■ 今戸神社(東京浅草)
最初に訪れたのは招き猫で有名な今戸神社。
縁結び+猫・・・これは無敵の組み合わせじゃないだろうか。若い女性にとても人気がある。
御朱印もあるよ。
雷門から人力車で8000円(豆知識)
みんな猫にむけて手を合わせている。猫、えらそう
社務所にも猫の祭壇
丸い絵馬
「ステキな彼氏ができますように」率高し!
「この像の写真を待ち受けにすると良い事があります」と書いてあった
目的のお守りを発見。かわいいぞ
猫をかわいくしないのがかわいい
猫のお守り。かわいくないわけないのだが、この浮ついていない描写が、よくあるライトなかわいさを狙ったキャラクター風のお守りと一線を画している。猫のイラストに引っ張られず、お守りの風情をそのままにしていてくれて安心するし、このかわいくない瞳の猫が、かえってかわいさを強調している・・・。
う、なんか頭がこんがらがってきた。
変に力説してしまったけど、ようは狙ってないかわいさって事です
■ 調神社(さいたま市)
浦和駅から徒歩10分の調神社(つきじんじゃ)。歴史は古く、社名は租庸調の調からきていて、調(反物)をおさめる時の運搬を妨げないように鳥居が取っ払われたそうだ。今も鳥居はない。
つきじんじゃ、読めないわ
ここはウサギだらけなのだ。「つき」が「月」でウサギ信仰となったらしい。
ずいぶんとかわいい所に着地したものである。
狛犬ではなく狛ウサギ
子持ち
マーウサギみたいなやつ
お稲荷さんの上を見上げてもウサギ
失神しそうなかわいさ
境内のウサギを見回ったりお参りをしたりした後、わくわくとした気持ちでお守りを見に行った。
これは犯罪的なかわいさだ。
このウサギに地鎮祭に来てほしい
ふたつとも伝統的なお守り感そのままで、求めているかわいさドストライクだ。
今まで交通安全のお守りは買おうと思った事はないが、こんなふうにウサギが跳ねていたら買うでしょう。
■ 熊野神社(東京 自由が丘)
自由が丘駅から5分くらいの、こぢんまりとした神社。
松の内でもあまり混んでいない。地元のひとがふらりと訪れるような神社
初詣シーズンとは思えない静かさで落ち着く
オリジナルの熊まもりを発見
クマの神社!
まさかのダジャレである。巫女さんに聞くとここの熊野神社だけのオリジナルだそうだ。「おまもり」「じゆうがおか くまのじんじゃ」と平仮名で書かれているので子供向けなのだろう。
安産のお守りも購入。出産の予定があるわけではないが、かわいさ基準で選ぶのでよいのだ。
安産のお守りは犬。お産が軽くて多産だからだそうです
■ 湯島天神(東京 文京区)
言わずと知れた学問の神様。
外国人にここは何だと聞かれて「インテリジェンスゴッドヒアー」と説明した事がある。頭のいい人はこんな説明はしないだろう。
親子連れ多し
雪崩のような絵馬はほぼ合格祈願(つい誤字を探してしまう…)
この鉛筆をもらった記憶があるが、ちょっと机から落とすだけで不穏な空気に包まれるので勉学に集中できなかったなー(言い訳)
かわいいのあった
さすがに学問の神様でキュートモチーフのお守りは置いていないと思ったが、これはどうだ。
今までは布のお守りをメインに探してきたが、ここでは根付けタイプを買った。だってランドセルなんだもの。
そう来たかというかわいさ。開閉式で、中には「御守」と書かれた教科書が入っている
■ 東京大神宮(東京 千代田区)
最後はお伊勢様である東京大神宮。
今戸神社と同じく恋愛の神様として人気が高い。
飯田橋駅から向かおうとすると、偶然友人に遇った。
駅でばったり友人と遭遇
お守りを見せてもらう。全部縁結び!
私も数年前にお参りに来た時は縁結びのお守りを買った。
しかし、その時にみかけた「旅行安全」のお守りが妙にかわいくて、いつか手に入れたいと思っていた。
女子率は今戸神社よりも高かった
「野田さんの下まつげかわいいよねー」と話していた女の子
お守りゾーンで見られる真剣さは今までで一番かも
売れ筋はこのあたり。みんな巫女さんに熱心に効能を聞いている。縁結びはすずらんモチーフで、たしかにかわいいけど…
乗り物せいぞろい
あった!あの時に見たお守り。車、飛行機、電車、船。
縁結びのお守り達のふんわりとしたパステルピンクの中で、ビビッドな赤とカクカクしたピクト風の乗り物が異端児のようでクールだ。
「縁結びのお守りを密かに持つのもよいけれど…意中の人が出張に行く時にこれをあげるほうが恋に効きそう!?」
いまのなし
女性誌のパワースポット特集みたいな事書いてしまったけれど、デイリーポータルはそういうサイトではありません。
恋みくじもすごい。前回引いた時も、待ち合わせの所に「時間を守れ」と書いてあったけど当たり前ですよね
お守り貧乏のすすめ
自分には関係のない効能のお守りをなんでも買っていいよ!と言われる事の(言われてないけど)楽しさは、本当にわくわくするものだった。
現実的な話ですが、沢山買っても人にあげると喜ばれるので持て余すという事はなかったです。