特集 2011年12月20日

インディーズティッシュ大図鑑

独立系ティッシュペーパーを集めた
独立系ティッシュペーパーを集めた
クリネックスといえば、みなあのボックスティッシュを思い浮かべるだろう。
ネピアもスコッティもエリエールも、ああティッシュだな、とわかる。
けれども、そうじゃない、名も知らぬティッシュペーパーがドラッグストアなどに売られている。
きょうはそんなインディーズティッシュたちにスポットを当てよう。
1973年北海道生まれ。物心ついた頃から飽きっぽい。そろそろ自分自身にも飽きてきたので、神様にでもなってみたい今日この頃。

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9種類のメジャーじゃないティッシュペーパー

むかし、知人が「そこのクリネックスとって」とスコッティを指さしながら言った。
怪訝そうな顔をしている僕に「ああ、英語ではティッシュを一般的にクリネックスと呼ぶんだよ。アメリカに住んでいたから癖がついちゃって」と彼は教えてくれた。
へー、そうなんだ、と思ったのだが、彼は夏休みに2週間短期留学していただけなので、うっすらとした不快感も覚えた。

それはさておき、そんな特定の商標で表されてしまうティッシュペーパーであるが、ドラッグストアなどでは、名前を意識することなどない、マイナーなティッシュペーパーが売られている。
それらを集めてみた。
こういうティッシュのことである
こういうティッシュのことである

5箱で237円 1組当たり28銭
5箱で237円 1組当たり28銭

トックスシンプルライン

ローソンストア100で見つけたトックスシンプルラインというティッシュ。
5箱で237円だった。ひと箱に170組(340枚)入っているので、1組あたりの金額は約28銭である。
他にも「ローソンセレクト」ブランドのティッシュも売られていたが、あれはインディーズとは呼べないので今回は買わなかった。
地下深層水で作ったというのが売り
地下深層水で作ったというのが売り
イデシギョー製
イデシギョー製

5箱で198円 1組当たり25銭
5箱で198円 1組当たり25銭

100%ふんわりTISSUES PAPER

近所のドラッグストアで買ったこのティッシュは「100%ふんわり」という、何をいっているんだかややぼんやりとした品名だ。
この商品も富士山の地下深層水で作ったとある。
そもそも静岡の富士市は富士山の地下水を利用した製紙業が盛んで、トイレットペーパーやティッシュが多く作られているのだが、このイラストがおなじなので調べてみたところ、どうやらこの「フレッシュ株式会社」というのはイデシギョーの関連会社のようだ。
地下水で作ったティッシュがうれしいのかは疑問
地下水で作ったティッシュがうれしいのかは疑問
どうやらイデシギョーと関係のある会社らしい
どうやらイデシギョーと関係のある会社らしい

1箱105円 1組88銭
1箱105円 1組88銭

プレミアムティシュー ピュアパルプ100%

こちらはローソンストア100で購入した、ひと箱で105円の高級ティッシュである
このティッシュもイデシギョーのものだ。
イデシギョーはティッシュ界のオダギリジョーといってもいいのかもしれない。
ティッシュはわりとピュアパルプを使っているものが多い
ティッシュはわりとピュアパルプを使っているものが多い
またもやイデシギョー
またもやイデシギョー

5箱178円 1組24銭
5箱178円 1組24銭

size E

やばい、だじゃれだ。
ちょっと小さめのサイズになっているのがエコでちょうどイイということなのだろう、まさかのダジャレティッシュである。
すっかり気に入ったので、僕はこんどからこれを使うことにする。
イイとエコのEもかけてるのかな
イイとエコのEもかけてるのかな
この会社ももともと富士市と関係があるらしい
この会社ももともと富士市と関係があるらしい

5箱248円 1組25銭
5箱248円 1組25銭

M's one PALティッシュ

北海道出身者としてはおなじみのツルハドラッグで買ったプライベートブランドのティッシュ。
PALというのはどういう意味なのか。パルプかと思ったけれどもあれはPulpである。
謎は残るが、知ったところでどうなるものでもないので、まあいいか。
いちばん上のだけカラフル
いちばん上のだけカラフル
株式会社ウイングというのはツルハのPBをつくっている会社だ
株式会社ウイングというのはツルハのPBをつくっている会社だ
1箱105円 1組75銭
1箱105円 1組75銭

ROYAL Lotion Tissue

こちらはプレミアタイプのティッシュ。
ロイヤルっていうくらいだからかなりの高級だ。ダイアナ妃あたりも使っていたのだろうか。
丸富製紙という、これも富士市のメーカーによるティッシュである。
パールエキスがしみこんでるんですって!
パールエキスがしみこんでるんですって!
これも静岡県富士市の会社
これも静岡県富士市の会社
キャプション!
1箱105円 1組58銭

肌ざわり、プレミアム hanataba

これも同じく丸富製紙のプレミアムタイプで「hanataba」という商品名になっている。
この「hanataba」というのは丸富製紙のブランドらしく、家にあるキッチンペーパーにも「花束」という名前がついていた。
プレミアムっていわれるとそうかなと思う
僕はプレミアムっていわれるとそうかなと思うタイプの人間だ
花束ブランドの丸富製紙
花束ブランドの丸富製紙
5箱入り198円 1組26銭
5箱入り198円 1組26銭

My FRANCHE

辞書でひくとfrancheには率直なというような意味があるらしい。
ティッシュの名前としてどうなのかという疑問はあるが、おしゃれな感じはする。
ちなみにイデシギョーというのは日本一のポケットティッシュメーカーだそうである。
おしゃれな感じは伝わる商品名
おしゃれな感じは伝わる商品名
ティッシュ界の久石譲
ティッシュ界の久石譲
5箱248円 1箱25銭
5箱248円 1箱25銭

サラサ

このサラサは、今回唯一外国製のティッシュだった。
インドネシアで作られているようで、サイズもひとまわり小さい。
ユニバーサルペーパー株式会社は、アジア・パルプ・アンド・ペーパーというアジア最大級の製紙企業の子会社らしい。
ティッシュなどというかさばりそうな物も、海外から輸入した方が安い時代なのか。
ティッシュの箱でアジアを想像する
ティッシュの箱でアジアを想像する
インドネシア製
インドネシア製

名もなきティッシュたちよ立ち上がれ

なんとなく、クリネックスとかスコッティの方が高級なのかと思ったが、たしかに安いものは一部紙のしなやかさが少ないかなあという気はするものの、インディーズ系でも十分にティッシュとして活躍するクオリティだった。
とくにプレミアムタイプのティッシュは、メジャー系と遜色ない使い心地で、今後は積極的にインディーズティッシュを応援していきたいと思った。
がんばれインディーズ
がんばれインディーズ

そして大量のティッシュが残った

というわけで、インディーズティッシュを買い集めたわけであるが、結局いま33箱のティッシュが家にある。
これは新婚家庭でもそうそう使い切れない量だ。
チリ紙交換に古新聞と取りかえてもらった方が、暇つぶしになるかもしれない。
なにより、収納スペースを占領しているので、はやく消費したいところである。
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