茨城県のおしゃれスポット「洞峰公園」
僕の住んでいるつくば市は、茨城県の中でも割とおしゃれ度が高い。
その証拠に「千葉県にあるのに、東京ディズニーランド現象」が周辺でよく起こっている。
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例)牛久市にある「つくばセントラル病院」。中央どころか、つくばですら無い。
そのつくば市の中でも、特におしゃれ度が高いのが「洞峰公園」という地区だ。
ここに、カフェNONがある。
エヌ・オー・エヌ、と読みます。外装もシャレオツ。
「洞峰公園を散歩して、NONでランチ」なんて東京で言ったら、「神宮外苑を散歩したあとに表参道のカフェでランチ」ぐらいのおしゃれパワーがある。
オシャレからの「横綱」
このカフェNONに、いつも気になるメニューがある。
横綱、という名前のバーガー。
他のバーガーがみなカタカナでおしゃれオーラを発散させている中、このバーガーだけ異彩を放っている。
総重量2kg。
だが、要予約。
いったいどんなバーガーなのか。
今日こそ、この謎を突きとめようと思い、友人たちを集めて「横綱に挑戦する会」を開催した。
横綱の土俵入りを待つテーブル。
待っている間に「どすこ~い、どすこ~い。」という声が厨房から響いてくる。
やはり横綱が作っているのだ。
いや、それはもちろん嘘だ。
おしゃれな僕らはもちろん、買ったばかりのトイカメラを自慢しあい、最近注目している北欧の家具について語り合った。
(いや、これも嘘です)
横綱、土俵入り。
ほどなくして、僕らの前に横綱バーガーがやってきた。
店員さんが「どすこい!」、とは言いません。
問答無用、迫力のサイズ!!
【比較用写真】この店の普通のバーガー。
この店は、普通のバーガーでもビッグマック以上あって食べきれないのに、それが余裕でかすんで見える。
脇に盛られたポテトだけで、ジャガイモ3個分ぐらいありそうだ。
鬼盛ポテト!!
つうか、両手でも持てない。
まずは上段を解剖
もちろん持って食べられるわけ無いので、上下段に分け、さらにナイフとフォークで切り分けて食べる。
ほとんどウェディングケーキ入刀状態。
上段はベーコン&チキンステーキ。
訳わかんないぐらい詰め込まれていた。
集まった仲間(ワタル夫妻&かもめ夫妻)は僕を含め、ガチの文化系男女だったので、見た瞬間に「これは無理か……」という想いが頭をよぎった。前菜に大盛りサラダを注文したことを瞬間的に後悔した。
しかし6人集まれば心強く、上段は何とかクリア。
上段完食。
下段から巨大ハンバーグ!
ハンバーグ、でかっ!
これが横綱の圧力!という厚み。
後々大きな壁になると思われた鬼盛りポテトを重点的に先攻めしていた僕らにとって、この巨大ハンバーグは非常に厳しいものがあった。
とにかく、分厚い、分厚い。
攻めても攻めても、果てが見えない。
完全に限界を迎えているかもめ君。
飽きて写真を撮り始めたワタル君
これが横綱のふところでゴワスか……
全員の頭に、新入幕力士のような気持ちがよぎる。
残り4分の1、誰も食えないでゴワス……
ワタル夫妻、寄り切った!
ここまでのんびりと控えめにしていたワタル夫妻が、「じゃあ行きます」と手を伸ばしたのである。
奥さんがかなりスレンダーであったので、僕も取り分る量を控えめにしていたのだが、思ったよりも攻め切れる夫妻だったらしい。
最後、一気に土俵際へ寄り切るワタル夫妻!
朝青竜のような早業でハンバーグを切り分けるワタル夫人!
夫妻の最後の押し切りにより、横綱バーガーは僕らの前から完全に姿を消した。
大金星。
ごっつぁんです。
横綱バーガーはでかかった。ハンバーグだけでなく、チキンだのポテトだの入って想像の2段階ぐらい上を行く量だった。
関東圏に住んでいれば、一度くらいつくば市に来ることもあると思うので、その際にぜひ挑戦してみてください。