。
過程においても結果においても良いことづくめの工作である。
クリップボード
クリップボードに海苔をはさむと、街頭アンケートをやっている人っぽくなる。街行く人たちがみんな僕をよけて歩いていた。急いでいるときのアンケート、面倒くさいですよね。
アンケートお願いしまーす!…などと声を出しているわけじゃないのに、みんなよける
よっぽどアンケートっぽいんだろうな
まあ別にみんなによけられても構わない、海苔の収納方法という話なので
お見舞い
当サイトで僕の編集担当をやってもらっている工藤さんが、年末に交通事故にあって骨折してしまった。ここまでの流れを考慮して、お見舞いに海苔を持って行くことにする。
災難でしたね
「御見舞い」と書いてある袋に
お札の形に切った海苔を入れておく
はやく骨がつくと良いですね
「僕は海苔は良いやつを買うようにしているんですよね…値段で味がぜんぜん違うから」と工藤さんは言っていた。そんなに喜ばれなかったが、べつにお金を渡し合うような仲でもないので、こんなものでちょうど良いと思う。
名刺交換
名刺入れに海苔を入れておく、という手も考えられる。
実際、今の時代はメールなどネット経由の連絡が多い。せっかく名刺を頂いても、しまったきり二度と見ないということもよくある。それなら情報は全部はぶいて、交換の際のインパクトに絞ってみよう。
数枚準備しておくのは社会人のたしなみ
取引先にあげる
なんか怒られてるみたいな写真になった
今回、僕は海苔で相手はふつうの名刺を使ったために、なにか変な雰囲気になった。相手が海苔を食べている様子を見つめるのも失礼なので、なんとなく名刺に目を落としてしまう。
お互いが海苔を持ちよるようになれば、この辺りの気まずさはいくらか解消されるだろう。所詮慣例の問題である。
メッセージ
ここまで海苔を紙のように扱ってきた。どうせならば海苔にも紙並みの機能を持たせたい。紙には文字で情報を書き込むことが可能だ。
紙に書かれた情報の例
海苔に文字は書き込めないが、こういうシチュエーションなら、海苔にも同様の情報を載せることができる。
海苔に載せた情報の例
文字がなくても伝わる。伝わり過ぎて痛いくらいだ。ただし、あんまりしょっちゅう海苔がおやつだと困ってしまうけれども。
ノリノリ
今回のテーマは収納方法なのであまり触れなかったが、でかい海苔を何枚も食べるのはけっこう気分が楽しい。バリバリと口でひきちぎる感触が最高に気持ちいいのだ。
海苔を食べること自体がこんなにも楽しいのなら、もっと高くて美味しい海苔を買って用意すれば良かった、と少し後悔している。