特集 2012年1月20日

自転車ガードの苦悩

自転車・バイクは通さないが、車イスは通したい。
自転車・バイクは通さないが、車イスは通したい。
公園や歩道の入り口などに時々、自転車・バイクを入れさせないためのガードが設置されている。目的は歩行者の安全のためだと思われるが、しかしそれによって車イスまで通れなくなってしまうのは都合が悪い。

そこで、「自転車とバイクは通さないが車イスは通したい」という一休さんへの出題みたいなニーズが発生、さまざまなアイデアによって実現している。…が、それで目的が達成されているかというと、実際は難しいところもあるようだ。

今回は街でみかけたその手の物件を見ていこう。
長崎より九州のローカルネタを中心にリポートしてます。1971年生まれ。茨城県つくば市出身。2001年より長崎在住。ベルマークを捨てると罵声を浴びせられるという大変厳しい家庭環境で暮らしています。

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自転車と車イスの長さの違いを利用。
自転車と車イスの長さの違いを利用。
矛盾する2つのニーズを満たすために着目されたのが、自転車と車イスのホイールベースの違い。二輪車はこういった狭い急カーブを曲がることはできないので、これで二輪車のみをいブロックできる。ように見えるが…
あれ?向こう側に自転車あるけど!?
あれ?向こう側に自転車あるけど!?
自転車ガードの向こう側に、さらっと自転車が置いてあるではないか?!

これは一体?と思ってよく見ると…
すぐ近くに抜け穴が…!
すぐ近くに抜け穴が…!
という具合に、自転車ガードがいくらがんばっても、他に抜け道があると簡単に無意味になってしまうのだった。
男性が左右にステップを踏みながら公園に入っていく。
男性が左右にステップを踏みながら公園に入っていく。
こちらは福岡の公園でみかけたタイプ。

左手の少し幅が広そうな部分が紐でふさいであるなど、こちらは周囲をガッチリガードしている。おかげで車イスのみならず、全員迷路のような通路から出入りしていた。
かなり厳重な布陣。逆に言うとここまでしないと完璧にブロックできないのかもしれない。
かなり厳重な布陣。逆に言うとここまでしないと完璧にブロックできないのかもしれない。
こちらはよく見る自転車止め。が、これだと車イスは通れない。
こちらはよく見る自転車止め。が、これだと車イスは通れない。
新たなる要求。
新たなる要求。
こちらは前から見た時の車イスと自転車バイクの形状の違いに着目したタイプだ。

なぜこのカタチなのかは、よく見るとここは自転車はOKでバイクのみをブロックしなければならないからだった。
バイクのみがNGで、車イスと自転車はOK。バイクの大きさや幅の特徴を利用している。
バイクのみがNGで、車イスと自転車はOK。バイクの大きさや幅の特徴を利用している。
下のものは、パッと見かなりガードが固そうだが…
石との組み合わせ。防御力高そう。
石との組み合わせ。防御力高そう。
あれ?右側ガラ空きやん!
あれ?右側ガラ空きやん!
こういう、ガードが固いのか緩いのかわからない感じのところは多い。
こちらはもっとガラ空き。
こちらはもっとガラ空き。
これは守り固い。形がイスとしても使えそうな感じだ。
これは守り固い。形がイスとしても使えそうな感じだ。
こちらはシンプルな形状。
こちらはシンプルな形状。
同じ目的を満たせるなら、コストは安いに越したことはない。

こちらはこれまで見たものよりシンプルで低コスト化を実現している。ただしこれで本当に進入を防げるかどうか、やや不安なルックスではある。
が、そんなことどうでもよくなるくらい、いくらでも進入できそうなロケーション。
が、そんなことどうでもよくなるくらい、いくらでも進入できそうなロケーション。
横なんかもう、こんな感じだ。
横なんかもう、こんな感じだ。
こちらは公園らしくカラフルな一品。子供なら遊具としても使ってくれそう。
こちらは公園らしくカラフルな一品。子供なら遊具としても使ってくれそう。
この幅で本当に自転車が入れないか、試してみたいような気もする。
この幅で本当に自転車が入れないか、試してみたいような気もする。

知恵の輪みたいで面白い

以上、自転車止めのいろいろでした。
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