特集 2012年1月9日

オフィスグリコやヤクルトレディはどこでも商品を売ってくれる

この状態で、お菓子くださいって言って売ってもらえるらしい。
この状態で、お菓子くださいって言って売ってもらえるらしい。
と、いう事を聞いた。オフィスグリコの人やヤクルトレディは、街角とかで見かけた時に「お菓子ちょーだい」って言えば売ってくれるらしいのだ。

えっ、ウソ、ホントに!?オフィスグリコだよ、屋外だったらオフィスじゃないじゃん、オフィスグリコじゃないじゃん。

えっ、ヤクルトも!?ホントなのかどうなのか、確かめてみたい。
1983年三重県生まれ、大阪在住の司法書士。
手土産を持参する際は消費期限当日の赤福で受け取る側に過度のプレッシャーを与える。

前の記事:お好み焼きとおでんのミックス料理にくてんが美味い

> 個人サイト owariyoshiaki.com

オフィスグリコは置き菓子

と、オフィスグリコが分かっている前提で書き始めたけれども知らない人もいると思う。

オフィスグリコというのは、富山の置き薬方式で、オフィスグリコの人が会社にお菓子箱を置いていって、定期的に補充、食べた分だけ料金を徴収するというシステム。
グリコと言えばポッキー。オフィスグリコでは大体全品100円なので、ポッキーも 100円用のサイズの商品が用意されてたりする。左のは関係ないポッキーっぽいお菓子のペペロ(これしか写真無かった。)
グリコと言えばポッキー。オフィスグリコでは大体全品100円なので、ポッキーも 100円用のサイズの商品が用意されてたりする。左のは関係ないポッキーっぽいお菓子のペペロ(これしか写真無かった。)
以前働いていた会社にはオフィスグリコがあり、僕はオフィスグリコが大好きだった。それが、また、食べられる…だと…!?しかも街角で…??

それを聞いてからずっと試そう試そうと思っていたのだけれどなかなかオフィスグリコに出会わない。なので、積極的に探しに行こうと思う。

ハムソーセージは売って下さいませんか

さぁ、まだ見ぬオフィスグリコに出会いに旅立とう。どこへ行けば良いか分からないが、オフィス街に行けば良いだろう。多分。

そう思いながら自転車でオフィス街に向かうと。
あっ、グリコカー!!
あっ、グリコカー!!
いきなり見つかったグリコ。でも車。しかもハム・ソーセージって書いている。何それ。

えっ、アレ違う?でも、もしかしてハム・ソーセージ下さいって言ったらくれる?ハム?欲しいな…。

これ、ちょっと言ってみるべきか。
!
!
!
!
あぁ…無理だった。車は無理だわー。どうしようも無いわー。

あの車は別にしても、オフィスグリコはかなり広範囲に展開しているので車で回っているかもしれない。その場合、無理なのではないか。

というか、あの車に話しかけてもハム・ソーセージを売ってくれそうには思えない。もし商品持っててもホイホイと知らない人に売れるもんでも無いだろう…。

やっぱりオフィスグリコどこでも販売説はウソっぽいな…そう思いつつもオフィス街に到着した。

すっごいすぐ見つかった

オフィス街。
オフィス街。
売ってくれないのではという疑念を抱えたままオフィス街に到着。ここから探すのが大変だ。手がかりはなにも無い、まずはしらみつぶしにその辺りを移動しようと思う。
オフィス街でみんな黒い。
オフィス街でみんな黒い。
宅配業者さんを見る毎にビクッとする。
宅配業者さんを見る毎にビクッとする。
オフィス街なので歩いている人は大体スーツ。なのでスーツじゃなくて荷台を押している人を見るとオフィスグリコ!?と思うが大体宅配業者。
はいはい、宅配業者、宅配業…オフィスグリコ!?
はいはい、宅配業者、宅配業…オフィスグリコ!?
オフィスって宅配業者が多いんだなぁ、あっ、また宅配業者だ。って、思ったらオフィスグリコだ!!いた!!!!

本当に売ってくれる

いた、いた、本当にいた。下手したら見つからない事も覚悟していたのに探し始めて10分もしないくらいで見つかった。
いた、今だ、声をかけろ!
いた、今だ、声をかけろ!
本当に売ってくれるのか、何言ってんの?みたいなリアクションされたらどうしよう。不安が胸をよぎるが、見つかった勢いでそのまま声をかけた。

僕「すみません、あの、お菓子売ってくれるって聞いた事があるんですが…」

オフィスグリコの人「はい、お売りいたしますよ」
ババーン!
ババーン!
そういうとオフィスグリコの人はワゴンの扉を開けた。そこには所狭しと詰め込まれたお菓子達が!

夢か。

お菓子選び楽しい

街の景色が変わる。
街の景色が変わる。
うわぁ、本当に売ってもらえるなんて。凄い、買える、オフィスグリコが買える。ここが俺のオフィス(グリコ)だ。

喜び勇んでお菓子を見ると凄く商品の数が多い。
オフィスグリコの人のお薦め、響香
オフィスグリコの人のお薦め、響香
オススメはどれですか?と聞いてみると最近評判が良いのはこのオレンジの香りがするチョコレートらしい。初めて見たが美味しそう。
商品はグリコだけじゃない。そしておそらくオフィスグリコ専用商品
商品はグリコだけじゃない。そしておそらくオフィスグリコ専用商品
他にも惹かれるお菓子が沢山。その中に見つけたオフィスチキンラーメン。おそらくオフィスグリコ専用商品だろうけれども会社は日清。

オカキからチョコレート、スナック菓子にチキランラーメンまで幅広いラインナップ。
ジュースまであるのか。
ジュースまであるのか。
えっ、アイスも!?
えっ、アイスも!?
更にはアイスにジュースと至れり尽くせりだ。

家に欲しい

これらの商品がオフィスに常に充填されて置いてあるのだ、しかも食べなければ料金はかからない。

凄い、やっぱり凄い。良い。欲しい。

僕「すみません、このオフィスグリコって、僕の家に来て貰うっていうのは出来ませんか?」
俺んトコ来ないか?(ジャイアントカプリコの最中バージョンをオススメしてくれてる途中)
俺んトコ来ないか?(ジャイアントカプリコの最中バージョンをオススメしてくれてる途中)
置こう。家に来て貰おう。

子供の頃、お菓子を置かない家に育ったせいか、お菓子があればあるだけ食べてしまうので、きっと小さな会社分くらいは食べると思う(お菓子置いてても食べきらない人は裕福な家庭に育ったという偏見がある)。

なので、是非来て下さい。

オフィスグリコの人「すみません、個人のお宅では、承っていないんですよ…」

ふられた。
ピッてしてくれてお会計
ピッてしてくれてお会計
ショックを抱えながらもお話を聞くと、10年前くらいからこのスタイルで営業していて、話しかければ売って下さったそうだ。

そして街角で買っていく人もチョコチョコといるらしい。なんと、この楽しみを陰で堪能している人がそんなにいただなんて、そのチャンスを逃していただなんて、悔しい。
オフィスグリコは次のオフィスに幸せを運びにいきましたとさ。
オフィスグリコは次のオフィスに幸せを運びにいきましたとさ。
見かけたらまた買おう。そう心に誓ってオフィスグリコの人を見送った。

お菓子美味い

オフィスグリコ、本当にお菓子を売ってくれた。
これが俺のオフィスグリコ。
これが俺のオフィスグリコ。
街角で出会う事が出来たらお菓子購入イベントが発生するというRPGのゲームのような存在、オフィスグリコ。
アイス溶けてるかな。って思ったら全く。
アイス溶けてるかな。って思ったら全く。
希少さ、お菓子が手に入るうれしさ、オフィスグリコの人と話しながらお菓子を選ぶ楽しさ等など、ゲームの中でもかなり貴重なイベントだと思う。
ジャイアントカプリコのモナカバージョン。モナカでしっかりコーティングされているのでジャイアントカプリコ唯一の弱点、ポロポロこぼれる、を克服したのでは。
ジャイアントカプリコのモナカバージョン。モナカでしっかりコーティングされているのでジャイアントカプリコ唯一の弱点、ポロポロこぼれる、を克服したのでは。
そしてしっかりお菓子は美味い。嬉しい。
と、思ったら通常バージョンよりも盛大にポロポロする。
と、思ったら通常バージョンよりも盛大にポロポロする。
街角で偶然見つけてご褒美がもらえるのは宝探し的な、かくれんぼ的な感じで凄く面白い。

ヤクルトレディも街角で会ったらヤクルト買えるという事を聞いた事があるぞ。よし、ヤクルトレディを探しに行こう!
ジャイアントカプリコ食べてたら見つけたコピーが凄い。「人には、肉を食べる幸福がある。」
ジャイアントカプリコ食べてたら見つけたコピーが凄い。「人には、肉を食べる幸福がある。」

今度は流石にそうそう見つからない

次のターゲットはヤクルトレディ。住宅街に向かった方が良いかなと思ったが、調べてみると拠点的な物は市街地の方が多いようだ。
郵便局の人、ヤクルトレディかと思った。
郵便局の人、ヤクルトレディかと思った。
と、いう事で継続してこの辺りをウロウロする。が、今度は流石にそうそう見つからない。
あっ、こんな所から猫出てきた!っていうディスプレイが。
あっ、こんな所から猫出てきた!っていうディスプレイが。
下半身を近くに付けたせいで四次元に突っ込んじゃった猫みたいに。
下半身を近くに付けたせいで四次元に突っ込んじゃった猫みたいに。
たまに見かけても何気なく通り過ぎていたヤクルトレディが「実は直接買える」と言う情報で会いたくてたまらないものになった。世界は視点一つ、情報一つで全く違うものに形を変える。大げさな事を言った。
入り口前に鳥居が建ってるビル。
入り口前に鳥居が建ってるビル。

街角食べ物大国日本

さて、しばらくウロウロしたが見つかりそうにないしお腹が減った。
街角弁当って食べた事なかったので食べてみたい
街角弁当って食べた事なかったので食べてみたい
そこで目についたのが街角で売られているお弁当。こんなに色んなお店が充実しているのに街角も負けていない。
右の一列400円、それ以外ご飯付きで500円。
右の一列400円、それ以外ご飯付きで500円。
安くて豪華!目移りしていたら、お弁当屋さんのお姉さんが「今日は大根よう炊けたからオススメよ!」って言っていたからそれを買った。

大根がよう炊けてる

これと味噌汁ついて500円。
これと味噌汁ついて500円。
つい買っちゃったお弁当だけれど、確かに大根に味がしみていて美味い。よう炊けたよ!その言葉を聞いていたからか、あぁ、よう炊けてるなぁと、とてもおいしく感じた。
で、デザートはオフィスグリコで買ったチョコ。
で、デザートはオフィスグリコで買ったチョコ。
そしてお弁当の後は最近人気だと言っていたオレンジの香りがするチョコレート。甘すぎないチョコにオレンジの香りがふわっとして、大人な感じのチョコレートだ。

お店に入らずに食事からデザートまで至れり尽くせり。こんなに充実していただなんて知らなかった。是非もっと活用したい(冬以外に)。

待ち構えるヤクルト

お店の中も、いいよね…。
お店の中も、いいよね…。
と、屋外を堪能しすぎて流石に寒くなってきたので近くのコンビニに入ってカイロを買った。これでもうひと踏ん張り、ヤクルトレディを…。って、あれっ!?
こっ、これはっ!
こっ、これはっ!
カイロの裏に移りこんでいるのは、これこそが、ヤクルト自転車ではないか!
輝くYakultの文字
輝くYakultの文字
なんと、ヤクルト自転車が止まっている。えっ、と思って今出たコンビニを振り返るとヤクルトの制服を着た人がおでんを選んでいる(こんにゃく)。

いたっ!ヤクルトレディだ!!

まさかこんな気を抜いているところで出会うとは思わなかったぜ(お互い)。ヤクルトレディがおでんを取り終え(二個目)、レジを済まし出てくるのを待つ。

限定ヤクルトゲット

さぁ、ヤクルトレディが出てきて自転車に戻ったあたりで声をかける。

僕「すみません、あの、街角とかでもヤクルト売っていただけるって聞いたんですが…」

ヤクルトレディ「えぇ、ありがとうございます!是非是非買っていってください!」

あっ、本当だ。ヤクルトレディも街角で売ってくれるんだ。しかも大歓迎。
出てくるヤクルト。
出てくるヤクルト。
あぁ、すごいすごい、ヤクルト久しぶりだなぁ、と思っていたら。

ヤクルトレディ「これが限定もので…」

げ、限定!?
これがヤクルトレディ限定ヤクルトだ。
これがヤクルトレディ限定ヤクルトだ。
聞くと宅配限定、つまりヤクルトレディ限定で展開しているヤクルトだそうだ。

通常のヤクルトが150億の乳酸菌に対して、400億の乳酸菌が入っているらしい。150億もいれば十分な気がするが折角なのでそれがいい。
ヤクルトいぇい。
ヤクルトいぇい。
そのヤクルト400に加えて、ミルミルとジョアも買った。

それぞれに好きだが、わざわざ自分では買わないなーというものだが、「これがミルミルで、こっちが食物繊維を加えたミルミルS!」って言われるとください!と言ってしまった。

調べてみるとミルミルSもヤクルトレディ専用商品。ヤクルトレディは希少なものをたくさん持ってるぞ。

また、聞いてみるとヤクルトレディも街角で結構商品を買う人がいるらしい。
これがヤクルトレディ限定ヤクルト400。後から見ると400LTってものらしい。
これがヤクルトレディ限定ヤクルト400。後から見ると400LTってものらしい。
これがヤクルトレディ限定ヤクルトか。と思いながら飲んだが味の違いはわからなかった。そんなものかなーと、思っていたらところがどっこい。

しばらくしてから400億の乳酸菌が働き出してびっくりした。すごい、まさかこんなに働くとは思わなかった。この効果を実感してからはヤクルトレディ見つけたらまた買おう。じゃなく、宅配契約しようかなと考え始めている。

出会い販売面白い

オフィスグリコもヤクルトもどこでも商品を売ってくれるのは本当だった。それも結構大喜びで。実際に買ってみて、すごく楽しかった。

何でもインターネットを通して家にいながらにして買える現在で、出会った時にだけ、自分から話しかけて、人と話しながら買うという不便とも言える方法が不思議と楽しい。

知ってる人にしか買えない買い方、これであなたも知っているので、是非ともお試しあれ。楽しいから。

僕は絶対見かけたら買うわ(ヤクルトは宅配契約悩むわ)。
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